GreeneryPark日記

-おとなし おっと@管理人の日々のつれづれ-

観劇『吾輩はウツである』

2017-09-20 | 演劇鑑賞
演劇の鑑賞会で『吾輩はウツである』(劇団朋友公演)を観た。

〇あらすじ
帝大に講師として赴任した夏目金之助(芦田昌太郎)。
前任の小泉八雲の辞任に不満を募らせていた学生たちは反抗的で敵意をむき出しにしてくる。
不満と苛立ちを抱えた金之助の家へ、一匹の野良猫(黒猫)がやって来た。
なんとその黒猫が言葉を話し出す。
だが、その言葉は妻や周りの人たちには聞こえないのだった。

〇感想
夏目漱石として小説を書き始める頃の話。
猫を人間が演じているので、心の中で「あれは猫、あれは猫」と言い聞かせていた。
猫に焼きもちを焼く奥さんがちょっとかわいかった。
観劇後、友人のレイさんが「漱石の神経症って治ったっけ?」と言った。
一時小康状態って所じゃないかと。



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