goo blog サービス終了のお知らせ 

通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

Irene Hirano Inoue

2020-04-09 | 通訳ガイド/everyday life
昨日は娘の幼稚園の入園式が予定されていた日で元々休みをもらっていました。でも緊急事態宣言が出たため、急遽中止となりGW明けにあらためて開催という形になりました。幸いうちの子供達は「インドア派」なので外に連れて行けなくても家で楽しく日々過ごしていますが妻の姉の家なんかは大変そうです。甥っ子は小学二年生で結構ヤンチャなので家の中は大変な荒れ様。おまけに旦那さんが夕方4時には帰宅してくるので妻の姉は「地獄のようだわ」と嘆いています(旦那が早く帰ってくることが何故「地獄」なのかは敢えて突っ込みません)。



長いこと日米の懸け橋として活躍されたIrene Hiranoさんが亡くなりました。まだまだ若い71才。持病なのか新型コロナの影響だったのかは公表されていません。この方はロサンゼルスのリトル東京にある「Japanese American National Museum」の設立に尽力され初代館長になった人で、後年ハワイ出身の上院議員Daniel Inoueと結婚(再婚)したことで有名になりました(Daniel Inoueは第二次世界大戦で活躍した有名な日系部隊"Nisei 442nd Regimental Combat Team"の生き残りで、多分アメリカでは一番著名な日系人では)。



英語の同ニュース。昔ハワイやアメリカ本土に渡った日本人達とその子孫について興味を持った時期があり、Irene Hiranoさんについても存じ上げていたので私にとってもとても悲しい出来事です。2011年の地震の時も多額の寄付を集めて下さったIreneさん。ご冥福をお祈りいたします。



ところで記事の中の文章、
Hirano Inouye married Hawaii's longest serving U.S. senator in 2008 when he was 83 and she was 59. She was divorced, and he had been widowed since his wife of nearly 60 years died two years earlier.
“widow”とは「未亡人」という意味の名詞だとばかり思っていました。動詞としても使われることを初めて知りました。受け身の形で「ヤモメ(寡)になる」。英語はこういう所が面白い。一つ勉強になりました。





二日振りに歩いた紀尾井坂通り。昨日の暖かさで開花が進んでいました。あと数日で満開です。




知らない内にハナミズキの花も開いていました。春本番ですね


右大臣大久保公哀悼碑

2020-04-07 | 通訳ガイド/everyday life


毎朝歩く紀尾井坂(通り)。遅咲きの八重桜が段々と開花し始めました。お客様を送迎するため毎日のように寄っていたホテルニューオータニ。もう一ヶ月位ご無沙汰しています。顔馴染みのコンシェルジュさん、ベルキャプテンさんはどうしているのか?改造社書店(独特な雰囲気を醸し出しているニューオータニのショッピングアーケードに入っている洋書が充実している本屋さん)のおばちゃんはお元気なのか気になります。




料亭のツバキに街路樹の八重桜の枝が伸びて絡んでいました




同じ紀尾井坂通りに植わっている低木はヒラドツツジ。白色の花が多いヒラドツツジは名前の通り長崎の平戸原産。明るい紫色のオオムラサキツツジより若干小さく細い葉っぱが特徴です。




紀尾井坂、清水谷公園内ある大久保利通の石碑。暗殺からちょうど10年目、1888年に建てられました。石碑周りの赤い花は鹿児島原産の霧島ツツジでしょうか。手前の裸の木はデイゴと札にありました。デイゴといえばThe Boomの島唄の歌詞で有名な沖縄の木。もしかしたらこのデイゴは鹿児島の木であるアメリカデイゴの方かも。デイゴとは花の形が違うので初夏に開花したら確かめてみたいと思います。



※※※※※



“social distancing”
海外では最も重要な感染予防対策の一つとしてよく聞く言葉。「社会的距離」と訳されているのを見受けられます。でも”distance”でなくingがついてますので「社会的距離を保つこと」が正しい訳だと思います。



いずれにしてもあまり耳心地が良い日本語ではないと感じてました。今朝あるニュースで目にした「対人距離の確保」という訳はなかなか良いと思いました。”social distancing”=「対人距離の確保」これで統一していいのでは?







二連休

2020-04-06 | 通訳ガイド/everyday life
訪日外国人旅行者が日本からいなくなってしまい、私ら通訳案内士のメインの仕事であるガイド業務はなくなってしまいました。なのでここのところは一般的なサラリーマン同様土日休みをいただいています。



この仕事を始めて三年になりますが、今まで土日続けて休めることなんてまずありませんでした(土日どころが連休すらほとんどなかったような)。なので土日休みというものがとても新鮮に感じます。



いつも録画で観ていた日曜早朝にやるディズニーサンデーもプリキュアもリアルタイムで娘と観ることが出来、夕方は普段だと箱根から帰るバスの中か浅草を出た位の時間に始まるちびまる子ちゃんもサザエさんも観れるという喜び。



子供と一日中遊び、お昼寝している時間は英語や歴史の本を読んで勉強の時間にあて、飽きたら家の中を掃除し、外へ30分位走ってくる。二日間こんな風に過ごして幸せを満喫しています。



夜寝る瞬間だけちょっと不安に感じます。この先、稼ぎの柱であった通訳ガイド業務は復活するのか?でもこんなに楽しい週末を子供達、家族と過ごせることを思えば「何とでもなる。どうにかなる。どうにかしてみせる!」という勇気も湧いてきて不安な気持ちは薄れ寝ることができています(今のところですが)。



昨日は2月3月に撮りためていた子供達の写真をプリントしてアルバムに貼りました。大体二ヶ月おきにこの作業をしています。二人目も産まれたので写真の量は倍増し、上の娘が生まれてから4年近くでアルバムは6冊目が終わろうしています。



カメラは私のiPhoneXと妻のiPhone7の他、ソニーのミラーレス一眼(α6000+50mmF1.8)を使っています。ミラーレスで撮影した写真はその日のうちに私のiPhoneにWiFiで転送しておきます。そうすればiCloudへ勝手に転送してくれ、macブックで撮影日順に表示され効率良く印刷出来るので便利なのです。



3年位前に私がアルバムを作っていた時、同居している義母が「子供のアルバム(作り)なんて親のエゴよ」と爆弾発言し、妻がブチ切れたことがありました。



妻は小学生の頃、学校の課題で赤ちゃんの時の写真が必要な時、一枚も自分の小さな時の写真が見つからず「コレ持って行きなさい」とお姉ちゃんの産まれた時の写真をママ(義母)より渡されました。お姉ちゃんの写真は沢山あるのに妻は二人目の子供ということで(全然理由にはなってませんが)産まれた頃の写真はほとんど撮られてなかったのです。



妻にとっては「ワタシがグレたのもそのせい」と言っているほど衝撃的で悲しい出来事だったそうで今でも相当根に持っているようです。そしてそのことを聞かされていた私は子供の写真はキチンとしたアルバムに残しておきたいと思っていました。




隠し撮り。赤ちゃんの時の写真がなかったために10代の頃グレてしまった妻は二児のママになってもこんな特攻服みたいな服を違和感なく着こなします。




東京の桜はそろそろ終わり




cremation(火葬)とburial(土葬)

2020-04-04 | 通訳ガイド/everyday life



Redditから拾った画像
“6 feet apart today is better than 6 feet under tomorrow.”

アメリカのキリスト教会の看板のメッセージ。
“Social distancing”「他人と距離を置く」が合言葉になっているアメリカ。”6 feet under”とは「死んで地中に埋められる」ということ。今他人と6フィートの距離を保っていた方がそうなるよりイイというメッセージ。アメリカのこういう(ユーモア精神に富んだ)ところが好きです。



アメリカは土葬が主流ですからね。火葬できる所もありますが田舎だと限られているようです。



現在の日本ではほぼ100パー火葬ですが厳密には土葬も可能なんだそう。なので必ずしも火葬は”compulsory”つまり義務や強制的ではないということになります。でもいざ土葬するとなると場所やら手続きやらが難しく現実的ではないようです。



"The rate of cremation(火葬) is almost 100% in Japan.  After a body is cremated, the ashes are stored in an urn(骨壺).  The urn is placed under a family grave.  Each grave belongs to a whole family, not for the individual."

東京タワーの展望台で眼下にお墓が見える時、車窓から墓地を通過する時に簡単に日本の「火葬」について説明します。日本ではほぼ100%火葬だと言うと驚かれる外国人の方が多いです。





紀尾井坂の遅咲きの桜が少しづつ咲き始めていました。八重桜で濃いピンク色が特徴です。都内のソメイヨシノの時期を見逃してしまったお客様をよく案内しました。都内ツアーの最中、明治神宮から皇居へ向かう時、ちょっと狭いですが運転手さんにお願いしてこの道を通ってもらうと車内から歓声が上がったものでした。





お弁当

2020-04-02 | 通訳ガイド/everyday life
ツアー中はお客様とランチを食べるのでお昼はお金がかかりません。ツアーがなくなった今は自腹になりました。これが結構イタい。もしかしたら今後収入が絶たれてしまうかもしれない。見通しがつかない今は少しでも節約するべき。そう思い妻に頼んでお弁当を作ってもらっています。手作りのお弁当はやっぱり美味しい。そして嬉しいです。家族のために頑張ろうという気にもさせてくれます。とても感謝しています。



節約とは関係ないですがここのところほとんど現金を使っていません。使っても一週間に一度位。買物は全てメルカリのメルペイかApple WatchのSuicaのみ。




財布も捨てました(厳密には捨ててません。家にあります)。これまたお客さん(アメリカ人の若い男性)から感化されたもの。キャッシュレス先進国のアメリカ。とてもスマートだなあと思い…
iPhoneの純正レザーフォリオにID(免許証)カード(楽天)現金(千円札×1)のみ入れてます。今のところ不自由はありません。





汚いドアップ失礼します。
今朝初めてN95マスクを着けて出勤しました。先端が尖っていてカタチが変。しかも呼吸が苦しくなってしまう。が、けんさんが亡くなり、クドカン(宮藤官九郎)、そしてケツメイシのメンバー(RYOJI)までもが感染し(極めつけは今日の都内の感染者=90人越え!)もうなりふり構っていられません。通勤中約40分着けてたら頭(眉間の間)が痛くなってきました。酸欠?慣れるしかありません。



アメリカYahoo!のニュース
ステージ4の乳癌で闘病していた6人の子供を持つ42歳のお母さんが新型コロナウイルスで亡くなったそうです。ご家族は病室のガラス越しに"Walkie-Talkie"(トランシーバー)で声を送り、隔離されたお母さんの最後を看取ったという。これは一体どんな試練なのか?残された6人のお子さんのことをおもうと…😭 



志村けんさんが亡くなったことも、アメリカの悲しいニュースも他人事や対岸の火事で終わらせてはいけない!と自分自身に誓いました。