ドコモのWebサイトによれば今回のアップデートにより改善されるのは「通話中、相手の声に雑音が混入する場合がある」事象とされているが、端末で表示する更新内容の詳細では「デバイス安定性の改善及びバグのフィックス」「新機能又は改善型機能」「パフォーマンスの更なる向上」が含まれていると記されている。機械翻訳とみられるぎこちない日本語が気になるが、とにかく良くなることに期待ができそうだ。
![GALAXY Note Edge 2015/2/2のアップデート内容](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8d/1e898017fc3943c379f0dc77dad216e2.jpg)
![ぎこちない日本語での更新内容](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/00/af6386611a47e96482be7b593a0dd5ff.jpg)
端末に通知が届いたのを確認したので、さっそくソフトウェア更新を始めたのだが、120.14MBという更新ファイルのサイズがモバイルネットワークでダウンロードできる最大許容サイズを超えているという理由で先へ進めない。親切なのはありがたいが、この時代に120MB程度で先に進めないのも困ったものだ。
しょうがないので手元のiPhone5cでWi-Fiテザリングを設定し、ダウンロードを継続することにした。
![モバイルネットワークでのダウンロードは不可](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/13/9ee6ce8c978b97dec279057db686642a.jpg)
![Wi-Fi接続に切り替えて更新ファイルをダウンロード中](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b9/ac30186436ac92b72c558bd0b9f2b218.jpg)
更新ファイルのダウンロードは2分強で終了し、今すぐインストールをするか更新を予約するかの選択画面が表示された。迷わず「インストール」を選択すると、再起動の確認画面を経由して約10分後には更新作業は無事完了した。
![更新ファイルのインストール確認画面](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/7d/150f40746cf0408f2f51ae5fd013c421.jpg)
![インストール作業から更新完了までは約10分を所要](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/bb/65ae286aff67d9988a2e0fdcf3129ba0.jpg)
まず、端末情報で更新前後のソフトウェアのバージョンを比較してみる。
ベースバンドバージョンはSC01GOMU1ANJ3からSC01GOMU1AOA3に、カーネルバージョンは3.10.D-2918647から3.10.D-3935988へ上がり、含まれる日付も2014/10/4から2015/1/19に進んでいる。ビルド番号はKTU84PSC01GOMU1ANJ3からKTU84PSC01GOMU1A0A3に、これはベースバンドバージョンと同じ変化の仕方だ。SE AndroidのステータスはSEPF_SC-01G_4.4.4_A025がSEPF_SC-01G_4.4.4_A30になり、日付は2014/12/05から2015/1/19に変わっている。
![更新前の端末情報](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/79/cf108798217b9736d194b980c91c9cdd.jpg)
![2015/2/2更新後の端末情報](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9b/dab9702261086c037a5a701ec162983e.jpg)
ドコモWebサイトに掲載された通話に関する改善事象には心当たりがなく確認しようがないのだが、更新後のメニューを確認していくと、GALAXY Note Edgeの顔とも言うべきエッジスクリーンにいくつか変化を見つけた。
まず、「エッジスクリーン」の設定メニューがテキストベースに差し替えられた上、メニューに「エッジスクリーンを左側に表示」が追加されていた。ニュースサイトによればIFA2014で発表・展示された際には搭載されていた機能なのだが、日本語版発売の際にいったん削除されたとのこと。
端末を180度回転させることでアイコンがクルッと回転しエッジスクリーンが左側に表示される。これで左利きの方にとって使いやすくなる…のだろうか。なお、この状態ではハードキーが画面上方に存在することになるが、代わりにホームボタン等が画面上にソフトウェアキーとして表示されるので実用上の問題はない。
![エッジスクリーンのメニューはテキストベースに変更](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/12/b0c5511b10bc6c83303399ffef7198ce.jpg)
![端末を回転させるとエッジスクリーンが左側に表示される](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/58/67eaf459a0a577fd7c578499ab96a494.jpg)
このほかエッジスクリーン周りでは、ロック時に表示される背景画像であるExpress meパネルとFlip Wallet装着時に利用できるスタイル時計にも新デザインが追加されていた。
![Express meに新デザインが追加](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/96/62c1234ceedb0b90c974108832afbccc.jpg)
![Flip Walletのスタイル時計にも新デザインが追加](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e5/2f66607b402747d6f4cd8938b7ca5169.jpg)
今回のソフトウェア更新では、これ以外にも機能向上されている部分があるかもしれない。
発売から4か月を経過してようやく行われたソフトウェア更新だったが、3年前に利用していたGALAXY SIII SC-06Dでは毎月のようにアップデートが配信され、細かな改善が重ねられたことを今でも印象深く覚えている。
GALAXY Note Edgeは私の期待に比して成熟度が低いと感じる部分が多く、今後も継続的なアップデートによる地道な改善を望みたい。(現時点)のウィークポイントである「電池持ちの悪さ」と「操作上感じる若干の引っかかり」がどの程度改善されているのかは、しばらく利用してから判断することにしよう。
【参考】
- GALAXY Note Edge SC-01Gに2回目のソフトウェア更新が提供開始。 (2014/12/30)
- Flip Walletは「買い」だったのか? GALAXY Note Edge購入から2か月。 (2014/12/30)
- GALAXY Note Edge純正カバーFlip Walletを購入 (2014/10/26)