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金剛バス撤退後も金剛山登山客は富田林側からバスでアプローチ可能に

※11/20付で第4回広域協議会のリンク先を修正

関連ブログ記事・・・2023/10/27付「金剛バス撤退後の代替交通の解説・その1

2023/11/16に開催された第4回広域協議会で、各路線の詳細な運行内容が決定しました(運行ダイヤまではまだですが)。

第3回広域協議会時点から変わった点をピックアップして紹介します。

1.千早赤阪村における新たな公共交通計画について

 https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/93422.pdf

 現在の金剛バスの路線のうち、千早赤阪村立中学校前(役場近く)と金剛登山口の間は2023/12/21より千早赤阪村が自家用有償旅客運送として村営バスを運行します。

 車両は20人程度乗車可能な小型バスですが、旅客の範囲は「地域住民及び観光旅客その他の当該地域を来訪する者」となっており、危惧されていた「登山客の利用は禁止または遠慮」は回避されました。といっても、バス1台あたりの収容力は現在の金剛バスの車両の3分の1以下なので、行楽シーズンにおける積み残しの発生は危惧されますが・・・ 千早赤阪村立中学校前以北を運行する南海バスとの接続を時刻面・乗継場所面でどうするかはこれからの調整事項と思われます。 

 なお、運賃は「現行の金剛バスの運賃と同額かそれ以下になるように設定(30円~210円)」とありますが、これは「南海バスと乗り継いだ場合も、合計の支払い額を金剛バス時代と同額かそれ以下にする」という意味合いと思われます。2023/12/20までの金剛バスの運賃表によれば、富田林駅~金剛登山口間の運賃は540円・富田林駅~千早赤阪中学校前間の運賃は330円となっています。南海バスが金剛バスに代わり運行する区間の運賃はそのままと決まっているため、村営バスの村立中学校前~金剛登山口間の運賃を210円に設定すれば、富田林駅~金剛登山口間については現行と同額になる計算です。

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