
大阪水曜ほっと集談会、最近自尊心の高い一世です。
私の森田療法を学びながら生活をしてきた日々は、
自尊心を取り戻すプロセスではなかったかと思うのです。😓
なぜやりたくもない仕事を自ら引き受けたり、
なぜかお金もないのに過剰に人におごったり、
なぜ行きたくないミーティングに参加したり、
なぜ些細なことに心が苛立ち飲酒に逃げていたのか、
その答えがいまでは手に取るようによくわかります。
一言で言うと本当の自尊心が持てなかったからです。
森田療法を学ぶ自助グループ活動を通じて、自分の性格のプラス面を知り、
そこで出会った仲間の皆さんと受け入れられたり、受け入れたりする経験を通じて本当の自尊心を取り戻したような気がするのです。
肩書きもお金もなくても、私がそこに存在するだけで必要とされたり喜んでくれる人がいる。
そう思えることは何十億のお金や肩書きよりも価値あるものではないかと思います。
もちろん何十億どころか非正規社員で、ギリギリ生活の私がいうのも笑ってしまいますが、、、、
依存症研究の第一人者、
斎藤学(さいとう さとる)先生からは、
森田博士とともに多くの気づきとインスピレーションをいただいています。
※今日の心に響く言葉😀
私が使っている自尊心とは、自分を大切にできること、
自分を価値あるものと考えられることです。
必要な時には自分を守り、危ない状況からはちゃんと逃げられる。
これが自尊心をもった人間の行動です。
自分勝手・自己中心的な態度とどこが違うかというと自尊心の高い人は自分だけでなくて他人をも大切にします。
他人も自分と同じように大切で価値のある人間だと感じる、
他尊心も持っています。
自尊心が低い人は、他人にNOを言うのがヘタです。
我慢して我慢して、突然、爆発したり、自分がやりたくもないものにつき合わされたり、強引に誘われるとついていってしまったり、
それが嫌になって他人と関わるのをやめてしまったりします。
イヤなことはイヤといい、これはちょっと危ない人だと思ったら、
あなたとは付き合いたくない、その場所には行きたくないという。
そうでなければ健康な人間関係をつくるのは難しいでしょう。

2025.3.22 一世
※・斎藤 学氏著
・自分のために生きていけるということ・大和書房より一部抜粋