この大地の作用をコンクリートで遮断すれば、土壌中の有用微生物は繁殖を妨げられ、そこに積もる糞は病原菌の格好のすみかとなる。だからこそコンクリートの床は頻繁に掃除をし、消毒剤を浴びるほどかけなくてはならぬのである。
論より証拠、平飼いの床を土間にして養鶏堆積床となし(積もる糞をそのまま放置、鶏の足かきによりそれは乾いて微粉状となる)オールアウト(鶏群全部を淘汰する)の直後も、そのまま掃除、消毒せずに次の若メスを収容しても、鶏は病気にならず、その他の支障も全く見られないのである。
写真は我が鶏小屋です。床は乾いて微粉状です。(砂みたいです)