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2年間学習してきた英語の項目中、ぜひ覚えておきたい重要表現をまとめました。
◎ 前置詞は1つでたくさんの意味を持つ
They will be ( ) your idea.
「賛成・支持」を表し 「~に賛成して」 彼らは君の考えに賛成するだろう。
I paid three thousand yen ( ) this shirt.
「交換・代償」を表し 「~と交換に」 このシャツを買うのに3000円を支払った。
The English book must be difficult ( ) children.
「利益」を表し 「~にとっては」 その英語の本は子供たちには難しいに違いない。
1年生では主に「時」「場所」を表す前置詞を覚えましたが、前置詞にはほかにもたくさんの意味を表します。
特に、1つの前置詞でいくつもの異なる意味を持つとてもやっかいなことばです。少しずつ、確実に覚えてください。
◎ 不定代名詞は不特定の人や物を指し示す
Every children in the class is in the gym.
クラスの子供たち全員が体育館にいます。
Today I don't have so many homework as I did yesterday.
今日は昨日ほど宿題が多くない。
不特定の人や物によって使われる不定代名詞を使い分ける必要があります。
上の例文は、不定代名詞の正しいはたらきをたずねる問題。
every は代名詞と形容詞のはたらきがあり、「単数扱い」になるので、形容詞の場合、
「every + 単数名詞」 の形にします
× every children → ○ every child
many も代名詞と形容詞のはたらきがあり、常に「複数扱い」になり、形容詞では、
「many + 複数名詞」 の形にします
× many homework → ○ much homework
この場合、 「homework」が数えられない名詞なので many ではなく 「much」を用います
◎ 数えられない名詞の数え方は形や容器、単位で数える
I want to eat a ( ) of milk.
Bring me a ( ) of glasses.
She bought two ( ) of butter.
I need two ( ) of paper.
[ piece / glass / cup / pounds / pieces / sheet ]
決まった形を持たない物質名詞を数える場合、それぞれに合った形や容器、単位を使って数えます。
また、複数の場合は数える単位部分を複数形にします。
a glass of milk (単 数) ⇔ two glasses of milk (複 数)
コップ1杯のミルク コップ2杯のミルク
milk, water, wine, whiskey などは glass 「コップ・グラス」 で飲むもの
これに対し、
coffee, tea, cocoa などは cup 「カップ」で飲むものだから a cup of [ two cups of] coffee ...
a pair of glasses (単 数) ⇔ two pairs of glasses (複 数)
メガネ1つ メガネ2つ
glasses(メガネ), gloves(手袋), pants(パンツ) など 「1対で1つ」 のものに使う
a pound of butter (単 数) ⇔ two pounds of butter (複 数)
1ポンドのバター 2ポンドのバター
a liter of water (単 数) ⇔ two liters of water (複 数)
1リットルの水 2リットルの水
a piece of paper (単 数) ⇔ two pieces of paper (複 数)
紙切れ1枚 紙切れ2枚
[piece] はもともと「破片、部品」などの意味を表しますが、物質名詞を数えるときにはいろいろなものを
数えるのに使われます。
a piece of chalk チョーク1本
a piece of cake ケーキ1個(1切れ)
a piece of soap 石けん1個
a piece of paper 紙きれ1枚
a piece of furniture 家具1点
a piece of advice 1つのアドバイス
◎ 単語は〈つづり〉〈いみ〉〈発音〉をセットで覚えよう
con-tin-ue mu-si-cian de-li-cious mod-ern
com-pa-ny be-gin-ning veg-e-table vol-un-teer
辞書を引くと、見出し語は上のように〈‐〉や〈・〉に分かれて表示されています。この1かたまりが「音節」で、発音の区切りを表しています。
この区切りの1番左側から「第1音節」「第2音節」のような呼び方をします。入試では、1番強く発音する音節をたずねる問題が必ず出ます。
「音節」「発音」について、授業で詳しく教わることは少ないので、問題集を通じてしっかり覚えるようにしてください。
◎ 英文の読み方には決まりがある
I think the train will come in a few minutes.
列車は数分で来ると思います。
We may watch TV or go and play if we finish our homework.
ぼくたちは、宿題が終わったらテレビを見るか遊びに行くかもしれない。
英文を読むとき、 「まとまった意味のかたまり」ごとに区切るのが基本になります。
・接続詞の前
・前置詞の前
・長い主語の後
・不定詞や動名詞などの前
上の例文において、「2か所」区切るとすればどこで区切りますか。
〈前回の演習問題の答え〉
1) 時制関連問題
(1) I (was calling) Keiko when my father came home.
(2) We'll start as soon as Mr. Abe (comes).
(3) Let's go fishing if it ( is ) fine tomorrow.
(4) I hope I( will be ) a pianist in the future.
(5) The cat ran away when it ( saw ) me.
(1):「父が帰宅したとき、私はケイコに電話中だった」
過去のある時点における動作の進行を表すから進行形にします
(2)(3):時や条件の副詞節では未来のことも現在形で表す決まりを忘れずに
(4):名詞節を導く〈that〉が省略された形。名詞節では未来形にします
(5):「逃げ出す」と「見る」は同時に起こったので過去形にします
2) 接続詞を含む重要表現
(1) You must eat vegetables (whether) you like them ( or ) not.
(2) He'll be here at six (unless) his bus arrives late.
(3) Never give up (even) ( if ) you sometimes make mistakes.
(4) Do you mind ( if ) I open the window ?
(5) It's a long time (since) I saw you (last).
(1):「たとえあなたがそれら(野菜)を好きでも好きでなくても」と考えます
whether A or not 「Aであろうとなかろうと」 / wheter A or B 「AであろうとBであろうと」
(2):「バスが遅れて到着しない限りは」:しばしば if ... not に書き換えられます。
→ He'll be here at six if his bus doesn't arrive late.
(3):譲歩を表す even if [though] を用います。
(4):「もしも私が窓を開けたらあなたは嫌がりますか」 と考えます
(5): 「あなたに最後に会って以来長い時間がたちます」 が発展して 「お久しぶり」 と表現します。
学んで得た知識をマスターするためのトレーニング!
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〈例題の答え:英文の区切り方〉
I think / the train will come / in a few minutes.
We may watch TV / or go and play / if we finish our homework.
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