ブログ自給自足農民

自然農法で、自給自足農を行います。野菜、米、果物栽培と養鶏です。あれこれ工夫しながらの作業日記です。

空気の重要性その4

2013-03-08 17:49:17 | 自然養鶏
なるほど寒さの為えさ効率が悪くなったり、産卵が低下する事もあり得るかもしれない。しかし二グラムや三グラムの耐寒用のえさ、一%や二%の産卵低下は、防寒設備費や代替補給費や、消毒剤、予防剤、治療薬などの費用に比べたら物の数ではないと思うのだがー。私の地方では、かって十二月末から一月末までの一ヶ月間、毎朝の最低気温が連続してマイナス六~九度を記録したのであるが、それでも四面オール開放で平常の産卵を落とさなかったのである。鶏は吹雪の中で雪をつついて食い、水桶の氷を割ってやればその水を飲み、ノコクズや豆腐粕や雑草サイレージの混じった粗飼料を食い、呼吸器病などとは無縁にせっせと卵を産みとおしたのであった。暑さや寒さや吹雪や嵐は、鶏にとって抵抗力をつけるための天与の刺激に他ならない。これをストレスと考えて、鶏を過保護の環境に閉じ込めておけば、勢い鶏は弱体化せざるを得ないのである。

大地に蓋をするコンクリート

2013-03-08 13:08:20 | 自然養鶏
ケージでもコンクリートの上に糞を落とすより、大地の上へ落としたほうが糞の乾きがよい。大地は糞の湿りを吸収する作用を行うが、コンクリートはその作用を断ち切る役目しか持っていないのである。ちなみに大地の上に降る雨は、適度に土中に吸収されてそれは井戸水や谷水の源泉となり、日照りの時も序々に放出できるというように調節保管されるのであるが、コンクリートの上に降る雨は、一滴たリとも吸収されず一度に流亡してしまい、日照の時にはたちまち欠乏を告げるのである。セメントは建設の為の材料であるけれども、大自然の側から見ればそれは自然破壊の為の材料に他ならない。毎日毎日フル生産されるおびただしい量のセメントは、たとえひとすくいといえども大地との隔絶に役立つ以外には用途がないのである。それが建設に使用されようと、石垣や波止場に使用されようと、ヒューズ管やU字溝に作られようと、究極は大地と地上との遮断に役立つこととなる。かしてセメントが一袋生産されれば、確実にそれだけ大地が消されていくのである。

稲作に初挑戦

2013-03-08 11:15:09 | 
知人の紹介で、田んぼを使用してくれないかという話があり、今年から稲作に初挑戦します。今、必死になり稲作を勉強しています。とりあえずは無農薬、有機栽培で行います。農機は使用しないのが私の考え方ですので、全てが手作業です。稲作はとても難しいと思います。苗作り、耕作、水張り、草取り、稲刈り、脱穀、はさかけ、選別、もみすり、保存と難関が山ほどあります。とりあえずは、2ヶ月ほどかけて写真の状態にする事が出来ました。当初は草が1Mくらいの高さで全面に生えていました。根も土の中にびっしりと詰まっていました。広さは、120坪ほどで写真の緑がかったところです。今日は30分くらい細かく耕しました。今後の推移が楽しみです。収穫は150KGもあれば上等です。玄米食でしたら、白米の半分の消費で済ますので、3人家族なら自給でるでしょう。

この農法を世の中に広げたら、食料の自給が100%近く出来ますし、放棄田んぼもなくなり緑の環境も維持できます。人の生活も工夫すれば、自給農業だけで生きられる世の中が出来るかもしれません。機械を使わない農法だから失業者も救済できますし。地球環境も改善され自然が生き返り、ユートピアンの誕生が可能かも!