
大阪水曜ほっと集談会一世です。
漫画家赤塚不二夫氏の描いた天才バカボンというアニメがある。
このアニメには深い思い入れがある。
当時小学生だった私はこのアニメを見ている時に突然死の恐怖に襲われて家を飛び出たのである。
なぜかわからないが当時の貧困を絵に描いたような環境や病弱であった母親が私の心に不安を与えたのかもしれない。
この天才バカボンのパパというキャラクターが面白い。
彼はいつも最後にこう言うのである。
これでいいのだ。
長い間これでいいのだ、今のままの自分でいいのだと思えなかった私です。
何かしら自分の存在や、自分らしく生きることに確信が持てない時期が長く続いた。
最近まで周りのため、家族のため、職場のためと、いつも自分の心を横に置いて、
自分のために生きるという、ごくごく当たり前のことに躊躇する自分がいた。
思えばそのことで自分も周りも息苦しくしていたのではないか?
もう、そろそろ、そんな自分を解放してもよいのではないか!
※今日の心に響く言葉
これでいいのだと思えることが、
実は一番の変化であり、あるがままを認めれば、変化は1人でに起こってきます。
なぜなら、自分というもの、自分が必要とするもの、求めるものは刻々と変化しています。
ですから、あるがままを認められれば、変化せずにはいられないのです。
これに反してよい子や良妻賢母は、
他人に対して固定された状態を意味しています。
変化がありません。
こういうものに自分を閉じ込めてはならないのです。
2025.3.21 一世
※・斎藤 学氏著
・自分のために生きていけるということ・大和書房より一部抜粋