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nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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介護保険が始まってかわったこと

2010-09-10 11:33:18 | 経営
介護保険制度が始まって10年が経ちました。それまでの高齢者福祉と介護保険制度と何がちがうのでしょう。よく言われることが措置という税で賄われ行政権限で行われていたのもが保険という仕組みで利用者選択になったと、たしかに制度から見るとその通りでしょう。
見かたを変えるとこうも言えます。措置で行われる方法と契約で行うわれる方法では制度に係る人々の数と種類が格段に違い、保険制度で行われているいま、制度に係る人は国民のほとんどがかかわっているといっても言い過ぎではないと思います。
当事者である高齢者とその家族、及びサービス提供に係る事業者が増えたことはもちろんですが行政も直接の担当部署以外に国民健康保険連合会もかかわりが生じました。それ以外にも民間の保険会社は損害賠償保険とやらでかかわり持っていますし自動車関連も福祉車両の普及という恩恵を受けています。金融機関は直接的な融資以外に早期決済による資金調達という金融商品が新たに生じました。国民は40歳以上の介護保険料徴収でかかわりを持たされました。
措置制度にくらべて介護保険になった影響は多くの人々が関係をもったということです。
多くの人々が関係者、当事者になるという事態は多くの人が介護保険に関心を持つということであり、そのあり方に関心を持つということです。
その関心がまず向けられるさきは介護サービスに係る行政と事業者となり、介護に携わる者は己に多くの目が向けられていることに気がついていいと思うのです。
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