東京星人のたわごと

千葉都民を卒業した自堕落なオイラの日々をつらつらと・・・

06ワールドカップ観戦記9

2006-06-18 06:54:27 | 蹴球
マッチ24【ポルトガルvsイラン】のイチオシ→20デコ(ポルトガル)
やっと出てきたポルトガルの中心選手。いわゆるワールドクラス。
この試合でもなかなか点が入らない展開の中
呪縛を解くようなスーパーミドルを中央からサイドネットに突き刺す。
ブラジルからの帰化選手だけど、そんな彼をして2軍もキツイ国ブラジルっていったい・・・

マッチ26【チェコvsガーナ】のダメダシ→21ウィファルシ(チェコ)
大混戦となっているグループE。
1点ビハインドの後半20分ペナルティ・エリア内のファウルでPK献上。
その後文句を言ったらしく(中継ではよくわからず)退場。
均衡していたゲームで数的不利となったチェコは徐々に守備で体力を削られてしまい
追加点を許しての完封負け。決勝トーナメント進出に暗雲が。
ゲームに勝てなかったのは彼の責任ではないが、ゲームに負けたのは彼の責任。

マッチ25【イタリアvsアメリカ】のイチオシ→21ドノバン(アメリカ)
[ゲーム・レポート]
Is this the football?
Never, but this is the football.
まぁそんなことが言いたくなるような退場者が3人というヒドイ試合。
でもそんな試合が面白いのもまたサッカー。

後が無いアメリカが序盤から積極的に前に出る展開。
でも前半22分に地力に勝るイタリアがカウンターから得た右35度のFKで
ピルロのピンポイントクロスをジラルディーノが頭で合わせて先制。

そんなの気にしちゃぁいられない、と攻め続けるアメリカは
後半27分のセットプレーでゴール真横の左からのクロスに
ファーで素早く反応し・・・反応したのはイタリアDFでみごとなOG。

こっから試合は大荒れ。
まずはローマの巨漢ボランチ、ロッシの見事なエルボーが
1トップのマクブライドに炸裂し、マクブライド流血。
審判の目の前で行われたこの行為でロッシ退場。イタリアピンチ。

そんなイタリアのピンチを救う男出現。
誰あろうその人アメリカのボランチ4マストロエニ。
前半終了間際に審判の目の前でピルロのボールをもっていない足下めがけ
ドロップキック炸裂。プロレス会場っぽくなってきて、やっぱり退場。

しか~し波乱はそれだけでは終わらず
後半開始からいくらも経たぬ間にアメリカのCBポープに2枚目のカード。
ひょっとしてゲームが荒れたのは審判のせいか?!
でも事実は揺るがず、彼も退場。ゲームは10人vs9人に。
でもここからが異常にファンタスティックな展開。
そりゃぁそうだ、何せ中盤全部省略で全てゴール前なんだモノ。

9人しかいないアメリカはまだ攻める。
使える手は何でも使うゼ、とばかりに交代カード3枚を使い切ったイタリアに
激しいタックルをかますと、たちまちピッチ上のフィールドプレーヤーは18人。

カウンターも冴えまくりで、へろへろのハズなのにガンガン前に上がり
遂にはゴールネットを揺らす・・・でもオフサイドの判定。
がっくり来たのか、そこから運動量が激減してサンドバック状態に。
そいでもどこかに国とは違って踏ん張り続けて勝ち点1をゲット。
3rdLegに気持ちばかりでも望みをつないだのは見事。

前半イタリアを攪乱したレイナも見事だったけど
後半9人になった後、カウンターで活路を見いだしつつ
DFもきっちりやったドノバンは◎。日本に帰化して欲しいほど。
代表経験者だからダメか・・・

付け足し、今晩の日本戦の予想~2-2くらいでどうよ。

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