朝日記10723 コーヘレト書 旧約に出てくる「般若心経」?おはようございます。
今朝は涼しく、気持ちがよいです。
朝日記240506 偶感集 旧約コーヘレト書に出てくる「般若心経」と今日の絵へ
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徒然ごと
*きのうは旧約聖書をよむは コーヘレト書です。 栄華をほこる晩年のソロモン王のことばと言われます。
*紀元前3世紀のころに編まれたといいます。空虚感がただようという点で旧約聖書のなかでも異色とおもいます。
*権力から遠ざかった知識人の作になるという説もありますが、 私は直観的に 位人臣を極めた人間の孤独感の吐露という見方をしました。 読んでいて リアリティがそのままつたわってくるようで、そう思うと急に内容が生き生きとしてくるように思いました。 ソロモンのことばとして受け止めています。
*それにしても 般若心経に似ているとおもわれませんでしょうか。
暑気払いとして コーヘレトの一部をご紹介します。
<<ダビデの子、エルサレムの王、コーヘレトの言葉>>
序詩(一) 「空の空」
~空の空、とコーヘレトは言う。
空の空、いっさいは空、と。
日の下で労苦するいっさいの労苦は、
人間にとって何の益があろう ~
序詩(二)「日は昇り、日は沈む」
世代は去り。世代は来たる。
だが、地は永遠に立ち尽くす。
日は昇り、日は沈む。
己の場所を喘ぎ求め、
そこに、日はまた昇る。
いっさいの場所は物憂く、
誰も語り尽くせはしない。
かつて起こったことは、いずれ、また起こり、
かつてなされたことは、いずれまたなされる。
日のもとに、新しいことは何も存在しない。
1 The words of the Preacher, the son of David, King in Jerusalem.
2 Vanity of vanities, saith the Preacher,
vanity ofvanities, all is vanity.
3 What profit hath a man of all his labour
which hath taketh under the sun?
4 One generation passeth away, and another generation
cometh:
but the earth abidth for ever.
5 The sun also ariseth, and the sun goeth down,
and hasteth to the place where he arose.
8 All things are full of labour; man cannot utter it;
9 The thing that hath been, it is that which shall be;
and that which is done is that which shall be done;
and there is no new thing under the sun.
(Chapter 1, Ecclesiastes by The New Cambridge Paragraph Bible, King James Version)
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徒然ことおわり
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