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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

JR日高線廃止代替バスが一部だけ全国交通系ICカード対応になります

2022-05-25 01:29:05 | 交通系ICカード

5/20付ブログえりも岬に行くバスが全国交通系ICカード対応になります→回数券は発売停止の続きです。

上記ブログを書いた翌日に、ジェイ・アール北海道バスのサイトに以下の情報が掲載されました。

日高地域広域公共バス バリアフリー対応バス・ICカードの導入について

日高地域広域公共バスとは、災害による長期運休を経て2021年3月末限り廃止されたJR日高線の廃止代替バスを中心とする日高地方の路線バスの総称で、ジェイ・アール北海道バスと道南バスが分担して運行しています。

このうちジェイ・アール北海道バスが担当する

・特急とまも号(えりも~苫小牧間) 

・えりも~様似~浦河~静内間の一般路線バス

について6月1日から全国交通系ICカード対応となり、特急とまも号については基本的に(全国的にも一部の空港連絡バスでしか導入されていない)エレベーター付きバリアフリー対応バスで運行するとのこと。

なお、日高地域広域公共バスの時刻表は以下のURLからダウンロードできますが、

https://www.shinhidaka-hokkaido.jp/hotnews/files/00005200/00005226/20220331165053.pdf

以前からの日勝線に相当するえりも~様似~浦河間が全便ジェイ・アール北海道バス担当なのに対し、浦河~静内間は同社と道南バスが半々の運行で、静内~門別~鵡川~苫小牧間は全便道南バスの運行です。

道南バスは苫小牧・室蘭・洞爺湖周辺も含め全社的にICカード非対応なので、日高地方では「えりも岬に近づくほどICカード対応便が増える」ことになります。


2022年の「六甲・摩耶へのアクセス急行バス」は、GWの後は7/22まで運行なし

2022-05-24 18:21:37 | 路線バス

関連ブログ・・・2021/6/30付なかなか運行再開できない六甲・摩耶へのアクセス急行バス、2021/11/20付窓ガラスが割れて20日以上運休するケーブルカー

2021年の神戸市バスによる「六甲山、摩耶山へのアクセス向上を目的とする急行バス」ですが、当初計画では4月1日~11月30日の間の毎日運行を予定していたものの、緊急事態宣言・まん延防止措置の影響で半年間ずっと運休が続き、10月2日からようやく運行開始にこぎつけました。

2022年こそは春から秋までずっと運行できる・・・と思っていましたが、実は当初計画の時点で運行期間が大幅に短くなっています。

https://www.city.kobe.lg.jp/a71810/kurashi/access/kotsukyoku/bus/20220415.html

 六甲山へのアクセスとなる急106系統(JR六甲道・阪急六甲~六甲ケーブル下)=4月29日(金)~ 5月 8日(日)と、7月23日(土)~ 11月30日(水)の毎日運行

 摩耶山へのアクセスとなる急18系統(三宮・新神戸駅~摩耶ケーブル下)=4月29日(金)~ 5月 8日(日)と、7月23日(土)~11月27日(日)の 金曜、土曜、日曜・祝日のみ運行

つまり、GW終了後は、7月22日まで最初から運行していないわけですね・・・

 


京都駅となんばを乗り換えなしで結ぶバスが減便されます

2022-05-23 23:31:13 | 高速バス

関連ブログ・・・2022/5/7付閉鎖から6年、今も「大阪国際大学」枚方キャンパス行のバスは健在

京阪バスが運行する急行バス(主に高速道路を走行)「ダイレクトエクスプレス直Q京都」のダイヤ改正が5月28日に実施されます。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/01074/link_Czris.pdf

https://www.keihanbus.jp/express/namba/

https://www.keihanbus.jp/express/namba/pdf/express_de_kyoutot_20220528.pdf (改正後の時刻表)

京都駅八条口~京阪交野市駅~なんば (OCAT)を結ぶ路線について、多くの便の京阪交野市駅~なんば (OCAT)が廃止となり、一部は京都駅八条口~京阪交野市駅~星田駅(交野市内のJR学研都市線の駅)間の運行となります。

具体的には、京都駅八条口発のなんば行は

 <改正前> 平日=6:40,7:45,8:45,11:45,14:45,15:45,16:45,17:45:18:45,19:45 土休日=7:45~18:45の間1時間間隔

 <改正後> 平日=6:40,7:45,15:45,16:45,17:45:18:45,19:45 土休日=7:45,8:45,9:45,15:45,16:45,18:45

となっており、平日・土休日とも昼間の便がなくなります。

なんば発の京都駅八条口行も、改正後は平日=7:10,8:25,9:25,17:25,18:25,19:25,20:25,21:25・土休日=8:25,9:25,10:25,17:25,18:25,20:25となり、昼過ぎの便がなくなります。

確かに京都駅と大阪ミナミの間は電車だと乗り換えが必要<4月29日からは近鉄の観光特急で京都~大阪難波間の直通列車が1日1往復のみ誕生しました>ですが、バスの所要時間は1時間20分程度・運賃900円となっており、やはり乗り通しの客は一部の時間帯に限られるようですね。もちろん、本命はもともと「交野市内と京都の行き来(やはり電車だと乗り換えが必要)」で、それ故の路線短縮ですが。

ちなみに、「ダイレクトエクスプレス直Q京都」の大阪国際大学発着便は、時刻・バス停名とも動きはありません。


廃止された「阪急池田西のりば」のその後

2022-05-23 00:12:37 | 路線バス

阪急電鉄池田駅の北側にはバスのりばがありますが、長らく東西2つに分かれていました。

1970年代に池田市北部に開発されたニュータウン「伏尾台」が発展するにつれ、阪急池田駅とを結ぶバスの本数が増大したため、1980年代前半に阪急池田駅を高架化するタイミングで、駅の隣接地に新たにビルを建設し、その1階を主に伏尾台やその先の地域に行くバスのターミナル「西のりば」として整備したものです。電車を降りてから結構歩かされますが、スペース的には余裕がありました。

しかし時は流れ、伏尾台がオールドタウン化して夕ラッシュ時のバスの便数が減るとともに、入居しているビルも老朽化して、阪急電鉄としての総合的な見地から「ビルは全面解体、バスのりばは駅前に統合」となりました。解体後の跡地がどうなるかは不明です。

統合は4月18日に実施され、その直後からビルの解体が始まっています。

統合直前に「西のりば」に足を運びましたが、1980年代前半の雰囲気そのままでした・・・

池田駅側から見たビルの様子。すでに全テナントが退去していました。

そして、統合1か月後の様子です。既に建物の周りは柵で囲まれています。

伏尾台方面のバスは駅のすぐ前から出るようになり、利用者にとっては便利になりました。

 

 

 


大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)2022/5/21

2022-05-21 19:47:30 | 大阪湾岸道路西伸部

関連ブログ・・・2022/1/15付大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)、2022/4/30付大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)2022/4/29

5月21日時点の、六甲ライナー交差部より西側の進捗状況です。

浪速国道事務所が担当する部分の高架橋橋脚工事ですが、既に完成済みの橋脚が存在します。銘板も取り付けられています。

もっとも、この区間の供用開始は六アイ~ポーアイを連絡する橋の開通と同時になるはずです。現在の開通区間の末端である六甲アイランド北出口の次のランプ「六甲アイランド西ランプ」は西方面との行き来専用であり、大阪方面から出られる次の出口は六アイ~ポーアイを連絡する橋を渡った先のポートアイランド東ランプになります。

https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/17/04.html

六アイ~ポーアイを連絡する橋はまだ調査段階であり、下手をすると10年後もこのまま「道路の真ん中に未使用の橋脚が並ぶ状態」かもしれません。

その西側でも橋脚工事は着々と進んでいます。ちなみに、向こうに見えるコープこうべの食品工場は老朽化のため2025年3月末で閉鎖予定で、湾岸線延伸区間開通を見ることはありません。

一方、阪神高速道路会社担当の六甲ライナー交差部では、地質調査が始まったようです。