ブログ自給自足農民

自然農法で、自給自足農を行います。野菜、米、果物栽培と養鶏です。あれこれ工夫しながらの作業日記です。

空気の重要性その2

2013-03-06 11:43:01 | 自然養鶏
鶏にとって冷たくても新鮮な空気の方が、暖かく汚れた空気よりもはるかに重要なのである。鶏は元来、寒さになれる事は可能であっても、汚染された空気になれることは不可能なのであった。それを寒さから守る為に人工ビニール幕で空気を汚すのは、大自然の恩恵を無視した人間の愚かな誤算ではなかったか。
空気は大自然から「無限に」「無料」で与えられているにもかかわらず、大型企業養鶏では例外なくわざわざ費用をかけて、冬期ビニール幕で外気を遮断するし、近代的ウインドレス鶏舎(無窓鶏舎)のごときは、断熱材でもって年中外気との隔絶を図るのである。

大地の見事な浄化作用その2

2013-03-06 11:40:25 | 自然養鶏
この大地の作用をコンクリートで遮断すれば、土壌中の有用微生物は繁殖を妨げられ、そこに積もる糞は病原菌の格好のすみかとなる。だからこそコンクリートの床は頻繁に掃除をし、消毒剤を浴びるほどかけなくてはならぬのである。
論より証拠、平飼いの床を土間にして養鶏堆積床となし(積もる糞をそのまま放置、鶏の足かきによりそれは乾いて微粉状となる)オールアウト(鶏群全部を淘汰する)の直後も、そのまま掃除、消毒せずに次の若メスを収容しても、鶏は病気にならず、その他の支障も全く見られないのである。

写真は我が鶏小屋です。床は乾いて微粉状です。(砂みたいです)