■発売から41日目のソフトウェアアップデート
ドコモから発売されているGalaxy S21 Ultra 5Gに、2021/6/2から「品質改善」のソフトウェアアップデートが提供されている。
ドコモのWebサイトに記されている「改善される事象」は、「シンプルマイク01で音声による終話が出来ない場合がある」事象の改善とセキュリティパッチレベルを2021/5/1に更新する2点のみだ。
ソフトウェア更新の画面は、Galaxy Foldや Galaxy Z Flipなども描かれているGalaxy独自のデザインだが、ここにもソフトウェア更新の内容に関する追加説明はない。唯一の新しい情報はダウンロードサイズが1392.32MBと分かること。
「今すぐインストール」をタップすると、真っ黒な背景画面で「ソフトウェア更新」が行われたあと、ドロイド君が登場し、さらに更新作業の進捗を示してくれる。ドロイド君、久々に見たなぁ。
最後に「スマートフォンの更新中」としてアプリの最適化が行われて、ソフトウェア更新は完了した。写真やスクリーンショットを撮りながらの作業は約12分を要した。
恒例により、ソフトウェア情報の画面で更新前後の差異を比較しておく。
ベースバンドバージョンはSC52BOMU1AUC4からSC52BOMU1AUE1、カーネルバージョンに含まれる日付は2021/3/5から2021/5/7に更新された。ビルド番号はRP1A.200720.012.SC52BOMU1AUC4からRP1A.200720.012.SC52BOMU1AUE1とベースバンドバージョンと同じく末尾の2文字だけが変化していた。その他に変化している項目は、「SE Androidのステータス」の2行目及び3行目と「セキュリティソフトウェアバージョン」の最後の1行、さらには2021/5/1に更新されたAndroidセキュリティパッチレベルである。
■アップデート厨は忙しい
Galaxy S21 Ultra 5Gでは、このソフトウェア更新の他に3箇所、更新の有無を確認する画面があるので整理しておく。
1つは、セキュリティの項目にある「Google Play システム アップデート」。この更新を適用した時点では2021/5/1で更新前と変化は無かったが、7月になってようやく2021/6/1に更新された。
2つめは、Galaxy独自のアプリストアGalaxy Storeである。カメラなど標準搭載アプリのアップデートもこの画面で提供されるので見逃せない。
最後がドコモアプリの管理画面だ。my daizなどプリインストールされているドコモアプリのアップデートはここが最速だ。
いずれのアプリストアも日が経てば自動更新がバックグラウンドで行われるので、手動で更新の有無を確認する必要性はないのだが「常に最新の環境」を求めるアップデート厨の心が安まる日はない。
【参考】
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに2回目のソフトウェア更新 (2021/7/23)
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに機種変更 (2021/4/25)
- Galaxy S8 SC-02Jに5回目のソフトウェア更新。セキュリティパッチレベルが2017年12月に (2017/12/29)
