ウルトラマンマックス 第24話 「狙われない街」

一回休みを置いての実相寺監督担当回です。
今回は、どんな脳みそ揺らす作品になるのかなと構えていたのですが、

　…普通に面白かったんですけど^^;

ある意味肩透かし喰らった感じですね。

こういうテーマ性が強い作品って好きですね。
しかも、いつものマックスの「人間の傲慢が…」みたいなことが根底にはあるんですが、
今回は、

　だから怪獣が攻撃を仕掛けてくるんだ

というよりは、

　怪獣も見捨てるくらいに酷いんだ

っていう主張でしたから、見てるこっちもなるほどなとか迂闊にも思ってしまったわけでｗ
実に分かりやすい作品であったことは間違いないと思いますね。

　「こんな連中いっそのことみんな猿になっちまった方が幸せなのかもな」

強烈なんですけど、なんとなく分からんでもないわけで…^^;
まぁ、自分だけがそんなことないとか言いたいわけじゃなくて、
俺も含めて世の中の大部分がそんな感じだったりするんじゃないのかなと^^;
なんか、妙に納得しちゃう部分が多かった話でした。

でも、サプライズがないかというとやっぱりあったわけでｗ

　刑事のおっさんとメトロン星人顔見知りだったのかよｗｗｗ

ここは、

　(； ・`д・´)　ナ、ナンダッテー !!　(`・д´・ (`・д´・ ；)

って感じではありましたｗ

さて、こんな中で、実相寺らしさがどこで出ていたのかといえば、
私の理解する限りでは、

　効果音や、印象的な映像

ってところなんでしょうね～やっぱり。
具体的には、「猿の鳴き声」「携帯の音」、「電車の中のよくある悪マナー集団」
こんなところでしょうか。
子供達には分かりにくい実相寺監督の回ですが、
この、電車の中の風景を効果的に表したことに関しては、
こりゃいけない風景なんだろうなと感じさせたんじゃないでしょうかねｗ
なんか、見てるとイライラするもん、あのシーンｗ

ああ、あと忘れてました、

　タイトルバック破壊＆ＯＰ侵食ｗｗ

まさかそこまで弄ってくるとはねぇｗ
ＯＰが微妙に変わっていたことが影に隠れちゃいましたｗ
あと、もう一個。

　ＤＡＳＨコマンドルームの照明

ほんと、暗めが好きですねｗｗ
ナイトレイダーのコマンドルームかと思いましたよｗ


個人的に感じた良かった部分として一つあげられるのは、

　警察とＤＡＳＨの共同捜査

これですね～。
結構見たかった部分ではあるんですが、誰もやってくれずに、
まさか、実相寺監督の回で見れるとはねｗ
刑事役の六平氏のちょっとイヤミが入った演技もグッジョブでした。
ああいうのがいいんですｗ

さて、ここまで来てやっと語るんですが、メトロン星人についてｗ
まぁ、私はいつも言っているように、昭和ウルトラには造詣が全くない人間なので、
あまり、語ることがなかったりしますｗ
ただ、昭和の映像を使って、なんとなく分かるような映像にしてくれた点に関しては、
ありがたかったですね～。
そして、やっぱり、

　世代を超えたちゃぶ台会談ｗ

これなんでしょうね～ｗ
寺田さんの演技ももちろんグッジョブだったんですが、
カイトの恐る恐るな演技だったり、じゃんけんにむきになって翻弄されちゃうような演技とか、とてもコミカルで良かったとおもいます。
それと、対比すると、メトロン星人の落ち着きっぷりが非常に生きている気もしますね。

今回は、やはりメトロン星人のコミカルっぷりがとてもよかったですよね。
なんといっても、憎めなかったｗ
しかも、今回の事件は、いってみれば去り際のイタズラ感覚ですからねｗ
マックスも見送るのみだったしｗｗ
ここが人気の秘密だったりするのかな。


さて、ここからは小ネタ部分をちょこちょことｗ
今回の小ネタ、やっぱり最初にあげなくてはいけないのは、

　Ｐ．Ｓ．Ｒ．Ｉの松永管理官ｗ

やっぱり、私としてはあのヴォイスを聞くとキタ━━ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ━━!!って感じになりますｗ
ＣＴを「スィーティー」って言っていたのが非常に耳につきましたｗ
そして、ご乱心再びｗｗｗ。
いい狂乱っぷりでございましたｗ

そして、そのＰＳＲＩですか、あの看板、どこかで見たことあると思っていたのですが、
おそらく、

　怪奇大作戦のＳＲＩの看板にそっくり

だったんですよね？（まだ自信がないｗ）
まぁ、そんな意味でも、今回は昔を懐かしむ要素も多かったんでしょうね～。


とこんな感じで、感想も少々長くなりました。
それだけ、自分好みで面白かったということですね。
まさか、それを今回感じるとは思っても見ませんでしたがｗ

こうなると、次回が物足りなくなる可能性が高いなぁ（ぉ