Carpe Diem-Seize the Day-

Because life means just right now for us...

ずるいふくぎん

2012年04月07日 08時59分37秒 | 預かり・放棄・保護犬猫・愛護団体

本当に全くなふくぎん。

 

朝食を食べず。。。

暫くそのままにし

様子を見て居ると

お腹は空いて居る故、

ボウルを覘きに行く。

そして嫌な表情で

口も付けない。

仕方が無く、残り少なくなった

ケーキを混ぜる。

すると食べるのだが

この食べ方。。。

フードを一つ一つ口に

運び、ケーキだけ器用にも

食べ、フードは落とす。

そしてボウルには

ケーキは跡形も無い。

 

ボウルに残ったフードに

鶏引きを混ぜる。

これなら

流石のふくぎんも

巧い具合に

鶏肉だけ舐め取れまい、

とほくそ笑み

高を括ったが

それも難無くクリアされ

次はレバーを混ぜる。

すると観念をしたのか

或いは

呼び水?になったか

カリカリとフードも食す。

 

コズルイふくぎんと

頭のヨワイ飼主の

根競べの様で面白い。

「お腹が空きゃ食べるわょ」

はふきぎんには通用しない。

何しろ、この体高、体長

からすればどうみても

痩せ過ぎだ。

乳歯残存が痛いか?

結局は飼主が

我儘にして居るだけ

なのだ。。。

ふくぎんを責められない。

子憎たらしいが。



リリーちゃん飼主さんとの

2012年04月07日 08時40分11秒 | 猫さん・お馬さん・鳥さん・亀さん他動物

 

話を終え、

カートも無い為に

早いところ散歩を

切り上げなければ

ゆきの表情、態度が

段々険しくなる

と少し焦り気味に

歩を進めると

そういう時に限り

現れてくれる猫さん。

この子は時折見る子だ。

いつも薄汚れて居る。

遠目で判り辛いが

片目が潰れて見える。

完璧な野良さん

かも知れない。

何を食べて居るのだろう。

冬は寒いだろうなぁ

等と思いを巡らせて

居ると



今度は楽しそうに

2頭が借家の

一番手前の

家屋庭から

はしゃぎ、

出て来ようとする。



ゆきの姿を見付け

かたまる2頭。

もう目と鼻の先。。。



ゆき、嬉しいx2.。。

しかし追おうとはせず

唯、興味深気に

覘くだけであった。

いつもであれば

何の禁止もしない

飼主故、

ヒンヒンと行きたそうに

するが。。。

或いは、この子等が

逃げずに動かない

からなのか?

恐らく狩猟本能の

強く残るゆきは

逃げる物体を

追いたい、だけなのかも

判らないが。

これが未だに

少しばかりの謎だ。

或いは唯単に

体調が優れない

からかも知れない。

今回は

どうも後者の様な

気がする。



先の猫さんも

こちらの動向をジッと

見たまま

動かない。



気持ちは猫さん探し

なのか、借家から

離れるも

まだ探して居る後姿。

大股気味な事が

少しホッとする。



昨年の12月9日に

2012年04月07日 08時19分57秒 | 訃報

亡くなって居た、

シーズーのリリーちゃん

15才だという事だったが

実は腹部に大きな瘤を

ぶら下げて居た。

引き摺りそうな程の。。。

12月9日以降数度、

ダックスのルビちゃんだけを

連れ散歩して居るところに

出会い

何度と無く会話を交わして

居たが、

リリーちゃんは?

と野暮な質問等

出来ずに居た。

 

相手方飼主さんから

話し出すまで

知らぬ振りを通したい。

自分も恐らくそうだろう。。。

ゆきに万が一の事があれば

聞かれたくない。

うちの場合には

十人中十人に

聞かれるに決まって居る。

現在ですら、ゆき無しで

歩いて居れば必ず

聞かれる。

あれ?ワンちゃんは?

と。

ゆき飼主はゆき在っての

存在なのだ。

 

除草剤の小径で

リリーちゃん飼主さんから

亡くなった話を振って来た。

 

どの様な種類の瘤かは

判らないが

病院へ行って居る気配も経緯も無かった。

 

まぁ、其々の考えが

有るのだろう。

年齢を考慮し、ストレスを感じない

ワケはない病院にて

あちらこちら弄られ

侵襲は無いと言っても

保定し血検され。。。

を考えると

嫌な思いをさせずに余生を

送らせてあげる事も

飼主の務めなのかも

知れない。

当たり前だが

イヌには「今」しか無いのだから。

何か良からぬモノが

身体を蝕み、その為に

検査、治療をし、等

理解は出来ない。

。。。唯、我が愛する子の

身体に何が起き、

どういった物が巣食って居るのか、

程度の把握はして

置いた方が良い様な

気がする。

 

若齢、高齢に拘わらず

「病院は高いから」連れて行かない

飼主は多いと耳にする。

はっきり言う、それが高いと

思い、適宜なケアが出来ない、

施せないのであれば

イヌ、動物は迎えてはいけない。

「命を迎える」という事は

言葉通り「命に責任」を持つ事。

 

まぁ、リリーちゃん飼主さんの

話ではないが

何百万も費やし

或種のイヌを「買い」

適切なケアをしない飼主

も居るらしい。

そもそも「命」を金銭で「買う」

事自体、自分からすれば

ナンセンスなのだが、

日本の贖罪に因り

この「命の売買」は半永久的に

禁止にはならないだろう。

であれば買わなければ

良い話なのだが、

それでも愚かなニンゲンは

「可愛いイヌ」を買う。

そして喜ぶ。

 

---閑話休題---

リリーちゃんと最期に会ったのは

何時だったのだろう。

恐らく昨年の12月にも

会って居た様な記憶がある。

そこで、

元気ですね、等と会話をし

飼主さんも

寒い方が元気が良い

と言って居たと思ったが。

 

命が消えてしまう、と

いう事は本当に

悲しく苦しい。

今、ほんの数秒前まで

暖かかった生命が無くなる事は

耐え難い。

二度と目を覚まさない、

不可逆的な眠り。。。

 

---リリーちゃんのご冥福を

お祈り申し上げます---