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Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに機種変更

■さっそく開封。外観上のあれこれ。

 Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bが予定通り、2021/4/22の発売日に届いた。当日午前中の受け取りを指定していたが、ゆうパックの出荷連絡メールが届いたあとで最寄りの集配局止めに変更したので受け取りもスムーズにできた。このやり方なら時間外窓口さえ開いていれば、出勤前に受け取ることもできるかもしれない。

 さっそく箱を開けて同梱物を確認しよう。
 最初に目に飛び込んできたのはmicroSDカードリーダーだった。アイ・オー・データ機器製のUSB Type-C接続リーダーが試供品として同梱されている。後述するケーブルと異なり、このリーダーは取扱説明書に本体付属品として記載が無いが、Galaxy S21 Ultra 5GはSDカードスロットを搭載していないことから以前のGalaxyでSDカードを利用してきたユーザーへの配慮として追加されたのだろう。

試供品のmicroSDカードリーダー

 Galaxy S21 Ultra 5Gの本体付属品にACアダプタやQi充電器は含まれていない。
 ケーブルは両端がUSB Type-CのUSBケーブル(C to C)で、Smart Switchアプリを利用し、これまで使っていた端末からデータを移行するためのものだ。これも試供品なのだが、品名が「データ移行用試供品」となっているのが見どころか。

本体と付属品

 次に本体を眺めてみる。
 デザインが特徴的なリアカメラレンズ部分は、左側が上から1200万画素超広角カメラ、1億800万画素広角カメラ、1000万画素望遠カメラ(10倍)で、右側は上からレーザーAFセンサー、ライト、1000万画素の望遠カメラ(3倍)が並ぶ。レーザーAFセンサーがぱっと見カメラに見えるが、カメラは4眼である。

Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bの背面

 SIMロック解除をサクッと終えたあとドコモのSIMカードを差し込み、ディスプレイ側と背面に貼られた保護シートを外してから、あらかじめ用意していたカバーを取り付けた。ところが、なぜかうまく填められずバリのような透明な切れ端が飛び出してきた。最初はカバーの製造品質が低いのかと疑ったのだが、よく見ると端末の側面にピッタリと薄い透明な保護フィルムが貼られている。このフィルムも忘れずに剥がしておきたい。

側面にも保護フィルムが貼られているので気をつけろ!

 モバイルSuicaやiDなどをリーダーにかざす際の目安となるモバイル非接触IC通信マーク(おサイフケータイのマーク)は端末上部では無く、本体中央付近でさらにセンターからやや外れた位置にある。Galaxyシリーズでは伝統だが正直言って使いにくい。決済や改札を通過する場面では端末の真ん中より先端をリーダーにかざすほうが楽だ。アンテナやチップの配置を変更して改善できないものだろうか。
 ワイヤレス充電の位置は端末の中央から底面側で、docomo 5GロゴとGalaxyロゴで挟まれたエリアである。こちらはqi対応充電器にバランス良く置くために端末の中央付近でないと困る。

Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B モバイル非接触IC通信マークの位置

■One UIホームは素直な仕様で使いやすい

 Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bにあらかじめ用意されているホームアプリはドコモ純正のdocomo LIVE UXとSamsung純正のOne UIホームの2種類で、私はOne UIホームを選んだ。ホーム画面やアプリドロワーのグリッド数など、必要な設定項目はひととおり用意されている。Galaxy Storeまたはホーム画面設定の「ホーム画面について」のメニューから、最新版に更新しておきたい。

ホーム画面はGalaxy純正のOne UIホームを選択。グリッド数などが設定できる

 画面下のナビゲーションバーは常時ボタンを表示しておくことも、スワイプジェスチャーでの操作に切り替えることもできる。Galaxyシリーズ伝統の「戻る」ボタンが右端にあるレイアウトが使いにくければ、「ボタンの順序」で好みに合わせて変更できるので安心だ。

ナビゲーションバーのボタン順序は変更できる

 Galaxy S21 Ultra 5Gの6.8インチ有機ELディスプレイの解像度は、Quad HD+(3200ピクセル×1440ピクセル)が最大設定値なのだが、初期設定の2400ピクセル×1080ピクセルのFHD+のままにした。両方試してみたが、一部アプリの文字フォントが小さくなる以外に差を感じられなかったのでバッテリー消費の節減を優先した。

画面解像度はFHD+に設定

 最後にソフトウェア情報の画面でバージョンを確認しておく。
 Androidバージョンは11で、ベースバンドバージョンはSC52BOMU1AUC4、ビルド番号はRP1A.200720.012.SC52BOMU1AUC4と表示されている。カーネルバージョンに含まれる日付は2021/3/5、表記はKSTで日本とは時差が無い韓国標準時だ。Google Playシステムアップデートは出荷時点では2021/1/1だったが、2021/3/1に更新した。Androidセキュリティパッチレベルは2021/3/1である。

Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bのソフトウェア情報

■久しぶりのGalaxy、安定の高品質

 到着から3日間、各種の設定を自分に最適化しながら使っているがすでにかなり満足度が高い。15万円超の価格に見合うとは思わないが、端末だけを評価すればクオリティの高さは相変わらずだ。
 これから1年間(予定)のお付き合いとなる。

Galaxy S21 Ultra 5Gの環境構築完了

【参考】

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