帰ってきて新聞を開いたら、わりと大きく宣伝が載っていて、じゃっかんのジェラシーを覚えつつ、興味深いイベントなので紹介まで。
◆あの戦場体験を語り繋ぐ集い~全国の老兵士、六十二年ぶりに一堂へ!~
http://www.notnet.jp/yoronsenjyohozonFrameset-01.htm
記事を見ると、当日は40名の元日本軍兵士がいらっしゃる予定だそうです。
僕も、最近、証言を集めた冊子をたまたま手にとって読んでいて、改めて
その重要性を感じています。
公文書に書かれたことのみが事実だとする見方には、多くの批判がすでに
なされていますが、一方でオーラル・ヒストリーの評価が高まってきて
いるように思います。例えば、私たちがたずさわっている海南島の少数
民族には文字を使わない民族があります。
ここで彼女たちが受けた被害を、文書として残っているものだけが語り
うるとするならば、それは何とも偏った、部分的な歴史に留まってしまう
でしょう。
そうした意味で、直接の加害や被害を語ったものでなくとも、証言は
歴史を複眼的に捉える視点の1つとなります。それを考えると、すごい
イベントを企画した人たちがいるものですね。(Juggler)
◆あの戦場体験を語り繋ぐ集い~全国の老兵士、六十二年ぶりに一堂へ!~
http://www.notnet.jp/yoronsenjyohozonFrameset-01.htm
記事を見ると、当日は40名の元日本軍兵士がいらっしゃる予定だそうです。
僕も、最近、証言を集めた冊子をたまたま手にとって読んでいて、改めて
その重要性を感じています。
公文書に書かれたことのみが事実だとする見方には、多くの批判がすでに
なされていますが、一方でオーラル・ヒストリーの評価が高まってきて
いるように思います。例えば、私たちがたずさわっている海南島の少数
民族には文字を使わない民族があります。
ここで彼女たちが受けた被害を、文書として残っているものだけが語り
うるとするならば、それは何とも偏った、部分的な歴史に留まってしまう
でしょう。
そうした意味で、直接の加害や被害を語ったものでなくとも、証言は
歴史を複眼的に捉える視点の1つとなります。それを考えると、すごい
イベントを企画した人たちがいるものですね。(Juggler)