2025/1/10付ブログ記事「大阪府の岬町コミュニティバスが2025/2からICカード対応となる模様 <追記あり>」の続報です。
JR西日本やJR東日本の公式サイトで公表されている大阪府岬町コミュニティバスの全国相互利用対象交通系ICカード対応ですが、肝心の岬町公式サイトでは2月末になっても導入に関するアナウンスはありませんでした。広報岬だより令和7年3月号にも関連する記述は見当たりません。
ということで、みさき公園の現状とともに見てきましたので報告します。
みさき公園駅に降り立つと、駅前では2台のコミバスが発車待ちの状態でした。
手前のマイクロバスは、ドア脇にハンディターミナル風のICOCAの簡易処理機が設置されていましたが、運転手さんによれば「ICカードはまだ使えない」とのことでした。
そして、向こう側の緑色のバスでは、運転席の斜め後ろに白いタオルで覆われた物体が置かれていました。運転手さんによれば、ICOCAの簡易処理機とのことでした。
しばらくすると2台が新たに登場し、4台のコミバスが駅前に集結しました。左側の緑色のバスでは運転席の斜め後ろにICOCAの簡易処理機がカバーがかけられた状態で置かれていました。そして、もっとも手前のワゴン車は乗継支線用なのでICOCAの簡易処理機は設置されないとのことでした。
いったい、どういった理由でICカード対応機器の利用ができず保留中扱いとなっているのでしょうね? 少なくとも、JR東日本はこの現状を把握していないようです。
<2025/3/19追記>
この状況を受けて3月上旬に岬町の担当部署に電話で確認したところ、「3月17日からICカードが利用可能になる」ということでした。しかし、2025/3/19の朝時点でも岬町公式サイトのコミュニティバスのページにはそれらしき情報はありません。
ちなみに、コミュニティバスへのICカード導入予告は、岬町公式サイトの全く別の場所に存在しました。「令和6年度 みさきタウンミーティング」の資料内です。
https://www.town.misaki.osaka.jp/material/files/group/7/R6TM3.pdf
(8.デジタル化の推進について>◆2.令和6年度主なデジタル化の取り組み◆>⑴ コミュニティバスのキャッシュレス化)
<2025/3/28追記>
岬町コミュニティバスの基本路線は予定通り2025/3/17から全国相互利用対象交通系ICカードが使えるようになっていますが、公式サイトのトップページから直接飛べる「コミュニティバスの運行について」のページにはそのことを直接反映しておらず、別のページに2025/3/17以降に詳細を記載しています。
https://www.town.misaki.osaka.jp/soshiki/shiawase/kankyou/kotsu/5370.html
https://www.town.misaki.osaka.jp/material/files/group/33/aishicardoshirase2.pdf
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