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Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに通算13回目のアップデート配信

Android 13へのアップデート後初の更新

 2023/3/13から、ドコモ版のGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに発売以来13回目のソフトウェア更新の配信が開始された。前回は2022/12/19に行われたAndroid 13へのOSアップデートを含む更新で、あれから3か月以上の間隔が空いている。アップデートの種類は「品質改善」、ドコモのWebページに記された「改善される事象」に目を通しても特筆すべき内容はない。

2023/3/13配信の更新で改善される事象

 今回のアップデートファイルの容量は872.53MBで平均的な大きさと言えるだろう。

更新のインストール準備が完了

 更新にかかった時間は約12分だった。

端末を更新しました

 恒例により、ソフトウェア情報の画面で各種ソフトウェアのバージョンを比較しておこう。
 ベースバンドバージョンはSC52BOMU1CVK6からSC52BOMU1CWB2、ビルド番号はTP1A.220624.014.SC52BOMU1CVK6がTP1A.220624.014.SC52BOMU1CWB2に、いずれも末尾3文字が「VK6」から「WB2」に変化している。カーネル番号に含まれる文字列も同様だ。カーネルバージョン及びSE Androidのステータスの項目に含まれる日付は2022/11/25から2023/2/17で3か月弱分進んだ。
 このほか「セキュリティソフトウェアバージョン」のASKSとSMRと記された項目のバージョンが変化していることが確認できる。
 Androidセキュリティパッチレベルは2022/12/1から2023/2/1に更新された。

更新前後でソフトウェア情報を比較


 Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bには2021/4/22の発売から2年間で13回のソフトウェア更新が提供されたことになり、平均すればおよそ2か月に1度のペースになる。2022年1月にSamsungから発表された3世代のOSアップデート提供の対象機種に含まれていて、次期Android OSへのバージョンアップのほか4年間のセキュリティアップデートの提供も謳われていることから、(ドコモのサポート方針にもよるが)2024年まではセキュリティ上安心して利用し続けられると思われる。
 一方ですでに2023年モデルのGalaxy S23シリーズがグローバルで発表・発売されており、国内でも2023/4/6に発表会が行われることが告知されている。発売日から2年間使用してきたGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bだが、私が更新作業を実行するのはおそらく今回が最後になると見込んでいる。


参考

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