関連ブログ記事・・・2025/2/25付「2025/3~4に新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ」
JR東日本公式サイト上で公開されている「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」が2025/4/1時点のものに更新されました。これをもとに解説していきます。
<2025/4/1時点で既に利用可能>
(1) 2025/3/22からPiTaPaのシステムを導入したヤサカバス(2025/3/10付ブログ記事参照)は、前回2025/2/3時点の一覧表には未掲載でしたが、今般晴れて掲載されています。
(2) 2025/4/1の京成グループバス事業再編(2024/9/26付ブログ記事参照)で誕生した「京成バス東京株式会社」「京成バス千葉セントラル株式会社」「京成バス千葉イースト株式会社」「京成バス千葉ウエスト株式会社」は、 「京成バス株式会社」の次に並べて掲載されています。2025/2/3時点の一覧表では今回の再編で消滅した京成グループの各社(千葉中央バス、ちばグリーンバス、松戸新京成バス、東京ベイシティ交通、千葉交通など)が並べて掲載されていた場所です。
(3) 「奥州市コミュニティバス運行事業者」については、奥州市公式サイトに詳細が2025/2/28付で掲載されています。
https://www.city.oshu.iwate.jp/soshiki/2/1004/15372.html
奥州市が地元の貸切バス事業者「有限会社胆沢交通」に委託して運行する形となっており、同社の緑ナンバーのバス(コミバス向け車両である日野ポンチョ)を使用します。
<2025/4/4から利用可能>
◎公益社団法人2025年日本国際博覧会協会・・・大阪・関西万博を主催する団体
こちらの解説は、別ブログ記事「2025/4/4から「2025年日本国際博覧会協会」がSuicaなどが使用可能なバス事業者になります」をご覧ください。
<2025/4/14から利用可能>
◎株式会社和光輸送(和光観光バス)・・・埼玉県和光市の市内循環バス(わこば)の一部路線を受託運行(他の路線は東武バスウエストに委託)
掲載場所が「奥州市コミュニティバス運行事業者」の1つ前なので、PASMOではなくSuicaのシステムを導入することになります。
これは、「わこば」の同社が担当する路線の一部でこの日から車両が新しくなることによるものです。詳細は、別ブログ記事「和光市循環バスの一部路線で2025/4/14から交通系ICカードの扱いが変わります」をご参照ください。
<2025/6/1から利用可能>
◎大阪府交野市・・・コミュニティバス「おりひめバス」の一部路線(2025/3/26付ブログ記事参照)にICOCAのシステムを導入
<2025/7/1から利用可能>
◎神戸フェリーバス・・・神戸港発着のフェリーと鉄道駅などを連絡するバス<有料の路線バス扱い>を運行
掲載場所が「大阪府交野市」の次なので、ICOCAのシステムを導入するはずです。
なお、このブログ記事を書いている時点では同社の全路線とも現金オンリーとなっています。
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