goo blog サービス終了のお知らせ 

全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

人気道の駅に高速バス停車→旧大川小学校へのアクセスにも変動が

2023-06-28 23:14:35 | 高速バス

関連ブログ記事・・・2022/6/8付「旧大川小学校への公共交通によるアクセス(2022/6現在)

2023/6/16より、石巻市(旧河北町西部)の国道45号沿いにある人気の道の駅「上品の郷」(「じょうぼんのさと」と読みます)に、仙台市と登米市を結ぶ高速バス路線「とよま線」が停車するようになりました。

https://kahoku.news/articles/20230620khn000021.html

「じゃらんの道の駅利用者満足度調査で昨年、全国2位に選ばれたこともあり、利用者獲得を見込んで新設した」とのこと。

これまでは道の駅の前を通るにもかかわらず、高速バス用の発着場所が確保しにくいこと、仙台方面のバスは右折して乗り入れねばならず所要時間が長くなることから乗り入れていませんでしたが(2022/6に現地を訪問した際に道の駅の事務所で聞いた話)、集客力をバス会社側が認めたということなんでしょう。

ただ、運行会社「東日本急行」の公式サイトでは、新たに道の駅上品の郷に一部便が停車するようになったことはアピールしておらず、時刻表を見ないとこのことはわかりません。また、停車するのは一部の便(仙台発は朝の2便、仙台行は午後の3便)のみです。

https://higashinippon.co.jp/highway/toyoma.html

さて、ここ道の駅上品の郷は、石巻市北部(旧河北町・旧桃生町・旧雄勝町・旧北上町)に通じるコミュニティバスのターミナルとなっています。

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/bus/20130322165030.html

今回の改正で新たに設定された仙台駅発9:35→上品の郷着10:35の便は、定時で運行すれば上品の郷発10:43の北上地区住民バス<平日のみ運行>に乗り継げるようになっており、

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/bus/kitakamitikujuuminbasu20220401.pdf

11:10着の北上農協前で下車すれば、あとは旧大川小学校まで新北上大橋を渡って2km程度です。帰りは、北上農協前発13:36の北上地区住民バスに乗れば上品の郷に14:08に着き、14:52発の仙台行高速バスに乗り継げます。

一方、これまであった仙台駅を7:30頃に発車する高速バス便はなくなり、川の上(=高速バスの追波川運動公園バス停)を9:28に発車する雄勝地区住民バス<平日のみ運行>に接続する便は、1時間早い仙台駅発6:35の便となってしまい、しかもこの便は上品の郷には停車しません。

さらに、雄勝地区住民バス自体も2023/4/1付でダイヤが改正され、11~12時台の便が消滅したため、「雄勝地区住民バスを往復利用しての旧大川小学校訪問」はかなり困難になりました・・・最寄りの入釜谷バス停と旧大川小学校の間は1.2km程度離れているため

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/bus/osusankusen_20230401.pdf


熊本県の路線バスのほぼ全てが2023年秋に運賃値上げへ

2023-06-28 19:01:10 | 路線バス<運賃関係>

熊本県内で路線バスを運行する5社が、6月後半に順次運賃値上げを申請しました。県内はこの5社でほぼ網羅されています。

1.九州産交バス<主に熊本都市圏で運行>、およびグループ会社の産交バス<阿蘇・球磨・天草地方などで運行>・・・2023/6/16付

  https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/20230616-kaitei.pdf

2.熊本電鉄<主に熊本市北部や合志市・菊池市方面で運行>・・・2023/6/19付

  https://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/pressrelease_20230619.pdf

3.熊本バス<主に熊本市南部方面で運行>・・・2023/6/21付

  https://www.kuma-bus.co.jp/news/fareapp2023/

4.熊本都市バス<もと熊本市営バスの路線を運行>・・・2023/6/22付

  https://www.kumamoto-toshibus.co.jp/wp-toshibus/wp-content/uploads/a86bedac3c4c04d51c88304ef062c210.pdf

値上げ予定時期は九州産交グループが「2023年秋頃」、他の4社が「2023年10月頃」です。

前回の値上げ(消費税率アップの転嫁を除く)は2014年10月に各社一斉に実施されており、認可されれば9年ぶりとなります。

各社とも初乗り運賃が160円から180円になるのは共通ですが、実施運賃ベースの値上げ率は微妙に異なり、

 九州産交バス=8.4% 産交バス=4.9%  熊本電鉄バス=13.3% 熊本バス=14.6%程度 熊本都市バス=10.9%程度

となっています。


2023/6時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)

2023-06-28 00:51:11 | 国道163号改良

行程としては、2023/6/27付ブログ記事「2023/6時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その3)」の続きです。一方、報告対象の区間は、2023/2/17付ブログ記事「2023/2時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)」と同じです。

鹿畑東地区(近鉄学研奈良登美ヶ丘駅の北方のSカーブを短絡する区間)の様子。2023/2時点で工事が現在進行形だった場所は、年度末でいったん工事が終了してしまいました・・・ そこには、盛土からなる謎の構造物があるだけです。

現地の南側に、高台の上にある近鉄学研奈良登美ヶ丘駅に通じる階段があります。その階段の上側から現地を見た様子。どうやら、山肌を削って清滝生駒道路を通すようで、東西に延びるコンクリートの構造物は道路の境界線、そして盛土はその削る工程で必要になる足場の準備のようです。

ただし、そのすぐ東側の山すそには高圧線の鉄塔があります。清滝生駒道路を建設するには、どう考えてもこの鉄塔の移設が必要になりそうですが・・・

現地から国道163号を数分歩いたところにある用地買収済みの土地のフェンスに、完成予想図入りの工事看板が設置されていました。2023/2時点ではなかったものです。

現状では「これぞ絵に描いた餅!」状態です。先ほどの構造物は、完成予想図の右端の高架橋から盛土構造に切り替わる部分あたりに相当するようです。

(つづく)

 

 

 

 

 

 


北海道のタクシーの営業区域の状況(その6)

2023-06-28 00:03:21 | タクシー

北海道編はこれが最後です。

その1はこちら その2はこちら その3はこちら その4はこちら その5はこちら

北海道運輸局管内のタクシーの営業区域が別表として掲載されている資料はこちら

<旭川運輸支局管内> (上川総合振興局管内、宗谷振興局管内、留萌振興局管内および空知総合振興局管内の一部)

旭川交通圏

  旭川市・鷹栖町・当麻町・比布町

上川圏

  上川町・愛別町・東神楽町・東川町

富良野圏

  富良野市・南富良野町・占冠村・美瑛町・上富良野町・中富良野町

士別圏

  士別市・和寒町・剣淵町

名寄圏

  名寄市・下川町・美深町・音威子府村・中川町

深川圏

  深川市・妹背牛町・秩父別町・雨竜町・北竜町・沼田町・幌加内町

留萌圏

  留萌市・増毛町・小平町

羽幌圏

  苫前町・羽幌町・初山別村・遠別町・天塩町・幌延町

枝幸圏

  浜頓別町・中頓別町・枝幸町・猿払村

稚内圏

  稚内市・豊富町

礼文島

  礼文町

利尻島

  利尻町・利尻富士町

================================

上川圏のうち東神楽町と東川町は旭川市に隣接し、旭川市との日常的なつながりも鷹栖町・当麻町・比布町(旭川交通圏)同等に強いのですが、タクシーの営業区域としては旭川市とは別になっています。旭川空港は東神楽町に所在するため、旭川空港公式サイトの「TAXIによるアクセスご案内」に掲載されているタクシー会社は、東神楽町に本社のあるちどりハイヤーと東川町に本社のある東交ハイヤーの2社のみです。

深川圏に含まれる自治体は、幌加内町を除き空知総合振興局の管内です。幌加内町はかつて空知支庁の管内でしたが、2010年4月に支庁制度から振興局制度に移管した際に、地域性を鑑みて上川総合振興局の管内に移行しました。

 


2023/6時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その3)<6/28追記あり>

2023-06-27 17:56:12 | 国道163号改良

その1はこちら その2はこちら 現地付近のGoogleMapはこちら

関連ブログ記事・・・2023/2/16付「2023/2時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その4)

その1・その2で紹介した乾谷地区の工事の様子を上空から撮影した動画を、近畿地方整備局京都国道事務所がYouTubeで公開しています。

https://www.youtube.com/watch?v=cn654nSRJS0

現状の進捗では、「ここしか目に見える工事が進んでいない」わけですが・・・

 

さて、こちらでは続いて精華拡幅区間の西端部である精華町柘榴(ざくろ)地区の様子を報告します。

乾谷の工事区間が終わった先にある柘榴交差点付近では、用地買収済みの土地で埋蔵物調査が行われているようです(工事看板は見当たらず)。

路線バスは歩道のない現道ではなく、沿道に集落のある旧道を通ります。

高い位置にある旧道から現道を望む。2月時点で埋蔵物調査が行われていたあたりは、元の用地買収済み土地の姿に戻っていました。

盛土のあたりから精華拡幅は国道と別れ南側の直進ルートを取りますが、用地買収はどこまで進んでいることでしょう?

(つづく) 次の記事のタイトルは「2023/6時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)」になる予定です。

<6/28追記>

京都国道事務所は、ツイッターで(公式サイトに直接載らない情報も含め)いろいろと情報発信しています。

2023/6/20付ツイートは今回報告した区間の工事が対象になっており、

https://twitter.com/kyotokokudou/status/1670971735108390913

「R4年度の柘榴・川原遺跡に引き続き、R5年度は石原遺跡の埋蔵文化財発掘調査を実施しています」とのこと。

敢えて現地にその旨の工事看板を設置しない理由がよくわかりませんが・・・