映画 『私は貝になりたい』

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テレビドラマの歴史に伝説を刻んだ名作「私は貝になりたい」をリメイクした感動的な人間ドラマ。
戦犯となり死刑を宣告される小市民を見つめながら、戦争がもたらす不条理や哀しみを切々と描き出す。

本土防衛のために従軍していた清水豊松（中居正広）は、終戦を迎え家族の元へと帰ってきた。
平凡でも幸せな家族との日々を営もうとしていた矢先、B・C級戦犯として逮捕されてしまう。
豊松の銃剣がアメリカ兵捕虜の腕をかすめたというのだ。
それだけのことにもかかわらず、裁判で下されたのは死刑の宣告だった。


もともとはあんまり興味なかった作品なんだけど、中居くんがテレビでいろいろ紹介しているのをみて、気になってきたので遅ればせながら鑑賞してきました♪

「どうせジャニーズの映画でしょ」なんて勝手な固定概念抱いていたもんだから、、、内容にビックリ・中居くんの演技にビックリしちゃいました。

　父の帰りを待つ家族たち。

またまた中居くんの画像がなかったよー。こういうところでちょっとテンション下がるんんだけどなー。
この作品は本当なら内容重いし、悲しい、そして家族愛が感動的で、戦争について考えさせられる、、、モノだと思います。
ただ、そこまで至らないのはワタシ個人の考えかもしれないけど、キャスティングがイマイチ。
みていると「中居くんとそのお友達」みたいなキャスティングばかりで、（この夫婦からして、、、）どこかでみたような組み合わせがいっぱい。
そのあたりもちょっとテンション下がるんだよねー。せめてつよぽんとか出すのやめてもらいたかった。
でもみなさん演技はすばらしく、とくに中居くんってあんな演技する人だったのね、、、ちょっと感動してしまいました。


あいかわらず無知な私はA級戦犯はもちろん、B・C級戦犯などという言葉は聞いたことがあるものの詳しくは全然分かっていなかったです。
この作品そのものは架空のものらしいけど、実際にはこういうい方がいたんだろうな。
そして不当に逮捕されて厳重な処罰を受けた人もたくさんいたんでしょう。
「巣鴨プリズン」なんて言葉も始めて聞いたんだけど、よく通るところだけにあんなところにあんな施設があったなんんて、、、と思ったら「東京拘置所」のモトとなった場所だったんだ。。。


またこれまた勝手な思い込みでジャニーズだから、中居くんだから、ラストはハッピーエンドになるかと思っていたんです。最後の最後までそれを信じて疑わなかった。
なのであの悲劇的なラストには唖然としちゃいました。
戦争が残した悲劇って私たちが考える以上のものだったんだな、と改めて考えさせられました。
というか悲劇以外のなにものでもないですよね。。
それをきちんと学ぶためにもみておいたほうがいい作品ではあると思いました。


　　　★★★☆☆　　3.5くらいでしょうか。

結構混雑していました。そして年齢も高めのかたばかり。。。
一組おばあちゃんと孫（小学生くらい？）の方がいてビックリ！子供がみたらどう思うんでしょうか。