全国交通ニュースブログ

三陸沿岸道路気仙沼湾横断橋の開通で、大船渡線BRTがとばっちりを受けました

東日本大震災の復興事業のメインの1つである三陸沿岸道路のうち、「気仙沼湾横断橋」(全長1344m)を含む気仙沼港IC~唐桑半島IC間7.3kmが3月6日に開通しました。

https://kahoku.news/articles/20210306khn000045.html

https://www.thr.mlit.go.jp/road/fukkou/images/province/miyagi/pdf/210129_kisya.pdf

これにより、気仙沼の市街地を通らずに三陸沿岸を車で行き来できるようになっただけでなく、仙台市から岩手県宮古市までが高速道路(大半が無料区間かつ対面交通ですが)で結ばれました。

(ちなみに、GoogleMapでは3月9日現在も未反映)

 

ただ、これにより不便になった部分もあります。

唐桑半島や陸前高田方面から気仙沼駅の西側や鹿折地区に行く場合、これまでは霧立トンネル<三陸沿岸道路の先行開通区間で震災前の2009年に開通済>を出るとそのまま道なりに国道45号に入り、気仙沼バイパス方面に行けたのですが、今回の新規開通により霧立トンネル出口からは国道45号に行けなくなり<唐桑半島ICは気仙沼側からのハーフIC>、次の気仙沼鹿折ICまで行ってから県道を逆戻りする形になります。

https://map.yahoo.co.jp/?lat=38.92120&lon=141.57008&zoom=14&maptype=basic

これにより、気仙沼バイパス手前の八幡大橋に停車する大船渡線BRTも遠回りを余儀なくされ、所要時間が3分も延びます。

https://www.jreast.co.jp/press/2020/sendai/20210128_s05.pdf

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「幹線道路(東北)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事