キセルⅩ(kiss sell x)の活動

様々なカルチャーを通して生きていく活動日記

柔術のぼんやり日記

2018-10-11 08:28:24 | Weblog

私が基礎クラスを始めて一か月。

考えることが沢山ある。

先ず、柔術はどんどん新しカルチャーを吸収して変化が速いスポーツだと感じる。

私が初めて約8年だが、技の流行すたりがあり、技の呼び名が変わり、ルールもめまぐるしく変化している。

その中でもやはりベーシックなものは変わらない。

というか変わったらいけない物がある。

 

でも、先生によって教え方も本当に色々と違うから面白い。本当に性格が出るものだと思う。

ベーシックな技、三角締めを例にとっても

導入が大切とみて、三角に入る前をとにかく繰り返しやるか

三角に入ってから足の位置、角度、腕の流し方などを細かく細かくやるか

防がれた場合、すぐに腕十字やオモプラッタに変化するやり方か、角度を変えて執拗に確実に決めに行くことが良いのか。

などなど

1個の技に沢山の可能性とやり方と別次元と言ってもいいほどの極め方がある。

 

そして、基本の技1個では、はみんな知ってるからか、試合ではなかなかかからないのが当たり前だと思う。

餌がいくつかあっての、基本形の技ならかかると思うが・・・

何が言いたいかというと、基本形はあくまで基本。ベーシック

これを自分なりにいくつか組み合わせて、連携技を作ったり、少し変化させたりして相手の予測できない動きにならないと、試合では使えないと思っている。

だからこそ、基本が大切とわかる。

基本形ができていなければ、そこから派生する技が限られてくるし、形が崩れるから、いざ形に入ってもかからないということになる。

 

上手くできているもので、白帯で苦労して基本形を沢山身に着けた人と、少し近道した人を比べるとわかる。

後者は後から新しい技を会得しようとしても、がなかなか身につかない。

前者はどんどん技のバリエーションが増えてくる。

 

私はまだまだ頭が固いから、こう思うのだ。

 

でも、柔術は本当に表現できないほどの可能性があり、色々な文化を吸収してしまう。

正解はないとおもう。

様々な国、文化、言語、ルールが混在していてとても奥深くて楽しいアドベンチャーだとおもう。

だから驚きの連続だし、毎回試合するたびにワクワクドキドキする。

 

正解がない、もしかしたら基本形っていうのも、数年後には変わっている可能性すらある。

そんなスポーツ他にあるのかなーーと思う。