全国交通ニュースブログ

尼崎宝塚線阪急立体の工事スケジュールが公開されました・・・現地のみで

2023/9/18付ブログ記事「尼崎宝塚線阪急立体、現地掲示のイメージ図によれば・・・」の続報です。

2024/2/12時点の現地の詳細な様子を報告します。

2023/10/25付ブログ記事で書いたとおり工事再開の競争入札の公示が2023/10/17付でありましたが、落札を経て実際に工事が始まるのは年度末になるようで、現地での工事は準備段階としての「側道南西側の電柱の移設工事(築堤側から家屋側に)」のみでした。

現地には、今後の工事に関する沿線住民向けの情報公開内容(2023/12/7付)が側道沿いの2か所に掲示されていました。ここを通過する車両からは決して見えず、インターネット上での公開も例によってありませんので、こちらで詳細を報告することとします。

工事スケジュールは以下のようになっています。

1.支障電柱の移設工事=2024/1/中旬~2024/3/下旬

2.道路改良工事その1=2024/3/上旬<あくまで工事契約締結時期>~2025/8/下旬

3.道路改良工事その2=2.の完了後に着手予定、終了時期は未定

4.阪急電鉄神戸線の跨線橋部分の架け替え工事=3.と並行して工事実施予定

1.は北行車線の仮設道路建設にあたり邪魔になるための移設で、側道南西側の3本のほか側道北西側<阪急の北>の4本も対象ですが、北西側ではまだ工事に着手していません。

2.の内容は、「仮設道路の整備に先立ち、現在の道路両側に山留め擁壁を整備し、仮橋掘削工を実施する」ものです。したがって、2025年夏の段階ではまだ仮設道路の完成には至らないわけです。

そして、3.の内容は、「仮設道路を整備し、一般車両や自転車、歩行者を迂回させたうえで、現在2車線の車道を4車線化し、歩道を再整備する」ものです。したがって、工事全体で重要な部分はほとんどこちらに含まれ、費用も期間も相当なものになることでしょう。2.が予定通り2025年8月中に完了して速やかに3.に着工できたとしても、昨今の諸情勢を考えると、2028年中に全ての工事を完成させるのは厳しいかも。

そして、4.は阪急電鉄が施工する工事なので2.および3.とは別建てとなります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「県道尼崎宝塚線(尼宝線)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事