
裁判傍聴&報告集会に参加してくださったみなさん、ありがとうございました(^o^)
60人以上の方が来てくださり、小法廷に入りきれずに、裁判を傍聴することができない方も出てしまいました。うれしい悲鳴ですね。
さてさて、今回の裁判において一番大きな決定事項は、来年1月15日の裁判で、原告の証人採用が決定したこと。弁護士によると、西松裁判の最高裁判決によって様々な戦後補償系裁判が敗訴していく中、海南島裁判の裁判官は、西松判決とは違った形の判決を出そうとしているのだそう。このチャンスを逃すわけにはいきませんね!!
裁判後の報告集会では、今年6月にハイナンNETメンバーで言った海南島報告や、小グループに分かれての質疑応答・感想会を行いました。参加者からは、様々な意見が出され、非常に活発な集会になったと思います。
ハイナンNETは、結審に向けて、そして、「慰安婦」問題を沢山の人に知ってもらうために、様々な取り組みをしていきます。裁判に来てくださったみなさん、そして、今回は都合が悪くて裁判に来られなかったみなさん、これからもご支援ヨロシクお願いします。そして、気軽にミーティングなどにも参加してみてください(^^)/
(きくちあゆむ)
60人以上の方が来てくださり、小法廷に入りきれずに、裁判を傍聴することができない方も出てしまいました。うれしい悲鳴ですね。
さてさて、今回の裁判において一番大きな決定事項は、来年1月15日の裁判で、原告の証人採用が決定したこと。弁護士によると、西松裁判の最高裁判決によって様々な戦後補償系裁判が敗訴していく中、海南島裁判の裁判官は、西松判決とは違った形の判決を出そうとしているのだそう。このチャンスを逃すわけにはいきませんね!!
裁判後の報告集会では、今年6月にハイナンNETメンバーで言った海南島報告や、小グループに分かれての質疑応答・感想会を行いました。参加者からは、様々な意見が出され、非常に活発な集会になったと思います。
ハイナンNETは、結審に向けて、そして、「慰安婦」問題を沢山の人に知ってもらうために、様々な取り組みをしていきます。裁判に来てくださったみなさん、そして、今回は都合が悪くて裁判に来られなかったみなさん、これからもご支援ヨロシクお願いします。そして、気軽にミーティングなどにも参加してみてください(^^)/
(きくちあゆむ)
私は、裁判傍聴は初めて!だったのですが、
傍聴席にいっぱい人が座ってると、こりゃあぁぁ裁判
官にプレッシャーあたえるなぁ!!って思いました。
傍聴席うめるの大事だからってハイナンネットのメン
バーがすごい頑張ってましたが、その意味が今回の裁
判を傍聴してすっごくよくわかりました
傍聴席がいっぱいになることで、歴史ってかわるんだ
ってすごく思いました。
10月18日の裁判もたくさんの方に傍聴して
いただきたいですね!
次回裁判は10月18日(木曜)14時開廷です!上記記事をご覧あれ。
裁判というものへの見方が変わった。
裁判は現実だった。
裁判は生き物だった。
人間の痛み、そのものを、公にするものだった。
霞ヶ関の高等裁判所に行ってきた。
中国の海南島で起きた戦時性暴力被害事件(「慰安婦」被害)の訴訟裁判を傍聴するため。
海南島裁判は日本の裁判所に訴えられている中ではもっとも提訴が遅い、「最後の『慰安婦』裁判」。
去年8月に一審判決が出されて、被害事実は認定されたけど、
法的には国の責任は問えないって意味で、敗訴の判決が出された。
今回は、その第二審。
ハイナンNETというこの裁判の支援グループの呼びかけでたくさんの若い人が集まり、傍聴席は満員。
威圧感たっぷりだった。
ハイナンNETさんがチェックポイントをまとめたレジメもくれて、海南島について知識の薄いカーンでも、真摯に裁判を見守ることができた。
この裁判の裁判官はけっこう理解がある人らしい。おまけに傍聴席の目もあるため、誠実な態度をとってくれるのだそうだ。
結果、今日は次につながる良い流れができた。
被害者のおばあさん(多分、陳金玉さんが出るらしい)と、
彼女たちの診断をした精神科医の野田先生の
尋問が決まったのだ。
これで、おばあさんたちのリアルな痛みが、直接裁判官たちに伝わる。
裁判官の取り組み方への影響も出てくると思うと、弁護士さんも言っていた。
裁判の後のハイナンNETの報告会が、とても良かった。
海南島で被害者のおばあさんと接してメンバーが感じたものがヒシヒシと伝わってきた。
そして弁護士団の方と近くで話せたのも良かった。
弁護士さんは言っていた。
おばあさんたちは過去に被害にあってからずっとPTSDや心の障害や差別に苦しみ抜き、自分を責め続けてきた。今でも悲惨な経験が、夢枕でリピートされる。精神的な被害は積み重なっていくのだ。
そんな彼女たちに対して以前の自分は、被害当時のことばかりが証言として大事と思い込み「その頃はどんな気持ちだった?」と聞いているだけだった。
しかし、野田医師がおばあさんの心の状態を読み解きながら話を聞くと、その口から積もりに積もってきた苦しみが溢れるように流れ出した。
自分のような弁護士という仕事をしていると、どうしても頭の中で事実を固めてしまう。精神的な被害は、そんな風に自分の概念だけではかれることじゃないんだ。
正直自分は、あの「法廷」にいる弁護士がそんなことを考えているとは思わなかった。この人は人間なんだなぁ、と思った。
人間が法律を武器に、日本に立ち向かっている。
だからこそ、こんな覚悟のいる大変な裁判に関われるんだね。
カーンも、これからこの裁判に傍聴って形で関わっていきたいと思います。