意識の進化、次元上昇をアシストする“イエス-道(Jesus,the Way)”

“イエス-道”という視点から、人生を生きる秘訣・コツを考える“斬新的な聖書リサーチ”

ブログ(93) 『時をかける少女』(by 原田知世)の歌詞に観る “イエス - 道(Jesus,the Way)”

2015年02月24日 22時43分13秒 | 歌の歌詞に観る“イエス-道”


ブログ(93) 『時をかける少女(by 原田知世)の歌詞に観る “イエス‐道(Jesus,the Way)”



ながらくお待たせしましたが、今回のブログ(93)では、原田知世が歌っている時をかける少女』の歌詞にイエス‐道(Jesus,the Way)、すなわち、“人として人生を生きていく道”というものを観ていきたいと想います。しばらくまた、想いを解き放って、私と共に心の旅に出かけてみませんか?


時々、YOUTUBEで 時をかける少女(by 原田知世) を聴いたりしながら、当ブログにお付き合い下さい。


ところで、私がイエス‐道(Jesus,the Way)という場合、これは“従来のキリスト教”という宗教とは、全く違った意味合いがあります。“キリスト教”の経典というのは、もちろん、『聖書』であるわけですが、この聖書』を観る視点というものが、“これまでのキリスト教”とは大きく異なっているのです。聖書』の中にあるイエスにある真理というのは、人として自分の現実の人生を歩んでいく上でとても重要なものであり、もし人が自らの人生をしっかりと歩んでいるなら、当然、イエスが『聖書』の中で説いている重要な教えに“なるほど、確かにそれは真理だ”と気づくものであり、逆に、本当に『聖書』の中からイエス教えの奥義をしっかりと掴んでいるなら、自分の人生にそれを応用していくことはさほど難しいことではなくなるはず・・・と、私は想っているのです。


案外、真理というのは身近なところにあるものであり、それに気づくか、気づかないかで、人の人生というものは大きく変わってしまうものではないか・・・と、私は想っているのです。従って、私たちは日頃、耳にする歌の歌詞の中にも、結構、イエスにある真理を見い出すこともできるのではないか・・・と想って、当ブログで皆さんもよくご存知の歌の歌詞のフレーズの一部を引用したりして、説明させていただいているというわけです。


さて、この 『時をかける少女』という映画は、原田知世主演による大ヒット映画であり、監督は大林宣彦で、1983年に公開されました。この映画の主題歌の題も時をかける少女』であり、これを作詞・作曲したのは、ユーミンこと松任谷由実でした。



では、さっそく 『時をかける少女』という主題歌の歌詞の中から、注目すべきフレーズを引用していきたいと想います。そのフレーズとは、


時をかける少女  愛は輝く舟  過去も未来も・・・超えるから・・・


です。“イエス‐道(Jesus,the Way)”という立場から観ると、実に、これが最も注目すべきフレーズに想えてならないのです。


 『時をかける少女』という主題歌のキーワードは、“”です。この“”という概念を、松任谷由実は“”との関係性の中で捉えているわけです。言い換えると、“”というものを“時間”という視点から観た場合、それはどういうことなのか・・・について、松任谷由実は私たちに問いかけているのです。


イエス‐道(Jesus,the Way)”という立場から観ていった時に、この時をかける少女』の歌詞に描かれた最も大切なメッセージというのは何かというと、それは「真実の愛はまさに光り輝く舟のようであり、しかも、その“愛という舟”に人が乗り込むなら、“過去という時間”も“未来という時間”も超越していくことになる・・・」ということなのです。逆に言うと、過去という時間”も“未来という時間”も超越していった時に、人は“本当の”というものを見い出していく・・・ということです。


何を隠そう、イエス山上の説教の中で説かれた重要のメッセージも、実は、このことに触れていることがわかります。では次に、この点について解説して参ります。

(2月22日 日曜日 22:35、更新


マタイによる福音書6章9節~15節には、イエスご自身が語られたいわゆる『主の祈り』について書かれています。しかも、その中心・核心は“ゆるす”ということである・・・と、私は観ています。“ゆるす”ということは、人の想いが過去に囚われないこと、過去にこだわらないこと、過去に執着しないこと、過去から解放されて自由になっていくことなのです。つまり、過去という時間を超越していくことが、“ゆるす”ということなのです。人がすべてをあるがままに認めて、寛容という真実の愛で包み込んで受容していく時に初めて、過去という時間を超越していくことができるのです。


さらに、マタイによる福音書6章25節~34節では、“思いわずらうな”ということがイエスによって繰り返し、繰り返し述べられています。ここで語られている思いわずらうということもそうですが、それだけでなく、人が何かを心配したり、恐れたりするような場合でも、“未来に起こるであろう、起こるかもしれない”というイマジネーション、幻想、思い込み、決めつけによって、人は自分の想いを煩わせたり、想いが心配・不安・恐れに囚われたりしてしまうものです。このメカニズムはどういうことかと申しますと、その人の想い過去情報に囚われ過ぎて、その過去情報に照らして未来はこうなるに違いないと思い込み、決めつけているわけです。つまり、過去情報を根拠に未来という時間に生じるであろう出来事をさばいてしまっているということなのです。このようなメカニズムがわかれば、想い過去情報に囚われず、こだわらず、執着せず、そこから解放されて、自由に羽ばたいていく時、すなわち、過去という時間を超越していった時に、未来という時間をも超越していけることになるわけです。


人は、過去も未来も超えていくことができるのです。どうやって? それは、その人に過去たとえ何があったとしても、その過去を“ゆるす”ことによって・・・。人の想い過去にしがみつく、執着する、こだわる、手放さないことをできますが、逆に、人の想い過去を“Let it go”する、つまり、手放すことで、過去から解放され、自由になっていくこともまた可能なのです。想いそのものは、本来、自由なものなのです。想いを自由なままに保つことができる一方で、反対に、何かに縛られ、囚われて、不自由なままにしておくこともまた、人にはできるのです。どちらを選ぶかも、全くその人の自由なのです。人が、過去という時間未来という時間も超越していくには、“愛という輝く舟”に乗ることによってであると、ユーミンは言いたかったのかも知れません。私も、そう想います。愛という輝く舟”に乗り込むこと、すなわち、“寛容という真実の愛という輝く舟”に乗り込むことによって・・・。つまり、寛容という愛の中で生きていった時に、人の人生行路は明るく照らされて、輝かしい未来へと進んでいくというわけです。そして、さばかない愛寛容という真実の愛に生きる時に、人の“内なる光”も明るく輝くのです(マタイによる福音書6章22節~23節、同5章43節~48節、同7章1節~5節を参照)。


では、過去という時未来という時も超えていった時に、人は一体どこに辿り着くのでしょうか? それは、“今という唯一リアルな時”です。 人は、“今というこの瞬間、瞬間という時”を生きていくようになるのです。ここに辿り着いた人は、ある意味において、悟った人であり、霊的に覚醒した人であり、確固たる人としての歩みをスタートさせた人であり、次元上昇を始めた人であると言えるのではないか・・・と、私は観ます。


このように、過去という時未来という時も超えて、今というこの瞬間、瞬間というリアルな時”の中で、自分の想いを何ものにも束縛されずに、自分の“内なる光”と連動した自由な想いのままに自分の人生というものを創り上げながら、しっかりと生きている人こそが、まさに“”に縛られない、“”から想いが解放され自由となった『時をかける少女』なのであり、『時をかける少年』なのであり、『時をかける若者』であり、あるいは、『時をかける人』なのではないか・・・と、私は想うわけです。

 (2月24日 火曜日 22:43 一部改訂して更新

 

*       *       *       *       

 

当ブログを閲覧して下さり、有難う御座居ます。 ランキングに参加中です。

当ブログ応援のために、下の6ヶ所を毎日 1日1回ずつクリックして下されば、とても有難く想います。 

 

精神世界ランキング                

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ            

  にほんブログ村          

            

   スピリチュアル ブログランキングへ            

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ              

   にほんブログ村            

              

   キリスト教 ブログランキングへ           

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルヒーリングへ           

   にほんブログ村    

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブログ(92)『ゆずれない願... | トップ | ブログ(94) 『First Love(初... »
最新の画像もっと見る