
大阪水曜ほっと集談会一世です。
グリーフケアと言う言葉がある。
深い悲しみを抱えた人に寄り添うという意味らしい。
一般社団法人 日本グリーフケア協会のホームページの冒頭にはこのように記してあった。
悲しみへの準備はできません。
悲しみへの準備は出来なくても、それを和らげたりケアーすることは出来ると言う意味でしょうか?
何でもかんでも森田療法に紐づけるつもりはありませんが、森田療法の副産物としてグリーフケアの効果があることは、私自身肉親の死を通じて考えてきたことです。
近年森田療法の裾野が広がるにつれて様々な組織、宗教法人、NPO法人、
一般社団法人など心の問題を扱う組織との交流や学びは必要不可欠だと考えています。
おそらくそのことによって森田療法がより一層身近に感じられるのではないでしょうか!
近い将来中学校や高校の教科書に森田療法や自助グループ活動のことが大きく掲載される日が来ることを願ってやみません。
※今日の心に響く言葉
(一般社団法人日本グリーフケア協会 公式ホームページより抜粋)
悲しみを癒すためには、
1. グリーフにより起こることについて知識をもつこと。
おおよその一般的症状(反応)、悲嘆の期間など。
2. 充分に悲しみ、何らかの方法で悲しみを表出して行きます。
受け止めてくれる人の存在や自ら悲しみを整理して行く作業が必要です。
信頼できる場での心の解放、悲しみを癒すための機会創出、システマティックな心の整理を行うことによって、グリーフを軽減させることができます。
3.時には、人の情けや助けをすなおに受け入れましょう。
また、人さまの力をお借りしましょう。
そしていつしか人生のなかでお返ししようと言う思いを失わずに生きてみましょう。

2025.3.23 一世