「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

8月20日(火)20時~・8月21日14時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

友人が出来ないという悩みについて

2021年07月31日 01時40分58秒 | コラム 

 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

集談会で様々な悩みを聞かせていただく。

それは、かつての私であったり現在の私であったりする。

対人不安の強い若い集談会の仲間がいる。

彼らには友人が出来ない、友人がいないという悩みが多かった。

振りかえると10代の私もそのような傾向があった。

なにぶん10代で、生老病死の問題に関心があったので同世代の学生と話が合うはずがない。

10代で、外見とは裏腹にどこか老成しているところがあった。

必然的に芸能ネタや映画、テレビやスポーツネタなどで話がかみ合うことはない。

人とうまく会話が出来ない➡自己改造を試みる➡自信喪失に陥る➡人と更にうまく会話が出来ない。

この無限ループに陥ると生きるのが本当にしんどくなる。

仕事がら、3ヶ月で300枚の名刺が無くなったことがある。

そのような環境の私ですが、ある時期世界から切り離されたような離人症的な感覚に陥ったことがある。

若い神経質性格で人間関係に悩む友人に伝えたい。

〇友人は同世代以外でも出来る、むしろ同世代でない方が良い。

先日私は、ある方に健康について色々教えていただいた。

年齢は、88歳で父親より年長である。

自ら食事について徹底的に研究し、今尚、大学のオープンカレッジに通われている方である。

自ら長寿を立証されていて尊敬できて、利害関係が無いので私には友人である。

〇友人は人間でなくても良い。

動物好きな方は、犬が友人でも良い。

書物を通じて、最近ではYouTubeなどでも、感性が合えば画面越しでも友人である。

私などは人間が厚かましいので、YouTubeで見て会いたいと思った人に逢ってしまったりするがオススメはしない。

〇何でもよいので、趣味や勉強会のサークルに所属してみる。

私は若い頃から音楽サークルなどいくつかのサークルで活動してきた。

結果として年齢、職業、性別に関係なく知人が増えた。

そこから、気の合うつながりも生まれ、更に何か役割を担うことでメンバーとして認知される経験もした。

集談会もその一つかもしれない。

〇友人のハードルを下げる。

完全にすべてを理解してくれる友人などいない。

相手と自分の合う部分で交流し、相入れない部分は、見て見ぬふりをする。

〇森田療法を学ぶことで、自分遊びが出来るようになった。

群衆の中の孤独、広場恐怖のような感覚を持っていた私ですが、最近ひとりが楽しめるようになりました。

以上思いついたことを書いてみました。

私には時々このブログを読んで、ラインをくれる若い友人が何人かいます。

本当に素直にうれしいですね。


2021・7・31 一世


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パッチもんとほんまもん!

2021年07月30日 08時28分31秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

本日は少し過激な私です。

残念ながら未だに森田療法を症状を排除するための対症療法としてとらえている方に出会います。

そう言う方に共通しているのが、やたら森田理論に詳しいのです。

森田先生はこう言われているとか、全集第何巻に記述があるとかやたら詳しいのです。

あんたは、森田辞典か?

森田先生に直接会ったのか?

私はこれをパッチもん森田と呼んでいます。

パッチモンとは、大阪弁で偽物、まがい物というような意味です。

関東では、バッタもんですね?

ちなみに対義語は、ほんまもんでしょうか?

本物と言えば森田先生の門弟であられた水谷啓二先生は、とことん本物にこだわった方という印象です。

勝手な私の想像です。

その水谷先生は、58歳で亡くなられています。

私は先日先生の年齢を超えました。

とても不思議な感覚です。

私が100年生きても先生の境地には辿りつけないでしょう。

若い頃水谷先生の書かれた胆力がつく本に出会いました。

今は改定されて下記のタイトルになっています。

心に力がわく5つのヒント いま必要な“あるがままに生きる強さ”とは何か (青春文庫)

私はこの先生の本から心の深層と螺旋型に生きることを学びました。



2021・7・30 一世


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子どもたちの笑顔に包まれて!

2021年07月29日 04時14分13秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

見た目は子供、頭脳は大人が名探偵コナン君です。

私は反対に見た目はおじいさん、頭脳は子供です。

「なんやそれ?」

昨日地元のお寺で小学生を対象にしたサマースクールが開催されました。

ご住職の法話の後、元校長先生による腹話術やおもちゃ作り体験をしました。

なぜか私は子供の検温に消毒、そしてスイカを子供に配ったり、おもちゃ作りのお手伝いで朝から大忙しでした。

元々こどもが、大好きな一世です。

コロナ禍以前は、夏の盆踊り大会で子供向けのヨーヨー釣りなどのお手伝いもやっていました。

家族連れで子どもの楽しそうな笑顔を見るのが大好きでした。

地域の活動にも参加する心の余裕が出来たのも森田の学びによる価値観の変化です。

今回小学1年生の子供との会話は本当に楽しかったです。

すぐに話かけてくる子供もいれば、あまり話さずおとなしい子供もいます。

どうしても神経質そうな子供に眼が向きます。

さてふだん世俗に浸りすぎて、煩悩まみれの私です。

お寺で煩悩を払うつもりが、煩悩が多すぎて払いきれません。

最後にこどもに、おやつを配って閉会です。

来年も来るんやで!

と言うと、はーいと返事が返ってきました。

来年は、孫を連れて参加するつもりです。

最後に森田療法と何の関係があるのかと言われそうなので、神経質について書きます。

ずばり幼弱性は克服も、打破も出来ません。

子どもの部分を無くすなんて、もったいないと思いませんか?

好奇心と純なる心の発動が満たされない人生など、私には何の興味もありません。

少し表と裏の使い分けが出来るようになったくらいで、大人になったと言うな!

ちょっと誤魔化したり、自分と向き合うことから逃げているだけじゃないのか!

いつも子供から、純なる心を学んでいる一世です。


2021・7・29 一世


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今日まで何とか生きてきました!

2021年07月28日 06時56分10秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

本日59歳になった私です。

それがどないやねん!(こころの声)

今日まで何とか生きてきました。

職場で評価されることもなく、家族に感謝されることもなく、発見会に貢献することもなく潜伏期間59年です。(綾小路きみまろ氏口調)

ところで私は昭和30年代生まれです。

バリバリのおじさんです。

振りかえりますと映画3丁目の夕日に描かれたような昭和ノスタルジーを感じます。

自宅に電話回線が引かれたのが、小学校3年生頃だったと記憶しています。

手塚 治虫氏のジャングル大帝を見ていました。

10歳頃突然、死の恐怖に襲われました。

恐怖のあまり、家を飛び出したことを覚えています。

その頃から神経質性格の兆候がありました。

当時の貧しい我が家の経済状態も背景にありました。

おもちゃも、家族旅行もなく、外食は年一回でしたね。

しかし社会全体が貧しかったので、それでも幸せだったと思います。

今日、物はあふれスマホ依存になるほど情報の洪水に見舞われています。

温暖化による自然災害、政治的な分断、貧富の二極化が進んでいます。

人類は、本当に幸せを手に入れたのでしょうか。

受験、就職、結婚とセオリー通りに生きてきました。

そろそろ脱線しても良いかなと思う日々です。

暴走おじさんにならないように気を付けます。

最近まで心のとらわれを何とかしようと小賢しい努力をしてきた私です。

放置しておけば自ずと自己内省が働き軌道修正が出来たはずです。

それを意志の力でねじ伏せようとした結果が地獄への入り口でした。

森田療法の学びにより行動の自由をそして更に心の自由を得た私です。

嫌いはものは嫌い、苦しいことは苦しい。

そのあたりまえのことに気づくのに59年を要した私です。

いつかこの森田の恩恵を何らかのカタチで次世代の若者や社会に還したいと本気で考えています。


2021・7・28 一世


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人間の寿命

2021年07月27日 11時24分40秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

暑中お見舞い申し上げます。

初めにお伝えしておきますが森田学習には、全く役に立たないブログです。

暑さのせいで頭が更に混乱している私です。

さて、人生100年時代と言われています。

発見会も100年森田を標榜しています。

先日80歳の父と1歳の孫娘が会話をしていました。

一体何を話していたのか?

不思議です。

ところで明日私は、59歳の誕生日を迎えます。

誕生日は、自分が祝われる日ではなくて、生んでくれた両親に感謝する日と言われた方が有ります。

明日母に感謝の言葉を伝えます。

さて、以前の夫婦の会話です。

あんたとは、めっちゃ仲が悪いけどあんたが寝たきりになったら面倒をみたる。➡嫁

ほんまかいな?➡私

ところで何で先に私が寝たきりになって、逝くと決めつけているのか?

➡私

絶句で無言➡嫁

世の中の奥様方のほとんどは、旦那が先に逝くと決めつけているのかもしれません。

それ以来、免疫を高めるためにウオーキング、自炊、早寝、早起きをしている私です。

100歳で集談会で自己紹介をするのが、今の私の夢です。

最後に森田先生の言葉をご紹介します。

「神経質者は、石にかじりついても生きねばならない」(全集第7巻)


2021・7・27 一世


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