guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

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豊かな国の「難民」

2006-01-06 01:23:24 | 新聞ネタ
昨日は年明け最初の仕事でした。妙に疲れたよ。(笑)
出かけるときは日差しがあったので比較的暖かく感じたけれども、
帰りはやっぱり寒かったね。
先ほど年賀状を出しに外へ行ったときにはさらにもっと寒くて、
もうホントに死にそうでした。(笑)
でも、ちょうど西の空に三日月がきれいに見えていました。
冬の夜空は澄んでいて、くっきりと鮮やかに見えたんだよ。

…とまあ、たまには花鳥風月を愛でたりもしておかないとね。
風流を理解しない野暮な奴だって思われるのも癪(しゃく)だから。(笑)


さて、今日もまた新聞ネタです。
昨日の朝日新聞夕刊10面から。


ボランティアリーダーの 津田政明 さん(50)のお話です。

今現在は東京・新宿の中央公園で
ホームレスの人たちによる
「クリーンボランティア530(ゴミゼロ)」
を主宰していらっしゃる方です。
でも実は、この津田さん、98年まではアフリカの小国、
ルワンダ周辺の難民キャンプなどで「平和再建」に取り組んでいました。

復興の兆しが見えてきたある日、首都キガリの集会で、
地元のルワンダ人に請われて津田さん自作の「日本紹介ビデオ」を上映。
自宅近くの新宿の高層ビル、朝のラッシュ、繁華街のショーウインドー…。
そんな流れる映像の中に
路上の段ボールハウスから顔を出すホームレスの姿が一瞬映ったのです。

「金持ちの日本人がこんなところで寝ているのか」。
騒然とする皆の要求で、その場面を繰り返し映したそうです。
津田さんが
「彼はホームレス。日本には2万人ほどいる」
と説明すると、
一人の長老が
「もうルワンダには来なくていい。この人たちを助けろ」
と静かに諭したというのです。

翌日、帰国便を予約した津田さんは成田から新宿中央公園に直行。
着いてみるとそこはブルーシートのテントが並ぶ
「豊かな国の難民キャンプ」
そのものでした。
そして、
「毎日ここを通りながら彼らの存在を無意識に無視した自分」
恥じたそうです。


何度も言っているけれど、世界から見たら日本は豊かな国のはず。
そんな日本にホームレスなんて一人もいちゃいけないと思うよ。

でもね、記事のつづきにはこんなことも書いてありました。
「ホームレスを甘やかすから街が汚れていく」
という不満を言う人が近隣にいるんだって。
僕はこれは偏見だと思うよ。とても残念です。
津田さんが「530」を発案したのも
こうした近隣の不満を和らげるための工夫だったようです。


自分が将来ホームレスになりそうだから
こうして書いているわけではないけれど(笑)、
昨日も言ったように、

こんな国に住んで生きていても
僕はちっともハッピーな気分にはなれないよ!


もうこうなったらやけくそで、
“精神的苦痛を与えた”ってことで国を訴えればいいのかな?(笑)



ともすけ さん、コメントありがとうございます。
それにしても、さずがに ともすけ は“大人”だね。(笑)
共感していただいてとてもうれしかったです。
これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(笑)



では、今日はここまで。


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