舶匝

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「サザエさん」の原作者・長谷川町子はかつて、断筆を決意して画材を全て捨てていた。

2020-07-25 22:58:42 | 俳句
で、暫くすると、再び描き始めた

……という逸話を、
『ALS女性が医師2名により「安楽死」した問題の異例さ 「今必要なこと」を考える』
という思慮に溢れる記事の

ALSの患者さんも息苦しさや痛み、心理的なつらさなど様々な苦痛を経験し得ます。もちろん患者さんの苦悩をすべて取り去ることはできませんが、緩和ケアの介入による薬の調整や訴えを聴くことで、だいぶ楽になった、それでも生きやすくなったと伝えられることもありました。

の箇所に触れて、思い出した。

緩和ケアは、、、、

「あまりに副作用がヤバすぎて滅多に使われない」バルビツール酸系の鎮静剤を、
胃瘻経由で投与、
という真っ当な臨床医ならば、決して行わない方法(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61918960V20C20A7000000/)
と比べると、原価(特に人件費)の掛かる方法。

とは言っても、
手元に150万円もあるならば、
自費であっても、緩和ケア周りで使える選択肢は、それなりにあったでしょう。
(尚、カトリック教会の神父様は、「訴えを聴くつまり、傾聴の訓練を神学校で受けています。)

ちなみに、長谷川町子の断筆を、
当時の掲載紙は

「休筆」

として取り扱った。
「気が変わって、再び書き始めるだろう」と見込んで。



人とは、翻意できる生き物です。



扇風機 そっぽ向いても また吹かす  (舶匝)

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追記。

などという人道に反する勘違い野郎が存在することを、深く遺憾に思う。
 

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