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『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』のポール・トーマス・アンダーソン監督の最高傑作との呼び声も高い、石油採掘によってアメリカン・ドリームをかなえた男の利権争いと血塗られた歴史を描いた社会派ドラマ。
石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。
鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、石油が沸く源泉があるという情報を耳にする。
息子(ディロン・フリーシャー)とともに石油採掘事業に乗り出したプレインビューは、異様なまでの欲望で富と権力を手にしていく。
本年度アカデミー賞、主演男優賞/撮影賞受賞作品
ってことで、運よく近所で上映されていたので公開2日目にポイントで無料鑑賞♪
前評判どおり、ダニエル・デイ=ルイスの怪演はすごいものがありました。圧倒されまくり!
欲望むきだしのプレインビュー
この方の作品をほとんど観ている、、、っていうわけじゃないけど、いつもいろんな顔を見せてくれて、実は「これがダイエル・デイ=ルイス」って言うことがいまだに出来ないくらい顔が良く分からないです。
今回もなんだかいつも富とか名誉とかを考えているようなあくどい人物を見事に演じきっていました。見ててこちらが恐ろしくなるくらい。迫力すごかったです。
父と子。
それでも子供に対しては優しい父親なのかな。って思っていたのだけど、そうでもないように見えたり。。。
その子供を演じたディロン・フリーシャーくんもまた将来が楽しみな感じ!カワイイ!
彼もまた父に従っていくだけの子供なのかと思いきや。。。石油ひとすじの父親のそばにずーっといたわけだもんね。その後は幸せな家族&成功した仕事を手に入れているんだろうなーなんてことまで考えちゃいました。
これが一番ビックリ!ボール・ダノ。
「リトル・ミス・サンシャイン」では言葉をしゃべらないちょっと変なおにいちゃんを演じていた彼なのだけど、こちらの作品でも狂気的な演技をみせてくれました。ダニエルはすごいって聞いていたのだけど彼のことは最初から目をつけてなかったのですごくビックリしちゃった。
しかもはじめは2役ってわかっていなかったのでとても戸惑ってしまいました。
映画そのものは久々に見ごたえがある2時間半でした。
思っていたよりも長さを感じることはなかったけど、わたしにとっては決して「おもしろい」作品ではなかったかな。どちらかというとダニエルやポール・ダノの演技を見せ付けられた作品に感じました。
人を選ぶ作品かなー。最初はセリフが全然ないし!
そして音楽がとっても印象的!なんだか「LOST」みたいな感じもあったな☆その大半は恐怖というか人間の恐ろしさや欲望などが見ているこちらにとって、より一層感じられるような雰囲気のものでした。
PTAって好き嫌いが別れているんだけど、これはちとビミョーかな。というかワタシの理解が足りないのか?とにかく「すごい」って思ってしまってストーリーがどうだとか見る余裕がなかった。
それよか「今の時代もこんなにわさわさ石油がでてくるならガソリン代ももっと値下がりするのかなー?」なんてどおでもいいこと考えてしまいました。
欲望という名の黒い血が彼を「怪物」に変えていくー
というキャッチコピーがついているけど、ワタシから見たら最初から彼は「怪物」に見えました。
それがどんどん血みどろになっていき、そして、、、ってな印象の作品。それなのに終わりがあんなんで驚いちゃいました☆
★★★☆☆ 彼らの演技に対して★オマケ
アカデミー関連では残すところは「ジュノ」くらいかなー。こちらもとても楽しみです!
ラストはどうだった~?
これは一般受けしにくい映画だよね、
普通に面白い!って言えないというか。。。
ある意味PTA監督らしいかナ?
ダニエルデイルイスはほんと迫力の演技だったね。
『父の祈りを』また観たくなっちゃった☆
『ジュノ』はちょっと期待しちゃってるヨ♪
明日、楽しみにしてるネ
でもこれが一番好きかも。
ダニエルの評判は凄いと聞いていたので納得でした、ボール・ダノが良かったのは驚きです、危ない感じの人物を演じてたのは見事でした。
そしてホントのラストは「あれれー?」で終わっちゃったって感じかなー
確かに、一般ウケしなさそうー。
批評家ウケがいいのも分かる気がするなー。
あ!ワタシも!
初めてみたダニエルものって「父の祈りを」だったきがするの!あとは授業で「マイ・レフト・フット」とか
「ジュノ」楽しみだねー!
でも今日も楽しみだよ
ちょっとお久しぶりです!コメントありがとう
おお!
くまんちゅうさんはコチラが一番好きですか!
ワタシはーシルクとかノーカントリーのほうが楽しかったな。。。
ポール・ダノ、びっくりクンでしたね!
あんな狂った役だったとは。。。顔からは想像もつきませんでした。
お天気の悪いGW、いかがお過ごしかしら??
そうそう、あのラストは最近よくあるような尻切れトンボ系の終わり方ですよね。
でもその後にヴァイオリン協奏曲の派手な音楽がかかって、
今までの鬱々としたものが吹き飛ばされそうで良かったなー。
でも、スワロ的にはイマイチ。
だって、イーライとポールが兄弟だったなんて
最後の最後に気づいたもん!
イーライが狂いすぎていて二重人格だと思っていた!!
深読みしすぎた!!
当初は日本の配給会社も邦題が思いつかなかったのか、それても手を抜いたのかと思っていましたが、これに変な邦題をつけるよりも原題どおりにしたのが正解だったと思いましたよ。
GWは夫婦でドラマにはまっていますー。
今日もTSUTAYA行ってこなくっちゃ!!
ラストー、ホントあんなところで終わるからビックリ。
そのあとの音楽がまた重厚でしたねー。
あはは!
あのふたりが兄弟だったの、ワタシも途中まで全然気づかなかったの!
同じく2重人格だと思っていたー
タイトル、、、変な邦題ついちゃわないでよかったです
最近変なのつけちゃったりとか「ノーカントリー」みたいに変に省略ってのが多いですもんね。
コメントありがとうございました!
どう考えてもこの石油王も神父もそばにあんまり
いたくないなぁってタイプですよね。その二人の
対決を延々見せられるしんどい映画でしたが、
PTAファンの自分には久々のぜいたく品のようでも
ありました。
音楽、レディオヘッドのジョニーと知らずにいいなぁと思ってたんで、エンドロールでびっくりでした!
kazuponさんはPTAファンだったのですねー。
彼の作品は、、、ちょっと特異っぽく感じてしまいます。でもはまればたまんないんだろうなー
音楽!
そうそう、レディオヘッドなんですよねー。
それがまた意外で、でも音楽と映画も一見ミスマッチな感じだけどぴったり合っていて、、、でした。
あの音楽のおかげで不気味さが増していましたよねー!