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東神戸フェリーセンターの遺構前に乗り入れるバスは2024/3/31限り終了へ

関連ブログ記事・・・2022/6/25付「東神戸フェリーセンターの閉鎖23年後の様子

上記ブログ記事で

>一角にはバスの発着場があり、可動橋の前に路線バスが停車します。フェリー発着時代の進入路をそのまま転用しているようです。

と紹介したバス路線が、2024/3/31限りで休止されるようです。

このブログを書いている時点の近畿運輸局公式サイトの「事案の公示」のページでは、一般乗合旅客自動車運送事業に関する令和5年11月1日付の公示が11件(第12号~第22号)公開されています。いずれも「一般乗合旅客自動車運送事業の路線の休止及び廃止に係る事業計画変更の事前届出書」で、大半は京阪バスの休廃止(2023/11/1付ブログ記事「京阪バスが2023/12/15限り吹田市内・大阪市内一般路線から撤退」参照)ですが、第13号が上記バス路線(神戸市バス43系統)です。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000305494.pdf

神戸市交通局公式サイトの市バス43系統停留所・時刻表一覧はこちら

この路線はサンシャインワーフ神戸のオープン当時から存在したものではなく、比較的最近の2015/4/1に運行を開始しました。フェリー発着場の遺構である可動橋の前のバス折返場は、この運行開始に合わせて整備されたものです。サンシャインワーフ神戸は阪神青木駅から徒歩圏ですがJRや阪急の駅からは遠く、利便性の向上を図ろうと新規に設定された路線で、昼間でも1時間に1~2本運行されるほか、平日朝には手前の神大深江キャンパス<もと神戸商船大学>前で折り返す便を設定し通学生の利便を図っていましたが、路線の収支は相当悪く(100円の収入を得るために437円の費用が必要)、今後の改善も見込みにくいとして休止を決めたものです。

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