今年は全国でクマによる被害が報じられていますが、この付近も同じ状況です。町のホームページにはクマの出没情報として地図がアップされています。ちなみに、軽井沢から小諸にかけて1000メートル道路と呼ばれる標高1000メートル付近を(だいたい)水平に走っている道路があるのですが、例年その道路付近でクマ出没が多かったのが、今年は町中のどこでも出没しています。ある日地図を見たら、自宅から100メートルくらいのところで出没していました。それも、朝夕ではなく、真昼間も何も関係なく。。。
バス停でバスを待っていた高校生が襲われた、という報道があるくらいなのでクマ鈴を持っていても仕方がない、ということになります。とにかく、いつどこで出会うかわからないということですね。ということで、この夏はジョギングも控えめにしてしまいました(ジョギングをしなかった言い訳でもあります)。
ちょっと前ですが・・・9月末のこと。そろそろ栗が落ち始めているだろうと、野栗を拾いにいったところ、人が来なさそうな林の中の野栗がほとんど拾われています。拾われている、というよりも少々つぶれたりもしていて、例年とは異なる様子。でも、やっぱり出遅れたか、と思って別の人通りのある栗の木を見に行ってみると、そこでは沢山の栗を拾えました。もちろん、野栗なので小さいですが、なかなかの収穫でした。
このミニ野栗の鬼皮をむいて渋皮煮にするのは旦那の役目。手がボロボロになるし、一日仕事で疲れ果てますが、これも季節のレジャーとして楽しんでいるようです。
★レジャーを楽しんでいる図↓
それはさておき、よくよく考えると、林の中の栗はクマが拾っていったのですね。去年まではそんなことはなかったので、これまでにないエリアにクマが出没していることを実感してしまいました。こんないい栗があるんだから、場所を覚えていて来年も来るんでしょうね。確かに、その栗の木の近くでもクマ出没情報がありました。そろそろ柿も欲しいところですが、それもクマとの争奪戦で命がけになりそうなので、今年はやめといた方がよいかな、と思う今日この頃です。
人間が野山に侵食したり異常気候だったりで、クマも大変なのでしょうが、なんとか棲み分けしたいものです。。。