もうすぐ新しい学年がスタートします。特に、新中3生にとっては、
「自分の将来の夢や目標」 を実現するための第1歩、高校入試
の年にあたる大切な時期にあたります。
以前より、当塾ホームページやこのブログでお話ししているように、
「教科書授業」の中学校課程は、遅くとも1学期中にその標準レベル
を修得し終え、以降入試問題対策に全力を傾けるようにしましょう。
私立の進学校では、すでに1年以上前に行われていることです。
一般公立校を目指す人ものんびりとしていられません。
今回は、中学生のみなさんには少々むずかしいかもしれませんが、
とてもためになる話をします。
先日、ニュースでやっていた 「新卒者の卒業後3年以内の平均離職(りしょく)率」
についてです。それによると、
「日本の年中行事 『七五三』 にたとえて
・中学卒業者の7割 (前年比0.5%増)
・・・ 圧倒的に1年目の離職率が高い
・高校卒業者の5割 (前年比0.4%増)
・大学卒業者の3割 (前年比0.1%減)
・・・ 高卒・大卒者の離職率は2年目以降に高くなる
は、それぞれ学校を平成24年3月に卒業後3年以内に、就職(しゅうしょく)した会社を辞(や)めていく。」
というものでした。景気の良い年、悪い年出るで数値に変化はありますが、大体こんな感じに毎年なっていいます。
次に、会社を辞めていく理由について。
第 1 位 ・・・ 仕事の内容と給与(きゅうよ)が合わない
第 2 位 ・・・ 仕事のストレスが大きい
第 3 位 ・・・ 会社の将来に不安
第 4 位 ・・・ 労働時間が長い
第 5 位 ・・・ 仕事がきつい
(厚生労働省職業安定局より)
これらの理由は、すべてがとても後ろ向きでマイナス思考に感じます。
彼らがこのように考えるには、次のようなことがあげられます。
1 新卒直後で社会生活に慣れていないか、そもそも社会生活を知らない
2 自分という人間を知らない ・・・ 性格や得意、不得意分野 など
その結果、自分に合わない仕事を選んでしまう。
だから、労働時間が長く感じ、仕事がきつく感じる
自分という人間がわかっていれば、自分に合った仕事を見つけられるはず。
→ 自分に合った仕事 = 自分の好きな仕事 = やりがいのある仕事
みなさんは、今後、高校や大学を出て社会人になるわけですが、
・ほとんどの学生が、社会に出る直前になってから「社会」というものや、
社会とのかかわり方について考える
・そのころまで 「自分がどんな人間か」 を知らないままにいる
つまり、
・社会へ出るまでの準備期間が足りない!
こんなことがいえるのだろうと思います。 これを防ぐためにも、今の内から、学校の授業や
日々の生活からそのことを考え、行動しながら「社会」について理解を深めるとともに、
将来や目標に対して大いに考え悩み、経験をより豊富に積み上げていくことが大切なのです。
では、いつものように
次の問題を解いてみましょう。 中学校 1 年課程からのものになります。
☆ 先取り学習をお勧めします!
その必要性を十分に理解してはじめましょう
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