方領大根(在来種で尾張徳川侯に奉納)が、一段と元気が増してきました。小さめのダイコンで根の方が少し曲がった大根です。今年は、成長がいいので味が堪能できそうです。
在来種は総じて栽培が難しいのです。在来種は成長が遅く、一斉に育ちません、その上形もまちまちです。又、殺虫剤などの化学薬品は使用しませんので、虫に襲われます。だから野菜に虫がいたり、葉が穴だらけになります。そんな野菜だから、見てくれが悪く店頭に出しても売れないのです。しかし見かけとは正反対に味は最高です。又、何より大切なのは化学薬品、化学肥料を一切使いませんので、体に毒物を入れません。そして冷蔵庫で保存しなくてもなかなか萎(しお)れません。驚くほど保存期間が長いのです。
その反対に店頭に並んでいるほぼ全野菜は、慣行農(機械農業、化学農業)で栽培しますので、見た目はきれいで形はいいですが、毒物そのものです。毎日食べる野菜ですからその毒が積もり、歳をとれば必ず体に重大な悪影響が出てきます。発病しても、それを知ってか知らずか分かりませんが、医者はそのことを一言も言いません。それを言えば(真実)経済に悪影響が出るからです。消費者は知らぬがホトケの状態です。誠にお目出度い事です。又、味は最低で野菜の味がしません。味のない葉っぱや芋を食べさせられています。
小生は、5年ほど前に自宅で野菜を作り始めました。そこで初めて分かった事ですが、店頭の野菜と味が全然違いました。その上栽培農家がいかに大量の殺虫剤、殺菌剤、化学肥料などを使っているのかを知りました。又、店頭で化学薬品をまくという事です。5年前まで本当に、恐ろしい野菜を食べさせられていました。何も知らないからその毒野菜を平気で食べていたのでした。本当に愚かな自分でした。無知とは恐ろしい事です。現在でも国民のほぼ95%は、毒野菜を何も疑わずに食べさせられています。
野菜だけではありません、穀類もそうです、魚もそうです、肉でもそうです、卵でもそうです。調味料でもそうです、ほとんどの食品は毒物であります。それを無知な国民は、何も疑わずに食べさせられているのでした。なんと恐ろしく嘆かわしい事でしょうか。
食品だけではありません。車でも、電化製品でも、住宅でも、医療でも、介護でも、携帯でも、マスコミでも、政治でも、経済界でも、教育でも宗教でも、観光でもなんでも国民はだまされているのが現代でした。文化、文明などとおだてられていますが、何も幸せなどなかったのです。不幸の社会で生活し、地獄の未来に突き進んでいるのが現代人でした。