2017/ 1 /11(水)
天満宮の参道や境内には牛の像がいくつか置かれています。
何故、天満宮に牛なのでしょうか。
道真公の出生年は丑年である。
亡くなったのが丑の月の丑の日である。
牛が刺客から道真を守った。
道真公の遺骸を載せた車を引く牛が座り込んで墓所を決めた。
などの説がありますがどれが事実なのか
単なる伝承に過ぎないのか分かりません。
この最後の説から
北野天満宮の牛の像は殆どが座り込んだ姿勢で
臥牛(がぎゅう)と呼ばれています。
また、この牛は菅原道真公の使者とされ、
古くから傷や病気の箇所をさすると回復する。
頭を擦ると賢くなる。
などで多くの参詣者から触れられてきました。
そこで天満宮の牛の像を撮ってきました。
コンプリート出来たかは分かりませんが・・・。
撮影日 2017/ 1/ 7(土)
1頭目 一の鳥居をくぐった参道の左側。威風堂々とした牛です。
2頭目 参道を挟んだ右側。新しく置かれた可愛らしい子牛です。
3頭目 参道の左側、楼門手前。親子の牛で角が折れているのが残念です。
4頭目 参道の左側、楼門手前。鋳造で角が上に大きい牛。
文政二年(1819年)の刻印、約200年もの間、親しまれてきました。
5頭目 参道の右側、楼門手前。鋳造で角が前に出た闘争心溢れる親子の牛。
明治26年(1893年)の刻印、今から124年前です。
6頭目 楼門をくぐった右手、手水社。
7頭目 楼門をくぐった正面。赤めの牛で梅の咲く頃には撮影スポットとなります。
8頭目 絵馬所の東側。闘牛に出てきそうな闘争心溢れる迫力の牛。
9頭目 三光門の手前。唯一御影石の牛で擦られてツルツルに光っています。
10頭目 三光門の手前。穏やかな表情の牛。
11頭目 絵馬掛所。牛の像の頭を撫でると頭がよくなるといわれ、鳥居には多くの受験生が学業成就に列を作ります。
天満宮の中では一番多く擦られているようで鼻がツルツルです。
12頭目 東門をくぐった手水社。闘牛の牛。
13頭目 社務所前。スマートな顔立ちの牛。
14頭目 拝殿正面中央の軒唐破風の奥にある蟇股。唯一の立ち牛。
境内の牛は殆ど伏せて横たわっていますがこの牛は立って躍動感があります。
それ以外にこんな所にもあります。
灯篭
絵馬
昭和6年の刻印があります。
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