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nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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訪問介護併設の居宅介護支援事業所の介護支援専門員の存在価値

2010-09-28 09:00:00 | 経営
いまの訪問介護の介護費は大きく分けて身体介護と生活介護とにわかれているようですが、この分け方に疑問はないのでしょうか。
洗濯や掃除といった身体接触のない介護は生活介護と分類されているようです。でも、こういう考えで介護支援を計画する訪問介護事業所併設の居宅介護支援事業所に勤めている介護支援専門員は疑問を待たないでしょうか。
四肢のマヒで洗濯や掃除、調理の動作ができないお客さまにかわって洗濯や掃除を行うなら生活援助なのでしょう。介護支援の視点として、日常の生活を自分で何とかできないか、そのためになにをしたらいいか、なにをしてもらったらいいか、そのためにはどう仕向けたらいいか、を考えて、たとえば洗濯とか掃除とかの介護サービスを位置付けるという計画だと思う。道具も整え住環境も整備しそのうえで訪問介護を入れて洗濯の一部の動作を一緒に行う、そういう計画をたてる介護支援専門員が多いと思うのです。
この場合のような訪問介護を生活介護という介護報酬に収めておくことは介護支援という概念から考えると、身体介護と生活介護という介護報酬の体系に違和感があるのではないかと思っています。

今の介護報酬の解釈では生活介護の範疇と解釈することになるのでしょう。
ですが疑問というより使い勝手が悪いのではないか。おそらく一番使い勝手が悪いと思っているが訪問介護事業併設の居宅介護支援事業所で働いている介護支援専門員だと思うのです。
血止めだけでない切り傷の薬や治療法を確立してきた医療のように介護支援を効果あるものにしていく作業は、介護支援業務から疑問をだすこと問題提起から始まると思う。そこに介護支援専門員の一つの存在価値がある。
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