尊敬する中島さんに電話して鶏の事を聞きました。最近卵に血がつき、その後つつきで死んでしまうので、その原因を聞いてみました。鶏は、歯がない為食べ物を飲み込み胃の中でそしゃくします。その時に、とがった石が必要との事。石がないと仲間の羽根などをつついてしまうとの事、そのうちにしりをつつくと血が出ます。血が出ると甘いのでつつきが激しくなるとの事です。石が必要なことは知っていましたが、与える量を適当に考えていました。中島さんの話では、いつでも鶏舎の中に石がある状態にすべきとの事。そう言えばここ1ヶ月ほど石をやっていませんでした。これで原因が分りました。ありがたい事です。
稲作の為の種(もみ米)を農協で予約してありましたので、今日受け取りに行きました。120坪の田んぼに2㎏買いました。品種は「愛知の香り」と言う種類です。この地方で栽培しやすい米だとか。2㎏で1240円でした。もうすでに薬品で消毒済とか、本当は熱湯消毒をしたかったのですが仕方ありません。①水で浮かせて選別する事②4日くらい水に浸しておく事③その後2~3日陰干しする事などを教わりました。
昨日買ってきたネギの苗を植え付けをしました。10センチくらいの溝をほり2本ずつ10センチ間隔で植えました。植えた後少し土をかぶせました。8月にもう一度植え替えします。全ての野菜石灰もやリません。全ての野菜に鶏糞単用です。私どもの野菜は味が絶品です。柔らかくて甘く食べたら癖になります。又、収穫後直ぐしおれずにいつまでも生き生きしています。これは決して誇張していません。今から50年~60年以前の野菜はそうだったのです。私は3年ほど前からよそから頂いた野菜は、家にないものでも食べたくもありません。だから、それをほとんど知人にあげてしまいます。少しでも化学肥料が入っている野菜は、体が知っていて受け付けません。又、私の作った野菜は他人にあげたくないのです。隠れて自分達だけで楽しみたいと思っています。この味の秘訣は100%我が農園で自給する「魔法の鶏糞」です。それ以外に特別他人と違う事はしていませんので間違いありません。
先日リサイクル情報を掲載してもらいましたが、今日先方から電話があり足踏み脱穀機があるとのことでした。早速午後一番でもらいに行きました。脱穀機の隣において有った「とうみ」もついでにもらってきました。リサイクル情報は、2週間ほど前に掲載してもらいましたが今回は空振りかと思い、ヤフーオークションで買おうかなと思い出していたところでラッキーでした。ちなみにヤフオクでは5000円に宅配料金が3000円~4000円ほどかかります。「とうみ」ももらいましたので大喜びです。卵3パック(30個)と交換でした。物々交換でした。
この道具はとても意味が有ると思います。もし石油が枯渇したら、石油の輸入が止まったら、経済が破綻したらそしてハイパワーインフレになって高額の農業機械が買えなかったら、稲作は手作業しか選択はありません。そのとき最低の道具は必要なのです。その時この道具は世間に光り輝くでしょう。又仮に道具が有ったとしても、農作業をした事がない者はいかんともしがたいのです。ですから、「自給自足農業をすすめる会」でのブログをご参考にしていただき、ぼつぼつ自給農業をされる事を強くお奨めします。
この道具はとても意味が有ると思います。もし石油が枯渇したら、石油の輸入が止まったら、経済が破綻したらそしてハイパワーインフレになって高額の農業機械が買えなかったら、稲作は手作業しか選択はありません。そのとき最低の道具は必要なのです。その時この道具は世間に光り輝くでしょう。又仮に道具が有ったとしても、農作業をした事がない者はいかんともしがたいのです。ですから、「自給自足農業をすすめる会」でのブログをご参考にしていただき、ぼつぼつ自給農業をされる事を強くお奨めします。
鶏舎の地主さん(おばあさん)に今日は、ねぎの作り方を教わりました。ネギは4月に苗を植える(2~3本づつ10センチ間隔)すると、6月くらいから食べることが出来る。その上苗の本数が増加する。10センチくらいの溝をほり土をかぶせておくと白根が増えて美味しい。以後8月の植え替えまで土寄せはしない。4月に植え替えして、8月にも植え替えすると味もよくなり又ネギが柔らかくなる。肥料は植えるとき少しやるだけでよい。秋の種まき後はビニールをかぶせない方が良い。これで今まで分らなかった事がよく理解できました。やっぱりお年寄りに智慧、経験を聞くことは大切だと思います。今の世の中はお年寄りを、のけものように扱い、相手にしない事が多いのですが、農業についてもしっかりとその理論を聞くべきです。もちろん、全ての生活についても智恵を吸収すべきです。そうする事によりお年寄り(私も含めて)の存在価値が上がり大きな幸せにつながります。
養鶏の現場ですが、現在行われている一般の養鶏法はとても恐ろしくて見ていられません。これは完全に虐待なのです。一般の人には、衛生のためと言って中に入れません。例え入れても人間に消毒を吹き付けて、しかも一部しか見せません。消費者の大多数は飼育の実情を知らないので安心して、一般の卵は安いからと言いながら食べていますが、食べた人が健康である事事態が、異常だと言っても過言ではないのです。しかし、この様な問題は卵だけではありませんので、何を信じて良いか分らないのが現状です。なんだかやっている事が原発と瓜二つ。人民がこの調子では、(すぐごまかされて、熱しやすく醒めやすい)多分原発もなくなりませんね。だから私がいっも言っていますが、重要な事は我々の生活態度を今すぐ、確実に変えることです。これならだれにも迷惑がかかりませんし。今すぐ出来ます。これが本当の民主主義なのです。政府に、政治家に頼まなくてもいいのです。私どもでは、養鶏小屋をいっでもご覧いただけます。何も囲いがありませんので道路からでも誰でもいつでもご覧いただけます。お気軽においでください。
そもそもケージ養鶏の鶏があのように一日じゅう、騒音公害になるほど鳴きわめいているのは(元気がある故では決してなく)実に欲求不満の悲痛な訴えにほかならないのである。彼女たちは、新しい空気が欲しい、大地へおりたい、日光が見たい、繊維が足りない、緑餌が食べたいーと絶叫し続けているのである。しかし、私の平飼の鶏は(決して100%満足しているわけではあるまいが)、一日じゅうきわめて静かでおとなしいのである。時々卵を産んだ鶏の一部が、産卵宣言の鳴き声をあげるぐらいのもので、多くは黙々として大地をつつき、砂浴びをし、、日光浴を楽しんでいるのである。
ケージの鶏が夏、息も絶え絶えの荒い呼吸をしたり、流れるような軟便をしたり、糞の臭いがはなはだしかったりするのは、体液が酸性に傾いている証拠である。濃厚飼料は酸性飼料であるから、そういう飼料ばかりを与え続けているとやがて酸毒症に陥り、慢性病の誘因となるのである。体液が酸性に傾くと、それを中和する為自然の摂理ー天与のサーモスタットが働いて、先ず鶏の呼吸が荒くなる。ついでさかんに水を飲み、さかんに排泄をするようになる(夏はことにカルシュームが不足し酸性化が進むので、これらの現象がいちじるしい)。いずれも天の配剤による酸毒化防止の自然現象である。だから軟便は、酸性体質に起因する必然的現象と受け取らねばならない。然るに人間どもは、軟便の原因は単に暑さのため水を飲みすぎるからだと早合点し、制限給水などと言う難しい技術を用いるのであるが、これは鶏の焼け付くような水の渇望(酸毒化防止の整理的欲求)を断ち切る、残酷養鶏法に他ならない。軟便がいやであったら、水を制限するよりも、先ず鶏に草を与えるべきである。草はアルカリ飼料であるから、これを多給すれば鶏の体液は弱アルカリ化され、軟便はぴたり止む。緑餌多給の平飼いの鶏は、夏場、気温が三〇度以上になっても、あまり荒い呼吸を示さないし、軟便をする事も全くないのである。
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ケージの鶏が夏、息も絶え絶えの荒い呼吸をしたり、流れるような軟便をしたり、糞の臭いがはなはだしかったりするのは、体液が酸性に傾いている証拠である。濃厚飼料は酸性飼料であるから、そういう飼料ばかりを与え続けているとやがて酸毒症に陥り、慢性病の誘因となるのである。体液が酸性に傾くと、それを中和する為自然の摂理ー天与のサーモスタットが働いて、先ず鶏の呼吸が荒くなる。ついでさかんに水を飲み、さかんに排泄をするようになる(夏はことにカルシュームが不足し酸性化が進むので、これらの現象がいちじるしい)。いずれも天の配剤による酸毒化防止の自然現象である。だから軟便は、酸性体質に起因する必然的現象と受け取らねばならない。然るに人間どもは、軟便の原因は単に暑さのため水を飲みすぎるからだと早合点し、制限給水などと言う難しい技術を用いるのであるが、これは鶏の焼け付くような水の渇望(酸毒化防止の整理的欲求)を断ち切る、残酷養鶏法に他ならない。軟便がいやであったら、水を制限するよりも、先ず鶏に草を与えるべきである。草はアルカリ飼料であるから、これを多給すれば鶏の体液は弱アルカリ化され、軟便はぴたり止む。緑餌多給の平飼いの鶏は、夏場、気温が三〇度以上になっても、あまり荒い呼吸を示さないし、軟便をする事も全くないのである。
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「緑餌不可欠」の法則は不滅 「自然卵養鶏法より」
法則は永遠に不滅である。五十年前の養鶏に緑餌は不可欠であった。1日一羽十匁(約四十グラム)というのがその頃の養鶏の鉄則であった。養鶏家はその給与量を確保するのに懸命であり、緑餌給与量にけん制されて飼育規模が左右されるほどであった。緑餌不可欠ー五十年前のこの法則は、今でも不滅でなければならない。鶏の生理は五十年前も今も変わりがなく、五十年前、鶏が緑餌を必須としたならば、今も依然として必須でなければならないのである。故に私は営々として五十年、鶏糞で草を育て、その草を刈って鶏に与え続けてきたのである。鶏もまた連綿として、(同じ生理的欲求から)緑餌をむさぶり食い続けてきたのである。緑草を細切りしてエサに混ぜ与えると、一番先に食い尽くすのは緑草である。草を刈ってそのまま土間へ放り込むと、鶏たちは目の色変えて殺到し、たちまち食い尽くしてしまうのである。ところが近代養鶏では、この緑餌を全廃してしまったのである。彼らは言う。「鶏は緑餌なしでも卵を産み続けるのである」と。なるほどケージ養鶏の鶏が緑餌なしでも生きている事は確かであるし(薬漬けは別として)そして卵を産み続けているということも確かであるが、(鶏は少々の障害を乗り越え、身を削ってでも排卵作用を行うように義務付けられているのだが)、しかしそうだからといって、緑餌は不要であるという答えにはならないのである。
大地は呼吸しているその2
巣鶏に抱卵させるとき、底のある巣箱では孵化率は低いのであるが、底を取り払って大地の上に枠だけ置くと孵化率は高くなる。それは孵化の為に適当な湿気が大地から立ち昇ってくるからである。大地の上へビニールかガラスを置くと、たちまちその下側が水滴で曇ってくるのは、その間の事情が物語っている。大地は地表の雨水や湿気を吸収する能力を持つと同時に、地中の水分を地表へ放出する能力を併せ持っているのである。この絶妙のコントロール、大自然の摂理の完全さには人工のエアコンなどは遠くに及びも付かないのであった。大地から隔絶して鶏を飼い、鶏糞との苦闘に明け暮れる近代的人工コントロール養鶏、これを「あほの鶏飼い」といっては過言であろうか(昔から下手な管理で、糞だけが儲けの養鶏を行う者を冷笑して「アホの鶏飼い」といった)。
巣鶏に抱卵させるとき、底のある巣箱では孵化率は低いのであるが、底を取り払って大地の上に枠だけ置くと孵化率は高くなる。それは孵化の為に適当な湿気が大地から立ち昇ってくるからである。大地の上へビニールかガラスを置くと、たちまちその下側が水滴で曇ってくるのは、その間の事情が物語っている。大地は地表の雨水や湿気を吸収する能力を持つと同時に、地中の水分を地表へ放出する能力を併せ持っているのである。この絶妙のコントロール、大自然の摂理の完全さには人工のエアコンなどは遠くに及びも付かないのであった。大地から隔絶して鶏を飼い、鶏糞との苦闘に明け暮れる近代的人工コントロール養鶏、これを「あほの鶏飼い」といっては過言であろうか(昔から下手な管理で、糞だけが儲けの養鶏を行う者を冷笑して「アホの鶏飼い」といった)。