津久井屋惣菜店改め津久井乃庵奮闘記

引き継いだ惣菜店をこのたびカフェへと改装。毎日が新しい発見と勉強の奮闘記。たまに趣味の釣りで息抜きも。。。

こんなのもやってます‼パート3

2017-12-10 20:49:54 | お惣菜
いよいよ師走に入りましたね。
忙しさにかまけてブログの更新をサボってました。m(_ _)m
泣いても笑っても今年もあと一ヶ月を切りました。
歳をとると年々時間の経過が早く感じられると思っているのはきっと私だけではないはずです。
幼い頃は、早く大人になってテストから解放されたいと願っていたのですが。。。今では出来る事ならば、あの頃に戻りたいとすら思います。(若さが欲しいっ!)
ま、叶わぬ事を言っても仕方ないので、残り一ヶ月弱、老体に鞭打って頑張りたいと思います。^^;

さて今回は、『こんなのもやってます』シリーズの第3弾。
私の趣味と実益を兼ねた『虹鱒の燻製』をご紹介致します。釣りを趣味とする私は、以前より釣った魚の美味しい食べ方を模索していた時に燻製を思いつきました。
調味や調理法は勿論のこと、道具なども自作し試行錯誤しながら今の形にたどり着きました。
これから燻製にチャレンジしてみたいとお考えの方にご参考までに簡単に作り方をお教えしたいと思います。
今回は、虹鱒を使用しましたが、豚肉でも美味しくできますよ。^^

Step1)虹鱒は、内臓とエラを取り除き綺麗に洗い、魚の重量の約10%の量の塩で一晩塩漬けにする。(この時に、お好みのハーブやスパイスを加えるとより深い味わいになります)

Step2)塩漬けにした虹鱒を流水で3~4時間塩抜きしてから余分な水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。(塩漬けしたことにより魚臭さがなくなります)

Step3)虹鱒の口に針金で作ったS字フックを付けて家の軒下などの雨露が当たらないような場所で一昼夜乾燥させます。この時、効率よく乾燥させるために、爪楊枝で虹鱒のお腹を広げておきます。(乾燥させることでより旨味が凝縮されます)

Step4)乾燥が終わるといよいよ燻煙です。燻煙するためには、燻煙箱とヒーターと薫製チップが必要になりますが、簡易的な物であればホームセンターなどで1万円以下で揃います。私の場合、燻煙箱は一斗缶を加工して、ヒーターは卓上コンロで代用してます。薫製チップは色々な種類が市販されていますので好みのものをチョイスします。(因みに今回は、サクラにしてみました)
燻煙箱に金串を渡し、そこに乾燥を終えた虹鱒を吊るします。コンロに金皿をセットしチップを一握り入れ、チップに引火しない程度の火力(中火より弱め)で加熱すると煙が出てきますので虹鱒を吊るした燻煙箱を上からセットします。途中でチップを確認して全て黒く炭化して煙が少なくなってきたら、チップを足しながら30分~40分燻煙したら完成です。



そのままでも10日位は日持ちします。冷蔵なら1ヶ月以上大丈夫です。
出来立ても美味しいのですが、何日か熟成させたものを軽く火であぶっていただくのがお勧めです。(日本酒も良いですが、ウヰスキーにベストマッチです^^)

今回は、店頭で販売しようと思いパッケージを作ってみました。



『おらが ごっつぉ』(わたしのごちそうと言う意味です)としてみました。
ご興味のある方、是非一度お試しください。

ご参考まで下記のホームページもご覧ください。
津久井商工会