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ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

パステル・デ・ナータの向こう側

2008-11-27 20:44:05 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

Berenはリスボンの中心市街からバスで15分。
世界遺産のBerenの塔とジェロニモス修道院、
イタリア建築界の重鎮グレゴッティ作のベレン文化センター、
風に揺らぐヨットハーバーや、
鳩の代わりにカモメがわさわさいる緑の公園(※1)、
4月25日橋がきれいに望めるコンクリの岸辺、
魅力的なリバーサイド地区です。
そして学生の“ピクニック”エリアでもあります。
「今からBerenにピクニック行こうよ!」
とっても新鮮な出来事だったのです。
日本の若者に是非とも使ってみてほしい台詞です。
そんな、観光客から地元の大学生まで射程範囲の広いBerenですが、
なかでもジェロニモス修道院はひときわ素晴らしく、
レースのように繊細な彫刻が施された白亜の建築です。
その広大さはグーグルアースってみるとよくわかります。

なんて、そんな前置きは一切合切なかったことにして、

あのジェロニモス修道院をあくまで背景に、
大御所で贅沢に脇役を固めながら、
スターバックス2号店を大激写。
アメリカも日本も経営が落ち込んでいるらしいけれども、
ポルトガルではようやく進出したばかりのスターバックス。
控えめにそっとしかし抜け目なく好立地にオープンしたスターバックス。
意外とすでに馴染んでいるよ。
限定マグカップはBerenの塔が描かれていることもあって。
1号店よりは近いから利用させてもらおうかな。

とかなんとか偉そうに言いながら、

スタバには行かずにその隣の隣のパステル・デ・ナータの美味しいカフェへ。

ポルトガルはパステル・デ・ナータというスイーツがとても有名。
さらにこのお店は、そのこだわり店。
どんだけかと言わせてもらえば
ゆーこりん「パステル・デ・ナータ2個ちょうだい」
おやじ「うちにパステル・デ・ナータは置いてないけどパステル・デ・ベレンのことかね?」
ゆーこりん「そーだよそれだよ、それのこった」
わかってるくせにわざわざ訂正しやがった。
それにしても、どこよりも美味い。
名前ををいじりたくなる気持ちもわかります。
アズレージョの囲まれた素敵な店内でぺろりと平らげ、
それでも飽き足らずみんなにお土産を買って帰りました。


夜はスポルティングVSバルセロナの試合観戦。
バルセロナに3点も先制点を決められてスタジアムは一気にテンション落ち。
そんなところへミゲルの凛々しい立ち姿。
鋭く右のゴールを見据えています。
写真のフリーキックを皮切りに2点立て続けに入って一度だけわーっと沸き立つものの、
5分後にバルセロナがちょっと本気出して加点、そしてまた加点…。
一度も目の前で勝ってくれないスポルティング。
ところで、そろそろ手袋を買おうかな。
寒さはテブレ補正でも補えやしない。

※1
夜は白い粉が売られていたりします。

オーラルコミュニケーション

2008-11-26 11:24:25 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

あ~も~、3番煎じくらいの構図ですいません、
食べるのに夢中でね、そこいらへんの本能を刺激されたからね、
もう記録目的の1枚ですいません、
見ての通りpartyに行ってきました!
しかも再び多国籍パーティー、けれども規模がグレードアップ。
ポルトガル語学校主催なので、とってもたくさんの人たちが集まりました。
ロの字型に囲んだテーブル4つ分、とってもたくさんのお料理が集まりました。
たくさん味わいたかったので、
胃がリミッター超えを教えてくれる前に、
とにかく急いで、
取替え用に紙皿3枚重ねで姑息に、
胃液を薄めちゃいけないよネと何も飲まずに、
とにかく運動的に、
ありとあらゆるものを口に放りこみ、
食文化とオーラルコミュニケーション。
勇気あるのみ!
おうちには体重計がないのでそんな感じで。

とはいえ今日一番のサプライズは、
ポルトガルのパーティーが時間厳守で始まったこと。

わたしたちはまたもやチラシ寿司をアルミホイルに包みつつ、
ま、どうせ30分くらい遅れるし、
早く行っても間が持たないから15分くらい遅れて行こ。
なんて悠長に登校したところ、
肉類があやうく皿から消えるところでした。

そう、またチラシ寿司。
うん、カードがないのよ今のとこ。
全部違うお招きだからいいかなって。
だってむずかしいでしょ、日本食。
個人的にはあずきゆでてモナカつくりたいな。
パンに塗るれば素敵な朝食になるかな。

ところでチラシ寿司を盛るために持参したお皿が一枚、
捨てられちゃいました。
プラスチックの黄色いお皿。
わたしのなのに~。
明日からはわたしだけ、
鍋からダイレクトに食べるっきゃないね。

ポルトガル語学校までの道のりにて。
この広告、彼らはどういう状況なのでしょうか?
いろいろ面倒な物語のにおいがします。
帝王の鋭い眼光にどぎまぎしながら、
わたしとヒッツーとはいつも、
あいつハマちゃんだわー、
と神妙に広告の下を通りすがります。
なぜだろね。
ごめんね。
.

シークレットウインドウ

2008-11-24 02:50:26 | ポルトガルの日常(Portugal_life)



金曜日に、AUSMIPプログラム1期生の先輩とお会いした。
ポルトガルに留学してのちに、現在はこちらの設計事務所でお仕事をされている。
バイロアルトで乾杯。
教えてもらったお勧めのお店に今度行ってみようと思う。

土曜日は、ベビオの誕生日。
ベビオの生誕を祝ってか、テージョ川に花火が打ちあがって派手な夜だった。
バイロアルトで乾杯。
とりあえず“バイロアルト”って感覚なのね。
待ち合わせ場所で、偶然、クリスティーナにも会ったことだし。

3日間、毎日遊んでいたら
4日目の今日は、穏やかに過ごしたくなった。

朝は洋服にシューズに毛布に濡れた髪いろんなものを天日干し。
お昼はキッチンに行ってハマちゃんとフォセがつくったパスタを横取り。
夕方は部屋に引きこもってポルトガル語の辞書をめくるめくめくる。

今日のスリーショットにご注目。
わたしの下着コレクション大公開。
なんてことはなく、
引きこもりの視点からの眺めをご紹介。
わたしはこの眺めがとても好き。
オレンジ色のスペイン瓦とアズレージョ(※1)をあしらった素朴なビルディング。
左の子はファサード全面アズレージョで華があり、
右の子は素っ気なくて、
真ん中の子は個性的。
わかるだろうか?屋根の少し下の部分に一筋、アズレージョが描かれている。
道から見上げても見えないのに、
その並びの住人にも見えないのに、
お向かいのわたしたちのためだけに着飾ってくれているようだ。
それから、
背を少しだけ低くして、
遠景の街並みまで見せてくれる気配りも粋な計らいである。
遠くのポストモダンの夜景と、オリオン座にはっとしながら、
今宵もひとりサングリア。

※1
アズレージョとは、模様の入った伝統的なタイルのことです。
そのうちUPします♪
.

これぞ多国席

2008-11-22 00:43:07 | ポルトガルの日常(Portugal_life)


またまたまたホームパーティーに招かれた。

アガ(※1)とその仲間達のおうちは、
我々の寮から5分程度のところにあるのだ。
奇跡的なご近所さんなのだ。
近くのスーパーで買ったポルトワインを片手にぶらさげ、
寮のキッチンで作っておいたチラシ寿司をどっこらしょっと抱えてドアをノック。

ジャパニーズ料理、
イタリア料理、
イスラエル料理、
オランダ料理、
フランス料理、
ポーランド料理、
ポルトガル料理、
にぎやかな食卓となった。

こんなに多国籍なパーティーは初めて。
ほとんど全員と初対面だけれども、
食欲は共通言語である。
ご馳走を囲んで不思議と話が弾むもの。
イタリア人の子に、
2月にイタリア行くんだよーって言ったら、
この街は○泊して、ここは夕方に行くんだよ、なんて、
事細かにツアーを組んで、
キッチンペーパーの切れ端にメモってくれた。
訊いてみるもんだ。

ちなみにチラシ寿司は大人気だった!
今回はね、前回の教訓を生かして酢飯の面倒をよくよく見ていたからね。
ただ、換気扇を付け忘れていたので、寮が大変なことに…!
キッチンは5階なのだが、
エレベーターはもちろん、2階くらいまで酢のにおいが届いていた。
まぁ…
たまにはジャパニーズのマーキングしとこ。(笑)

※1
アガは以前にもブログ中に登場しましたが、
大学は違うけれど、ポルトガル語学校で一緒のクラスのポーランド人。
25歳で可愛くてちっちゃくて(たぶん145センチくらい?)
個性的なファッションとヘアスタイルの
英語の先生。
だからなのか、とてもとても面倒見のいい子。
ガーデンのピクニックに誘ってくれたり(行けなかったけど
クラブに誘ってくれたり(行けなかったけど
カシュカイシュでのランチに誘ってくれたり(行けそうにないけど
今回だって・・・。

そういえば、
わたしたちはいつも誰かにいつも誘われてばかりで、
誰かを一度も誘ったことがないと気がついた。
みんなありがと。

アガはサッカーが好きだけどスタジアムに行ったことがないと言っていた。
まずは、アガを誘ってみることにしよ♪
.

プレゼン騎士

2008-11-18 09:29:41 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

プレゼン前夜に関しては、
どこに主眼を置くべきだか、
まとまらなかったので、
まとめる気力も無く眠いので、
そもそも別にまとめなくてもいい気がするので、
バラバラバラっと写真をアップしてみたいと思います!!
ちっさいけど見て!!
ちなみに「見て見て!」ってポルトガル語で「オリャ!」っていうらしいよ!!
響きが可愛い。
あと、業務柄、模型とかで「put」ってよく使うんだけど、
みんな「ポニョポニョ!」言うんだよー。
ex) 「こっちにポニョるんじゃなくて、そっちにポニョろうよ~」
タイムリーすぎて笑える。
「ぽーにょぽにょぽにょ、さっかなーの子ー♪」
はポルトガル語に訳すと、
「魚の子を配置しろ。」
のようですね。(笑)
んでインフォーマルの言い方は「ポインポイン!」

話がそれた・・・

昨日はクリスティーナの家でプレゼンを料理することになりました。
クリスのうちはリスボンからだいぶ離れたところにありました。
まずは、ほ~これがポルトガルの郊外か~、と。
車がないとどうしようもないところです。
クルドサックがありました。
ジョアナが駐車時に車止めの石に車体をぶつけました。
ポルトガル人にとってはいつものことです・・・。
キャンピングカーとかもありました。
ちょっとアズレージョを意識したカーテンだったので、背景とマッチしていました。

車庫にはツタのカーテンと、洗濯物がありました。
ツタには赤い花が咲いています。

クリスのお父さんは9人兄弟で、時々遊びに来るそうです。
昨日は4家族そろっての夕食でした。
車庫にあるレンガの釜でお肉を焼いてパンにはさみます。
ポルトガルの伝統料理らしいです。
デザートにはこれまた釜で炭火焼した栗、そしてお手製のケーキ。
ポルトガルでは栗がよく売られているけど、食べたのはコレが初めてです。
不思議な気分でした。
日本でも甘栗をよく食べていたからでしょうか。
それとも、日本人が冬にコタツでみかんを食べるが如く、
長い机で4家族そろって栗をむきむきしていたからでしょうか。
みんなで指先を炭で真っ黒にしながら、
とても落ち着きました。

クリスは本当に陽気で、しかも歌がうまくて、声もよくて、
歌いながら設計をしてます。
Fadoというポルトガルの伝統的な歌のジャンルがあるのですが、
同年代の子でわたしが知っているFado好きはクリスくらいでしょうか。
「Fadoなんて!」というジョアナやマルガリーダとしばしばファイトしています。
彼ら3人は、応援しているフットボールチームも違うことがわかりました。
スポルティングファンになりかけているわたしは、クリスに味方しました。
ジョアナのスロバニア人の彼氏の話とか、所謂ガールズトークにも花が咲きました。

そうこうしているうちに朝は来て――、

こっちの人は、
プレゼンボードというまとまった形で作品を仕上げる概念があんまりないみたい。
どのグループもちゃちゃちゃっと印刷したA1図面を数枚と、
今までのスケッチを並べただけでした。
とはいえ、あのスケッチ量には見習うべきところがあります。
講評の内容については、
ゲストを招待してのオールポルトガル語だったので、
は~さっぱりさっぱり。
コルビュジェからの講評はまた後日だそうで。

ところで、クリスのうちにはA1プリンターがありました!!
.

コーヒー力

2008-11-15 07:41:58 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

ポルトガルの文化がフィットするなぁって思う瞬間があります。
バカリャー食べてるときも魚うんまーって思うけど、それは序の口。
道を歩けばコーヒーメーカにぶち当たります。
食後やスナックタイムに必ずといっていいほどみんなコーヒーを飲むの。
同じグループのクリスティーナもジョアナもマルガリーダも、
ビール大好きな彼女もマリファナ吸ってる彼も、
みーんなコーヒーが好き。
主にエスプレッソね。
プラス大量のシュガーね。
わたしはカフェラテのシュガー抜きですが、
甘さが5段階設定ではじめから3になっています。
んでもってよく0にするのを忘れるのでがっかりします。
だいたいフィフティ フィフティで失敗します。
進化の兆しがみられません。
なので今日は新たな技で環境に順応することを覚えました。
まずカップが落ちてきて、
次にシュガーがざらざらっと落ちてきて、
そしてコーヒーが流れてくるまでその僅かな間に、
コーヒーメーカの扉をこじ開けてカップをマシンから取外し俊速で砂糖を捨てるのです。
案外うまくいくのですネこれが♪

このコーヒーメーカーは14種類くらいのレパートリーを持ってる賢い子ですが、
よくおつりを忘れたりします。
小銭をそんなに多くは持っていないらしいです。
ちなみに1杯一律35セント。
おつりが出ないことを恐れて1ユーロ入れるのはためらわれます。
また、しばしば故障していてファッキンと罵られています。
昨晩も、
すべてのコーヒーメーカーがフルファッキン状態でした。
今日のプレゼンのためにオールナイトをしていたわたしたちには、
非常に酷な出来事だったのです…。

ちなみにプレゼンについてですが、

コーヒーが飲めなかったせいで
どのグループもコンプリートできなかったので、
コルビュジェは「じゃあ月曜日ね」と延期してくれました。
.

コルビュジェ教授

2008-11-13 10:10:29 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

もっぱら我々ジャップの間ではそう呼ばれています。
クラスメートに、似てるよね?って言っても間違いなくわかり合えます。
分厚い丸めがねをかけたとってものっぽのおじさんは、ディオゴ・ブルネイ。
背が高いので遠近感がわかりづらい人ですが、
近寄ってみるといろんな発見があります。
ディテールに凝ったファッションを好みます。
髪の毛の配色がいいミケ具合です。
大きくてきれいな手は繊細に空を切ります。
胸毛のヴォリュームもわたし好みです。
横顔を盗み見すると、めがねの奥の瞳はもっと大きいことにびっくりします。
笑うとこぼれ落ちそうです。

肩書きについての紹介が遅れましたが、
建築家です。
そして、わたしの所属するデザインスタジオの先生です。
でも、毎週金曜日になると片道3時間車をぶっ飛ばし、
ポルト大学で博士課程の学生やっています。

3つの世界を行ったり来たりして忙しい気がするんだけど、
しばしば製図室でコーヒーを嗜んでいます。
今日だって
学校まで山の中ジョギングしてきちゃった的な間の抜けたテイストの格好で、
すっと現れてはエスキスチェックをしてくれました。
アメリカに留学していたとのことでとてもわかりやすい英語だけれども、
メタファーとジョークが多くてむずかしいんだよね・・・
彼のジョークにビビッと反応できるようになるのが今の目標かな。(笑)
そんなこんなで毎日のように陽気に生徒の相手をしてくれるのです。
建築家の方の仕事は回ってきてないのかねー、
なんて余計な詮索をしている矢先に、ドバイのコンペで優勝したとの吉報が!
前言撤回だよね、恐れ入りました。
ゆえに後期の課題ではコルビュジェは外れちゃうかもとか騒がれる始末。
それは残念すぎる影響だなー。
ま、とりあえず後期は置いといて、
明後日のプレゼンに向けてがんばるとします。
.

週末の延長戦

2008-11-10 11:56:31 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

週末返上とか言いつつも、
お腹を空かせた大きな子どもたちのためにわざわざ凝ったディナーを作り、
スポルティングVSポルトの試合をスタジアムまで観戦に行っちゃいました!

ちなみに夕食は当番制です。
今日のメインメニューはポルトガル伝統料理のタコの煮込み。
とてもとても好評でした。
イロイロ覚えて帰っちゃお。
こっちの米を日本風に鍋で炊くのもすでになんのその。

スポルティングスタジアムだったのに、
スポルティングは今日も負けちゃったよ。
しかし今日のは前回の何ッ倍も楽しかった!
ファールは出まくりーの、
キーパーも含めイエローカードは1チーム分は出まくったと思うし、
レッドカードも3枚も出たんだよ。
1-1のまま延長→PK→サドンデス。
トーナメント制の重要な局面だったらしい。
そして今日もミゲルはかっこよかった。
わたしそろそろポルティングファンってことで落ち着こうかな。(笑)
そして可愛い7,8歳くらいの男の子が斜め前に座ってた。
声援がとってもキュート。
ポルトガルにはMAGNUMって高級なアイスクリームが売ってるんだけども、
わたしが売り子から買って袋を開けて袋から出して食べて食べ終わる一部始終を
その子はずーーーっとちらちら見ていた。
選手がシュートを決めるか決めないかという時さえちらちら見ていた。
隣ではその子のお父さんらしき人物がMAGNUMを食べ終わった棒をくわえていた。
お父さんらしき人物がその子になにか尋ねていたけども、
なんでもないと首を振る。
ほんとは欲しかったのにね。
それにしても、
こちらの人は負けちゃうと特になにもなくさーっと帰っちゃう。
紳士ですな。
ノンアルコールのビールしか売ってないしね。
もしスポルティングが勝った場合、
このスポルティングスタジアムはどんな風に沸き立つんだろうか。
かなり見てみたい。
月末のバルセロナ戦に期待です。

が、

ブログを更新している場合ではありません。
まだワーク残ってるのに、
もう眠い。
6時間後には学校にいるらしいです。
.

大家族

2008-11-08 09:41:22 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

寮のみんながパーティーを開いてくれた。
寮の食堂とベランダにて行われた。
パーティっていうかみんなで給食って感じでかわいい。
無理やり飲んで無理やり部屋を暗くして無理やり盛り上がってる感もあったけれど、
ま、かわいいからいんじゃないでしょうか。
「かわいい」って便利だわー。(笑)
ここにも容赦の無い一気飲み文化があってちょっと安心。
おいしい白ワインとサングリアだったので楽々飲み干した。
わたしこっちに来てからお酒強くなったかも。
ポルトガルはワインが水のように安い。
スーパーでは水も15円/500mlで売っている。
水もワインも水のようだよ。
ところでこっちの男の子はやたらと触ってくる。
どこまで日常的なんだか。
部屋に遊びにおいでよ、とメール。
Wiiがあるなら行くよ、なんてネ。

パーティーのあと、寮のみんなでバイロ・アルトに行ったのだけど、
ポルトガル語教室で仲良しのアガに会った。
こんなことってあるんだね。
アガは25歳の可愛いポーランド人で、英語の先生なんだって。
ポルトガル語を一緒に勉強しつつ英語教えてくださいマジで。
ところで
バイロ・アルトに関する法律が11月から変わったらしい!
4時までどんちゃんOKだったのが、
近隣住民の苦情により2時までになったそう。
残念なことだ…
でも、そりゃそうだよね…
ちなみにこっちの人の遊び方は、
バイロ・アルトは飲む場所で、
それからクラブとかに移動するんだって。
なるほど~
我々ジャップのバイロ・アルトのち帰宅ってのは健全な方らしい。

ひとつのパーティーに行くと、
次のパーティーの予定が決まる。
来週はディスコ、
再来週はバースデーパーティー、
3週間後はクラブ。
来週は他にも予定があったんだけどなー
うーん
あ、そうそう
金曜日は課題敷地のマスタープランの提出だ!
今週は週末返上だね!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近G9(デジカメ)の扱いがひどくて、
この間パーキングに落としたときにはついに角がきれいに凹んでヘコんだ。
壊れたらブログから写真がなくなるよ。
というわけで、
G10の各色1000個の限定カバーをゲット、販売開始と同時に注文したんだよ。
ってヒッツーに言ったら、気持ち悪いよって言われた。(笑)
目測どおりG9と規格がぴったり。
ストラップの幅は合わなかったけども良しとしよう。
そしてよく出来てるこいつ。
トミーが持ってるG7のオーダーメイドカバーはかっこよかったなーと
ふと日本を思い出した。
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OTAKU的SEKUHARA

2008-11-04 00:26:19 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

ベビオとその友達とコミックフェスタへ。
ヨーロッパとアメリカの作家を中心に、
原画やインスタレーションが展示されていた。
印象的だったのはDave Mckeam氏の作品。
彼は色々な素材で重層的にイラストレーションを試している。
それから、子供たちから募集した4ページの漫画作品。
かわいらしい。そしてなかなかうまい。
壮大なストーリーっぽいのとかあったんだけど
4ページで完結しているのか謎である。

本屋に入る。
ナルトとかブリーチとか、
サムライっぽいのが中心に売れているなぁなんて思っていると、
ベビオが親切にヨーロッパの漫画について紹介し始めた。
でも、あれ?
なんだかおかしいぞ。
やたらハレンチなのが混じっている。
しきりにポルノ漫画を持ってくる。
いいからいいから。
パーで目を覆って「いやん、ベビ男さん」
なんて、
シズカちゃん的反応をすればよかったのだろうか。
高度なボケにノってあげる場面だったのだろうか。
ありうる・・・
ベビオならありうる・・・
今日は、そういうことにしとこっかな。(笑)


ナントカ広場でスケボーの大会を目撃!
最近やたら練習してるなぁと思ってたらこのためだったか。
それにしてもリスボンは街中デコボコしているので
彼らの縄張りは広場の銅像の足元のわずかな面積しかないんだよ。
天神の警固公園にいる若者たちより肩身狭いんだよ。
それでもスケボーには魅力があるってことだよね。
コナンくんも乗り回してるもんね。
.