通訳案内士のブログ

超上級編終了



先週の金曜日の朝、本当に久しぶりに来た銀座。中央通りがやけに広々と感じました。路肩に観光バスが一台も止まってないせいなのかなあ🤔?そんな光景はコロナ前ではあり得なかったですんですけどね。




今年二月から取り掛かっていた「英英英単語・超上級編」が予定より少し遅れて昨日終えることができました。難しかったですが、上級編、超上級編の単語を覚えたおかげで英字新聞や本を読むのが楽になり、そしてより楽しくなりました。暗記した単語は忘れないように日々何度も何度もテスト形式で書き取りして記憶から抜け落ちないように努力していますが「実戦の場」で出くわすと、一気に記憶に定着します。The Japan Timesが編纂したこの本に収録されている単語は本当によく英字新聞などに登場します。売れている人気の単語学習書だというのが実感できました。



"obstreperous"
「超上級編」の最後の方の章(stage)に収録されていた単語。以前の私だったら初見では全く意味不明だったはず。でも昨年10月より散々英単語と格闘してきたおかげで、"obstacle"や"obnoxious"など"ob"で始まる単語に共通したイメージみたいなモノが頭の中に浮かんできました。一見、難解な英単語でも何となくこんな意味なのでは?と思えるものがちらほら出てきてくれたのです。これはすごい進歩だなあと思いました。

ちなみに意味は
- noisy and hard to control
という形容詞でした。synonym(s)(同義語)は
unruly
noisy
turbulent
raucous
など。初見時に浮かんだイメージと重なりました。



前にも書きましたが私は英単語を覚えるのに日本語を使用することを辞めました。辞書は英英(ネットのCollins Online Dictionaryを愛用)とsynonym辞典(Thesaurus.com)のみ使っています。最初は違和感&もどかしさを感じますが、慣れてくると覚えた英単語を英語でイメージすることが出来ます。日本語で覚えることの欠点として、意味を「限定」してしまうケースが多いように思います。2つの異なる外国語の間には(見えない)大きな「文化の違い」が介入しています。本来、完全な対訳なんてあるわけないのに、無意識のうちにそれを求めてしまう思考回路に陥ってしまうんですね。



例えば
"peruse"
という単語。
これを(ネットで)日本語で調べると「(〜を)熟読する」「(〜を)精読する」などがまず出てきます。そしてこれらの日本語で覚えてしまうと、この単語の意味を『〜を良く読む』みたいなイメージに限定してしまいます。本来の意味は
"to read or examine with care"(Collins Dictionaryより)
とあるように決して「読む」だけでは有りません。



英語ではニューヨークの「エンパイアステートビル」も東京の浅草寺の本堂も建物自体を表す英語は"building"でOKです。でも我々日本人は「ビルディング」と聞くと、もう、洋風の鉄筋とコンクリートの高層建築物としか想像できない頭になってしまいました。極端な例かもしれませんが、日本語の完全な対訳を求めるあまり、産まれたカタカナ英語の典型例だと思います。



英語は英語で。または知っている同義語で覚えておくと、意味を(狭く)限定せずに「あそび」を持たすことが出来ます。これが実に後々活きてくるんです❗️



もちろん英語の学習方法には正解などなく人それぞれ。でも私にはこれがすごく効いています。私と同じようなレベルで伸び悩んでいる人に自信を持っておすすめしたいです。




順序が逆ですが今日からお世話になる「中級編」




どのページを開いてもほぼ知っている単語ばかり。でもそれぞれの単語を一から英語で理解することにします。



コメント一覧

かめきち
popraさんこんにちは!
おっしゃる通りです。中級の単語。一見知っているものでも広い意味を持つものが結構見つかり侮れません!

お互いに頑張りましょう!
1-102popra
中級にバック!
余裕を持って広い視野で覚えられそうですね!

とっても役立つ記事でした!

めちゃくちゃマイペースで勉強続けます😁
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