龍田 樹(たつた たつき) の 【 徒然ブツブツ日記 】

目についたこと気になることをブツブツと語っていきます。たまぁ~に神霊的情報も有り。更新はかなり気ままですので悪しからず。

非常によく似ている時代背景 (極めて重要 その2) 

2011-07-21 17:42:40 | 神々さまと神界・幽界の基礎知識

Rさん、コメントりがとうございました。昨日書き忘れたことがあったので、本日補足いたします。

http://blog.goo.ne.jp/hachikun11/e/cb19e9c8a3c9ed094a8820b4e0d94bd4

↑ 上記は、2009年3月28日に投稿した、伊勢神宮式年遷宮についての記事です。

これを見ると、57回式年遷宮から始まる大正2年(1913)~昭和7年(1932)の20年間の状況が、平成23年の現在と極めてよく似ているように思えてなりません。この期間は、内宮は東にあり内政の年で『国内の諸問題が表面化し、それを解決する時期』にあたります。

この時期、大正12年(1923)に関東大震災が発生し、以降日本の経済状態は悪化していきます。そしてその経済閉塞を打開するため日本は中国満州の植民地化を企図し、ついに昭和6年(1931)満州事変を勃発させ、それ以降、日米開戦・大東亜戦争になだれ込んでいきます。

平成23年の現在も、内宮は東にあり内政の年にあたります。この20年間はバブル崩壊の尻拭いの20年でしたし、それにともなって内政についての数々の問題が表面化し、それらが解決するどころかますます混迷の度を深めています。そして、62回式年遷宮を二年後にひかえた今年、関東大震災を上回るような未曾有の東日本大震災に見舞われました。

57回式年遷宮の時期に発生した関東大震災という大きな禊(みそぎ)でしたが、おそらく、その禊をもってしても、当時の日本人の意識は変わりきらなかったのかもしれません。そこで、戦争という更に大きな禊の契機が発生し、原爆投下という人類史上初の災害を禊として受けたのかもしれません。

日本は、62回式年遷宮を前にして東日本大震災という禊を受けました。被害を受けた東北と東北の人々はそのために選ばれて、日本人の身代わりになったのだと考えています。このような厳しい禊を受けても、日本人の生き方や考え方が変わらなければ、また80年前のように更に大きな禊を受けなければいけないのだろうか・・・?と暗澹たる気持ちにもなります。(最近の私の厭世的な気持ちはそこに原因があります)

次の式年遷宮まで、あと、一年半しかありません。今回の大震災は、『次の式年遷宮は人心を一新して迎えよ』という神様のメッセージではないかと私は考えているのです。

私は、これからの日本のキーワードは“原点回帰”と“ダウンサイジング”ではないかと考えています。いたずらに経済成長を追い求めるのではなく、大量生産大量消費をやめ、農業を中心とし自然と共生を図り敬神の心を持った国造りが必要なのではないかと夢想したりするのです。

私は神棚を遥拝する際、「私は、この度の神々様のお示しを重大に受け止め、これまでの考え方や生き方を反省し、ご神意にそった生き方をしてまいりたいと願っております。なにとぞお導き下さいますようお願いいたします」と唱えていますが、唱えながら恐怖心も感じています。それは、『もし、“ご神意”が現代生活を否定されていたらどうしよう・・・。自分は現代生活を捨てて“ご神意”にそった生き方が出来るのだろうか・・・?』という恐怖心です。しかし、突き詰めて考えると、大震災を経験し『現代生活を捨ててもなんとか生きていけるのではないか?』とも感じています。

世界の中でアメリカと共に図抜けた贅沢な生活を享受しながら、幸福感がなく、感謝心のない日本国民は、これから“内面の充実”に目を向けていかなければならないと思います。

その第一歩が“感謝すること”ならば、一生懸命、毎日感謝していきたいと考えています。

 


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