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遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

ウクライナを見捨てないで

2024-03-21 11:14:36 | 日記
3月20日(水)9時に起きる。カナが足元の布団と掛け毛布の間にもぐ
って爆睡、寒かったのだろうか。
今日はお彼岸、寒さともさよならのはずだけど、外は強い風が吹いてい
て寒い。本格的な春は週末ごろからか。

3日ほど前、鶯が来ていたようだ、と娘。キョキョと聞きなれない鳴き
声が隣の庭から聞こえ、黒っぽい小鳥が飛び去ったのを見たという。
「あの鳴き声から見て、あれはウグイスだろう」という。
春になると、近くの六甲山系から鶯がやってくる。北隣の庭の夏ミカン
の木から、我が家の雑木を経て、南隣のキンモクセイへ。「谷渡り」な
らぬ「庭渡り」。練習を重ね、見事に「ホーホケキョ」と鳴きながら飛
んでいく。

庭の花たちを相手にカメラで遊んでみた。
   🌸シクラメンのアート撮り?




   🌸手のひら大の巨大輪唐物ツバキ


   🌸小ぶりのピンクもかわいいね


   🌸2階から見下ろした満開のユキヤナギ

   🌸階下に降りて見上げる


今日は29年前のオウム真理教による化学テロ、地下鉄サリン事件の日。
この忌まわしい事件と、同年の1月17日に発生した阪神淡路大震災が、
深く関わっているのを、当時思い知らされた。
サリン事件が未曽有のテロだったから、連日大きく報じられた。その陰で、
わずか3か月で大震災への関心が急速に薄まった。東京在勤者から「首都
圏ではサリン報道ばかり。震災はほとんど無視されている」と悲痛な報告
があり、これから復興に立ち上がろうとしている被災者を深く落胆させた。
「神戸も忘れないで」と、叫んでいたのが忘れられない。
同じようなことを、現在のウクライナでも起きている。
イスラエルのガザ地区侵略報道が大きくな扱われる中で、ロシア侵略で苦
しむウクライナへの関心が薄れ、支援疲れも招いている。ウクライナは苦
戦を強いられながら必死に戦い、「ウクライナを見捨てないで」と訴えて
いる。

あれから20年

2024-03-20 10:49:03 | 日記
3月20日(水)今日は午後にお寺さんが来て、お彼岸法要のお経をあ
げてくれる。
朝から仏壇周りをきれいにする。
ろうそくも新しく替えて、近所に住む長女が持ってきてくれたお花を飾り、
お坊さんのお迎え準備が完了。
午後1時20分、お坊さんに来てお経をあげてくれた。
カナは見慣れないお坊さんの姿が珍しいのか、こたつから出てきて、すり
寄って行ったが、すぐ飽きたのかどこかへ行ってしまった。

平成16(2004)年5月17日が妻の命日(享年64)だから、今年で
ちょうど20年になるんだねえ。
花と猫が大好きだった。花ではとりわけゴテチャ。種をまき、毎春、たくさん
鉢で咲かせていた。
余命を自宅で過ごすため退院して春を迎え、入院前から育てていた鉢植えのゴテ
チャが満開になった。
鉢ごと部屋に入れてあげたら、ベッドに臥せったまま、薄絹のような赤やピンク、
白い花びらを毎日毎日、飽かずに眺めていた。
10月に入院した時、主治医は「来年のお花見は無理かもしれないよ」と言われ
た。年を越した4月に車椅子で近くの公園の満開の桜を見上げ、大好きなゴテチ
ャも間近に見られたのは、せめてもの慰めになっただろうか。
あれから20年、仏壇のエプロン姿の遺影は、微笑み続けている。
歳を重ねるにしたがって、残念だけど記憶の中の君はだんだん薄れていくけど、
遺影の中の君は20年前のままだ。
そちらに行ったら、また花を一緒に作れるといいね。
    <君が大好きだったゴテチャの花>




NHK BS4K夜8時からの音楽番組「The Covers」で、中島みゆき名曲を特集し
ていた。
通常の歌番組ではあまり登場しない名曲「化粧」「歌姫」「宙船(そらふね)」
の3曲が、なじみのない歌手がカバーしている。どの曲も大好きな歌だったので、
懐かしく楽しんだ。
でも、みゆきの歌は、独得の情念というか、世界(ムード)があるので、他の歌
手がカバーしても歌の良さを十分発揮できていないように感じ、物足りなかった。



主夫メニューの情報源

2024-03-19 10:30:10 | 日記
3月18日(月)9時に起きて雨戸を開けると、まぶしい朝の光。風は
少し冷たく、昨日のような陽気さはない。
それにしても昨夜の強風には少し驚いた。強い寒気が大陸から迫って
きているのだろう。明日から2、3日は冬並みの寒い日が続くとか。

今日から甲子園は春のセンバツ高校野球。球児たちの行進を観ていて、
一糸乱れず整然と歩く姿はすがすがしいが、あまりにも整然としすぎ
る行進を、外国の人たちはどう思うだろうか。それに、ほとんどの選
手のクリクリの坊主姿も、奇異に映るかもしれない。

日々の食卓に苦労している主夫。なんとか作っているが、ありがたい
ことに、メニューの情報源には二つある。
一つはブロガーさんの料理日記。写真付きで魅力的なメニューを定期
的にアップされており、その中で私も挑戦してみようというのがあり
感謝しながら「無断借用」している。
今夜は小松菜の煮びたし。小松菜と油揚げにちくわも入れて作った。
小松菜は、栄養豊富というからありがたい野菜だ。
     <小松菜と油揚げ、ちくわの煮びたし>


もう一つは愛読している山口惠以子さんのシリーズ小説「ゆうれい居酒屋」
(文春文庫)。第4弾まで刊行しているが、毎回、居酒屋メニューの料
理が登場する。
今夜はその中から「鶏手羽先の塩バター煮」。女将はお客に「手でつま
んで召し上がれ」と、おしぼりと一緒に出す。客はいかにもおいしそう
に食べるので、思わず作ってみたくなった。巻末のレシピに従って、
さっそく作ってみた。
    <鶏手羽先の塩バター煮>

あ、もう一つ貴重な情報源は、NHKあさイチの「お~い、ゴハンだよ」
だ。出演の料理研究家さんたちが、簡単に作っているので、時々挑戦す
している。3月13日の「ダイコンステーキの菜の花あんかけ」を作
った。



カナちゃん監禁事件

2024-03-18 10:41:58 | 日記
3月17日(日)9時に起きる。暖かいが、曇っている。午後から雨に
なると言っていたが、予報通り3時過ぎから降り出した。

朝から猫ちゃん騒動。起きると近寄ってきて「カナちゃん、おはよ
う」と頭を撫でてやったのに、9時過ぎから姿を現さなくなり、家
中探したが見当たらない。
11時40分ごろ、娘が1階の押し入れを開けたら、飛び出してき
た。私が着替えのズボンを出すため開けた時、気づかないうちに入
って、2時間以上も閉じ込められていたらしい。少しの間開けてい
ただけなのに、いつ侵入したのだろう。
完全内飼いだから、外に出ていたら・・・と心配したが、まずは一
安心。
カナの「監禁事件」?は時々ある。トイレに入って閉じ込められ、
文字どおりの「雪隠(せっちん)詰め」にされたことも2,3回
ある。あまり鳴いたりしないので、見逃されるのだろう。

 旅のアルバム③ 
   <スイス編(2005年)> 

   <感動の名峰マッターホルン(標高4,478メートル)>

   🏔ゴジラが新聞読んでいるよう、と言った人がいる


   🏔頂上から朝日に染まる、夜明けのマッターホルン(ツエルマットのホテルから)

 
   🏔ふもとの湖に映した「逆さマッターホルン」は人気の撮影スポット


   🏔雲を吐いているよう?まるで歌舞伎の連獅子を連想させます


   🏔マッターホルンに乾杯!(葬式写真にしてもらおうかな)

自分が何をするか

2024-03-17 11:19:37 | 日記
3月16日(土)7時過ぎに目が覚めたが、春らしい穏やかな空気、
気持ちよくもう一度暖かい布団にかぶってうつらうつら。こんな時
間も至福というのだろうねえ。いつの間にか眠りに落ち、起きたの
は9時を回っていた。
今日は主夫業が休みなので、気分的にくつろげる。外はぽかぽか陽
気、気温も16度を上回って4月上旬と同じとか。

いつも楽しみにしている町内にあるお寺の掲示板の言葉。今回も含
蓄ある内容です。


「他人ではなく自分が何をするのか」という言葉から、ケネディ米大
統領の就任時の名演説のを思い出す。
1961年1月20日、積雪の残る極寒の首都、ワシントンD.C.で行わ
れた大統領就任演説の中で語られたことばです

  国があなたのために何をしてくれるを問うのではなく、
  あなたが国のために何をなすことができるかを問うてほしい。

「国」のところを「社会」でも「会社」でも「家族」でも「愛する
人」でも「友人」でも置き替えてもよいだろう。
日本の政治家で、こんな名演説ができる人はいないよなあ。

今夜は、娘がウナギを食べたいと言って、ウナギ丼をにした。
だから、鰻と相性が悪いと言われる梅干しは食卓に上がらず。
毎夕食に梅干しは欠かしたことないが、鰻の日だけは遠慮しても
らってる。「食い合わせ」を信じているわけではないが、小心者
だからなんとなく気になる。