
この卵は自然養鶏法で得た卵です。毎週1回お得意様宅に届けます。見るからに緻密な殻です。神(自然)は、この卵も完全な芸術品に育てました。色、艶、落ち着き、重さ、肌触り正に神からの授かりものです。自然養鶏法を、バカみたいに正直に忠実に行っています。
当然ながらおいしく、新鮮、栄養たっぷり、毒物(化学薬品)は一切使いません。餌も最細の注意を払い、草を毎日たっぷりと与えます。
しかし今年から自然農法を開始したので、1年後は鶏糞は要らなくなります。又、私は数年前から菜食主義にしましたので、動物タンパクである卵は必要なくなりました。しかし、3年前からのお得意様が数軒残っているので、今すぐ養鶏を辞められません。今の鶏は生後3年だから、この鶏が卵を産まなくなったらその時点でやめようかと考えています。

気温がどんどん高くなりました。さすがの鶏も暑そうです。しかし自然養鶏は特別なことはしません。鶏はそれぞれ自分で工夫して生活します。

鶏は狭い空間で卵を産みます。こんな狭いところに4羽くらい入ります。

鶏の自然の避暑方法です。土を掘りその中に身を沈めます。土の中は温度が低いのです。少し掘ると15度くらいになるとのことです。天然クーラーです。

暑さ、寒さには負けません。平気です、病気になんかなりません。人間と同じです。食べるものを吟味して、運動し、太陽、空気にふれて、ストレスを与えない暮らしが健康の基です。

太陽が昇れば起きて、沈めば寝る。欲を出さず贅沢をしない。卵を産んで餌を食べる。毎日同じ生活で一生を終える。ただそれだけです。それ以外は有りません。これが「無」です。

去年末に泥棒に盗られたので現在30羽になってしまった。岐阜産のもみじという銘柄の鶏です。おとなしく、人になつき、粗食に耐え、病気に強く自然養鶏向けの鶏です。生まれてから2~3年の鶏です。

卵からかえったあくる日から自家で育てます。できる限り自然に近い環境で育てた鶏です。手間暇をかけたもので儲けを考えたらとても採算に合いません。当家では10個350円で自然卵を販売しています。近くでも自然卵と称して(手抜きあり)10個650円で販売しています。小生と同じ養鶏法では10個1000円ほどで販売している業者もあります。

今後はこれ以上羽数を増やさないようにしながら、15羽くらいにして真の自給養鶏にしたいと思っています。
鶏の生活は、人間の健康に非常に良いお手本となる。土の上で太陽を浴びながら、風(空気)を一杯吸い、草を多食して又、微生物を食べます。そして広い空間で体を自由に動かして、何の心配もなくのんびりと暮らします。病気などほとんどかかりません。元気がない鶏がいてもやがて治ってしまう。一番注意するのは、くちばしで友達の肛門をつつくことです。これが癖(くせ)になると、つつかれたニワトリは出血して死んでしまいます。死因のほとんどがこのつつきであります。

人間も60年前は、この鶏とほぼ同じような暮らしをしていたのであります。鶏は病院もありません、学校もない、職場もない、テレビもなく、電化製品もない、車もない、レストラン、ホテルもない、焼き肉、すし、ウナギもない、パンもない、コーヒーもない。でも毎日何の苦労もなく暮らしている。そうして一生を終るのです。人間も弥生、縄文時代だったら鶏と同じでした。それでもそれで当時の人は幸せであった。
現代人は傲慢であるからにして、今の贅沢な暮らしだけが幸せだと思い違いしている。誠に浅はかな、悲しく、むなしい生物である。

鶏は現在30羽しかいない。去年の今頃は、130羽いたが年末から4回にわたり泥棒に取られてしまった。4年ほど前から自然養鶏法で飼っている。国内でも指折りしかない究極の自然養鶏法である。しかし卵の良さは、野菜と同じで一般人ではなかなか分からない。口コミでの拡販を狙ったが、この地方の人では無理だった。
しかし7軒ほどお得意様があるのでお分けしているが、最近は品切れになることが多い。自家は食べるのを我慢している。今後鶏の羽数をどうするか思案中である。4年前有機栽培をめざして農を始めたので、自然養鶏は有機栽培の中核だった。その時、年金暮らしになったので鶏卵販売が生活費の助けになると考えた。
しかし、今年から自然栽培を始めたので基本的に鶏糞がいらなくなった。だから養鶏の存在価値が各段に下がってしまった。又、食事法も野菜食中心にしたので、動物タンパクである鶏卵は必要でなくなった。だから養鶏は微妙な立場になってしまった。今まで買ってもらったお得意様の事もあるし、鶏糞は1~2年は少しは必要と感じているので悩んでいる。


久しぶりに鶏の写真が撮れた。自然養鶏だから色艶、動きが違う。広い空間の土の上で飼育。太陽、風を一杯浴びて育てる。鶏舎は畑の真ん中にあり静かに暮らせる。草は最良の餌。刈ったばかりの草は新鮮で栄養満点。他の餌にもこだわり、もみ米、おから、魚粉、米ぬか、土着菌を混ぜて発酵させる。みみず、虫なども捕まえてやる。堆肥もバケツ1杯与える。家族の食事の残りも食べさせる。孵化した次の日から甘やかせず質素な餌で育てる。
小生夫婦を扉の前に群がり待ちわびる。自然養鶏は、化学薬品、消毒、薬、ホルモン剤、抗生物質など一切使わないので安心、この卵は最高で貴重品。こんな手間がかかる飼育をしている養鶏業者は、ほとんど見当たらない。全国でも10軒くらいしかない。
鶏はこのところつつきがでてきた。2週間ほどで3羽死んでしまった。つつきは鶏の習性だから仕方がないが一度出るとなかなか直らない。しかし今年から自然栽培法を取り入れているので、1~2年後は鶏糞が要らなくなる。又年金生活、自給自足生活にもなれて益々金を使わなくなってきた。来年から車もやめる。車を辞めると月4万円ほど助かる。又、食事も少食法を取り入れて、だんだん食事関連の購入費もなくなりつつある。夏もエアコンは使わない。冬の暖房は火鉢を利用している。野菜の種、苗も自給できる。だから家計費では税金関連が一番大きい。冠婚葬祭費、交際費が気になるがその他は微々たるものだ。病院も歯医者だけである。旅行、外食も極力控える。
そんなことで、今までは卵の収入で少し家計が助かっていたが、今後はこの金はあてにしなくてもよい。卵は栄養がありすぎて自給用としても10羽いればよい。来年からは、できれば自宅の隅に小屋を作りそこで飼えば良いと思っている。そうすれば雨の日でもわざわざ餌やりに自転車で7キロも通わなくてもよくなる。そうすれば餌も自給できる可能性がある。そういえば60年前の農家はどこでも自宅で鶏を飼っていた。
そんなことで、今までは卵の収入で少し家計が助かっていたが、今後はこの金はあてにしなくてもよい。卵は栄養がありすぎて自給用としても10羽いればよい。来年からは、できれば自宅の隅に小屋を作りそこで飼えば良いと思っている。そうすれば雨の日でもわざわざ餌やりに自転車で7キロも通わなくてもよくなる。そうすれば餌も自給できる可能性がある。そういえば60年前の農家はどこでも自宅で鶏を飼っていた。
鶏の小屋を移動してから鶏が前にもまして元気がいい。前は尾張中央道のすぐ隣に小屋が有ったので車がすこし気になった。夜になると車のライトが少し邪魔になっていた。今度は住宅から200メートルほど離れていて車はほとんど通らない。だから鶏が安心して暮らしているような気がする。全部で35羽だが25個~30個毎日産卵する。平均すると80%の産卵である。以前の産卵率は50%くらいだったからそのことを思えば格段に成績が良い。
今日も鶏引越しため、鶏舎を作り直している。鶏が去年末から4回にわたり盗まれてしまった。おかげで35羽になった。自然養鶏は1坪の鶏舎に最高で10羽しか入れない。だから今度の鶏舎は3坪にした。小さい鶏舎だから作るのも楽だが一から作りなさねばならず、夫婦で悪戦苦闘中である。
今まで2~3週間おきくらいで盗みに来るので、今度来る前には全羽移転させる予定。ようやく扉が出来上がり最後の仕上げの段階になった。まだ産卵箱、とまり木、外からの外的防止など細かいところが残っている。しかし明日には引越ししたい。
35羽だから何をしても楽である。今まで余った卵を社会福祉団体に寄付したりしていたが、今はほとんど余らない。自家で食べる分もないほどだ。でも何事も足らないくらいが丁度よい。そのほうが有難味がある。
現代の人間は何事も余りすぎる。給与、時間、食べ物、機械、教育、車、店等を減らさねばならない。そうすれば世の中が静かでのんびりとする。地球、自然の営みがよみがえる。他の生物にも迷惑がかからない。人間以外の他の生物のすべては必要以外に物を所有しない。
自給自足農業も無所有の暮らしが適切かもしれない。そういう社会になれば税金もいらなくなる。人間が平等になり公務員もいらないからだ。もしかしてこれが理想の共産主義社会でしょうか。
私の尊敬する江戸時代の哲学者安藤昌益は「直耕共産社会」と言っているがそれが理想社会かもしれない。そうすれば盗む人も盗まれる人もいなくなる。平行して侵略する国も侵略される国もなくなる。
今まで2~3週間おきくらいで盗みに来るので、今度来る前には全羽移転させる予定。ようやく扉が出来上がり最後の仕上げの段階になった。まだ産卵箱、とまり木、外からの外的防止など細かいところが残っている。しかし明日には引越ししたい。
35羽だから何をしても楽である。今まで余った卵を社会福祉団体に寄付したりしていたが、今はほとんど余らない。自家で食べる分もないほどだ。でも何事も足らないくらいが丁度よい。そのほうが有難味がある。
現代の人間は何事も余りすぎる。給与、時間、食べ物、機械、教育、車、店等を減らさねばならない。そうすれば世の中が静かでのんびりとする。地球、自然の営みがよみがえる。他の生物にも迷惑がかからない。人間以外の他の生物のすべては必要以外に物を所有しない。
自給自足農業も無所有の暮らしが適切かもしれない。そういう社会になれば税金もいらなくなる。人間が平等になり公務員もいらないからだ。もしかしてこれが理想の共産主義社会でしょうか。
私の尊敬する江戸時代の哲学者安藤昌益は「直耕共産社会」と言っているがそれが理想社会かもしれない。そうすれば盗む人も盗まれる人もいなくなる。平行して侵略する国も侵略される国もなくなる。
朝晩は涼しくなりました。扇風機もいりません。
鶏も気持ちよさそうです。朝、鶏舎の入り口の戸を開けるとえさ欲しさに飛びついてきます。
えさの取り合いで戦争です。コッココッコと鳴きながら、鶏舎内を走り回ります。私達は鶏の羽根を踏んだり、ぶっかりそうで歩くのに邪魔だ。

◇先ずえさをやります。
◇それから水をやります。
◇草を刈って与えます。
◇米ぬかに水を混ぜてかき混ぜ与えます。
◇かぼちゃを半分くらいに切って与えます。
◇産卵箱の中の糞などの汚れを除きます。
◇砕石がなくなっていれば与えます。
◇全部の鶏に異常がないか確かめます。
◇鶏舎の周りの草刈りをして、畑全体をきれいにします。
以上の作業を、夫婦で行いますが40分くらいかかります。
◆鶏舎からは一切臭いはしません。(これが自然養鶏です)
◆ハエも1匹もいません。
◆鶏舎の床は常に乾いています。(一般養鶏はびしゃびしゃ)
◆鶏舎内を掃除した事は一度もありません。
◆もちろん消毒など致しません。
◆化学薬品、クスリは使用しません。
◆卵は間違いなく産卵箱で産みます。(ほぼ100%)
◆鶏糞が要る時は、すくって与えるだけです。さらさらです。
◆えさは、食い尽くす量しか与えません。
◆1坪で10羽以上は入れません。(薄飼い)
◆四方は金網で、風がすうすうと通り抜けます。
◆太陽がたっぷりと入ります。
◆えさもこだわり自然の物を与えるようにしています。
◆えさを発酵菌と米ぬかを混ぜて発酵させています。
◆生まれたばかりのひよこから飼い始めます。
◆真夏、真冬でも囲い、日除けなどしません。
◆水は雨水を与えます。
以上が自然養鶏の飼い方です。この鶏糞は、アルカリ性で微生物が一杯の理想的な肥料になります。国内でも、この飼育方法をしている業者はまれです。だからこの鶏糞は希少価値です。

この鶏糞で栽培した作物は柔らかく、嘘のように味が良くなります。栄養も最高に有ると思います。これが自給自足農業の真髄です。
鶏も気持ちよさそうです。朝、鶏舎の入り口の戸を開けるとえさ欲しさに飛びついてきます。
えさの取り合いで戦争です。コッココッコと鳴きながら、鶏舎内を走り回ります。私達は鶏の羽根を踏んだり、ぶっかりそうで歩くのに邪魔だ。

◇先ずえさをやります。
◇それから水をやります。
◇草を刈って与えます。
◇米ぬかに水を混ぜてかき混ぜ与えます。
◇かぼちゃを半分くらいに切って与えます。
◇産卵箱の中の糞などの汚れを除きます。
◇砕石がなくなっていれば与えます。
◇全部の鶏に異常がないか確かめます。
◇鶏舎の周りの草刈りをして、畑全体をきれいにします。
以上の作業を、夫婦で行いますが40分くらいかかります。
◆鶏舎からは一切臭いはしません。(これが自然養鶏です)
◆ハエも1匹もいません。
◆鶏舎の床は常に乾いています。(一般養鶏はびしゃびしゃ)
◆鶏舎内を掃除した事は一度もありません。
◆もちろん消毒など致しません。
◆化学薬品、クスリは使用しません。
◆卵は間違いなく産卵箱で産みます。(ほぼ100%)
◆鶏糞が要る時は、すくって与えるだけです。さらさらです。
◆えさは、食い尽くす量しか与えません。
◆1坪で10羽以上は入れません。(薄飼い)
◆四方は金網で、風がすうすうと通り抜けます。
◆太陽がたっぷりと入ります。
◆えさもこだわり自然の物を与えるようにしています。
◆えさを発酵菌と米ぬかを混ぜて発酵させています。
◆生まれたばかりのひよこから飼い始めます。
◆真夏、真冬でも囲い、日除けなどしません。
◆水は雨水を与えます。
以上が自然養鶏の飼い方です。この鶏糞は、アルカリ性で微生物が一杯の理想的な肥料になります。国内でも、この飼育方法をしている業者はまれです。だからこの鶏糞は希少価値です。

この鶏糞で栽培した作物は柔らかく、嘘のように味が良くなります。栄養も最高に有ると思います。これが自給自足農業の真髄です。
尊敬する中島さんに電話して鶏の事を聞きました。最近卵に血がつき、その後つつきで死んでしまうので、その原因を聞いてみました。鶏は、歯がない為食べ物を飲み込み胃の中でそしゃくします。その時に、とがった石が必要との事。石がないと仲間の羽根などをつついてしまうとの事、そのうちにしりをつつくと血が出ます。血が出ると甘いのでつつきが激しくなるとの事です。石が必要なことは知っていましたが、与える量を適当に考えていました。中島さんの話では、いつでも鶏舎の中に石がある状態にすべきとの事。そう言えばここ1ヶ月ほど石をやっていませんでした。これで原因が分りました。ありがたい事です。