キセルⅩ(kiss sell x)の活動

様々なカルチャーを通して生きていく活動日記

都市伝説2

2008-11-24 12:47:30 | Weblog
下町のネバーランド

今回は、このテーマです。

陽も暮れ始めた午後16:30分頃
砂町銀座に向かう途中、ふと気になった場所があったので、一本の路地に入ってみた。

周りは住宅街なので、かなりシーンとした雰囲気だが、

一箇所だけ、ものすごーーーーーい数のチャリが。

キッヅのチャリが!

しかも、ドンドンそこに男子小学生が吸い込まれていく。

そこは「前野屋」


記憶によれば、20年前に私はこのネバーランドを発見したが
外のアーケードゲームには、常に砂町の悪そうなガキ(当時はお兄ちゃん達)がたむろし、ゲームをしていて「カツアゲ」を喰らったものだ。

そして、店の裏にはエアーガンの射撃場みたいなのがあって、最新の銃を撃ってるガキ(当時は怖いお兄ちゃん達)がいた

完全にオヤジの趣味の店。

店のオヤジは、そんな子供たちとのふれあいを楽しんでいた。


それから20年後・・・・

店の外のアーケードゲームはなくなり、店内に
「北斗の拳」などのスロットが置かれ

エアーガンのコーナーはしっかり残っていたが、狭くなり

変わりに、カードのディスプレイがどーーーんとあった。

そして、店内には無数の小学生がカードゲームに熱中!!
専用テーブルまである。

レジカウンターでは、子供と楽しそうにカードについて語り合う、20年前と変わらない、笑顔のオヤジの姿が!!

その目は20年前と変わらない。
けど、オトナになった私は気がついた

どこか、異質の目つき。

あの、子供を見る目・・・

はて、どこかで見たことがある。。。。


マ・・・イ・ケ・・・


私は思いました。

ここのオヤジはマイケルジャクソンと同じだなと。


何よりも地域の子供を愛し、店の内容も、時代に合わせて変えてゆく。
だから、客の子供たちの数は減らない。

まさに子供たちのためにある店とオヤジ。

なんというか、企業努力で店を時代に合わせて運営しているというか、
ただ単に、地域の子供を愛し、子供たちの足が遠のかないようにと
努力した結果、いまだに繁栄しているお店

「繁盛」というより「繁栄」

それが「前野屋」なんだなと思いました。

私には、店のオヤジがピーターパンで、カードゲームに群がる子供達が妖精に見えました。

ネバーランドがここにあった。





補足:こんなにも子供たちのお店なのに、看板は何故か
「たばこ」の文字が一番上に・・・

何故かというと、砂町という土地柄、早くオトナになってしまう子供が多いいので「たばこ」も吸えますよということですね・・・多分

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