Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

朝日記200305 忸怩たる記憶として 菅直人首相とメルトダウンのこと

2020-03-05 22:06:03 | 原発関連

朝日記200305 徒然こと  忸怩たる記憶として 菅直人首相とメルトダウンのこと

徒然こと  忸怩たる記憶として 菅直人首相とメルトダウンのこと

韓国の中央日報が【現場から】福島の菅直人、大邱の丁世均…首相が行けば助けになるのかという観出しの記事が紹介されてます。

https://japanese.joins.com/JArticle/263308?fbclid=IwAR2UNucygz8lx6J6A8Alr7rnnLJcVrYFmtRXFqCK9KZ1LwNa9AfE5_l698Q

指揮の任にあたる者の位置という問題です。 位置でおもいだすのは、日本海海戦での有名な絵画です。

東郷司令官の艦上にたつ姿がいいですね。 ところで、防御を施していないあんな物騒な場所に立つべきかという素朴な疑問があります。 つまり絵だからということとして納得しています。 

これについて、いまも忸怩たる思いにあるのは、福島原発事故のときの菅直人首相のあの現地入りとあの水かけの処置についてです。 

徒然こと 忸怩たる記憶 、福島原発事故のときの菅直人首相のあの現地入りとあの水かけの処置について

膨大な日時と金をかけた原子炉メルトダウン時の処置法では、絶対に水をかけるなというものでした。被覆棒のジルコニウム合金が冷却破砕して燃料がメルトダウンするというものです。 当時の石川迪夫という技術監督の解説本(2008年出版)のなかでの記述でした。これを首相官邸の菅直人首相宛てに送りましたが梨のつぶてでした。首相がヘリで現地へ飛んだのはその後で、首相をはじめ、世論の空気は水かけをすることで沸いていました。そして予想通り、ジルコニウムと水との化学反応で生成された水素による酸素との反応、つまろ爆発しました。 このことについては、東電も、政府も、メディアも学会もなにも語っていません。

石川氏はいまもご存命とおもいますが、発言の機会があたえられるべきといまも願っています。 彼の書名も しらべれば分かります。 菅首相が現地入りするタイミングで、事態のすべてが決まったのではないかと理解しています。

 

参考

 

1.「原子炉の暴走:臨界事故で何が起きたか」 日刊工業新聞社 2008ISBN 9784526060434 「原子炉の暴走」の改定版

 

2.石川迪夫について  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E8%BF%AA%E5%A4%AB

石川 迪夫 (いしかわ みちお、1934年3月2日 - )は、日本原子力工学者。原子力発電とその溶融、廃炉、安全性を専門とする。現在は日本原子力技術協会最高顧問である。

3.荒井が送った首相官邸等への投稿原文;

資料a4420 首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:34:21 | 原発関連

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4390首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 15:29:01 | 原発関連

資料a4390首相官邸等への投稿メール原文

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

a4390  (No.8

首相官邸宛て110319

内閣官房、内閣府、宮内庁、国家公安委員会・警察庁、消費者庁、総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省への送信依頼を 受付ID:0000332602で受付ました。

 

~~~~~~

a4390  (No.8

首相官邸への手紙110318

菅直人総理、おはようございます。きょうも 春らしい陽ざしですね。寒い朝です。

毎日ご苦労様です。**放射化物質からの汚染懸念が、海外に広がろうとしていますが、事実を正確に、いち早く発表することの重要性をつくづく感じます。

**特に原発事故は ともかく当面の危機を乗り切ることが目下の喫緊ですね。 みずからの生命の危険をも踏まえて、放水作戦にとりくむ人たちに敬意を表します。いつの時代でももっとも肝心な状況で このようなひとたちの勇気で救われることを思い起こします。**また、国の内外に対しても 事実を正しく理解してもらい、この国として、いまできていることと、まだできていないこと、どこまで手を打ってあるか、その結果がいつわかるか、国民に協力してもらうのはなにか、なにに注意しておくべきしか、それはなぜか などを 官民一体になって情報の受発信していくことの大切さを知ります。

**最近の習慣として 朝起きると、海外論調をみています。具体的にはワシントンポストからの配信です。 したがって、これからの話題が多くなりますがご了承ください。**“We have made this opportunity available to them, should they choose to exercise it.”これは国務省の日本担当のKennedyというひとの言葉です。日本在住の同国人が国外退避について強制しないことに関連して、いま日本にいて経験していることは、かならずアメリカにおいて役に立つという立場からのようです。

** アメリカはすでに20%が原子力で、化石燃料依存を軽減していこうとしていること。原子力はほんとうにだめなのかを きちんと見極めたいという意志があります。とくに、今回の原子炉が米国GE製であることに神経をとがらせているようです。

**中国のスーパーで ヨウ素入りの食塩の買い込み騒動が

報ぜられていますが、大気もそうですが、海洋汚染についてのただしい予測見解も必要ですね。

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4410首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:39:51 | 原発関連

 

 資料a4410首相官邸等への投稿メール原文

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

~~~~~~~

a4410 (No.8)

 首相官邸より

2011/03/22 (火) 9:53

ご意見等を受領し、拝見しました。

  首相官邸ホームページ「ご意見募集」コーナー担当

(対応送信との未確認)

~~~~~~

a4390  (No.8

首相官邸宛て110319

内閣官房、内閣府、宮内庁、国家公安委員会・警察庁、消費者庁、総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省への送信依頼を 受付ID:0000332602で受付ました。

 

~~~~~~

a4390  (No.8

首相官邸への手紙110318

菅直人総理、おはようございます。きょうも 春らしい陽ざしですね。寒い朝です。

毎日ご苦労様です。**放射化物質からの汚染懸念が、海外に広がろうとしていますが、事実を正確に、いち早く発表することの重要性をつくづく感じます。

**特に原発事故は ともかく当面の危機を乗り切ることが目下の喫緊ですね。 みずからの生命の危険をも踏まえて、放水作戦にとりくむ人たちに敬意を表します。いつの時代でももっとも肝心な状況で このようなひとたちの勇気で救われることを思い起こします。**また、国の内外に対しても 事実を正しく理解してもらい、この国として、いまできていることと、まだできていないこと、どこまで手を打ってあるか、その結果がいつわかるか、国民に協力してもらうのはなにか、なにに注意しておくべきしか、それはなぜか などを 官民一体になって情報の受発信していくことの大切さを知ります。

**最近の習慣として 朝起きると、海外論調をみています。具体的にはワシントンポストからの配信です。 したがって、これからの話題が多くなりますがご了承ください。**“We have made this opportunity available to them, should they choose to exercise it.”これは国務省の日本担当のKennedyというひとの言葉です。日本在住の同国人が国外退避について強制しないことに関連して、いま日本にいて経験していることは、かならずアメリカにおいて役に立つという立場からのようです。

** アメリカはすでに20%が原子力で、化石燃料依存を軽減していこうとしていること。原子力はほんとうにだめなのかを きちんと見極めたいという意志があります。とくに、今回の原子炉が米国GE製であることに神経をとがらせているようです。

**中国のスーパーで ヨウ素入りの食塩の買い込み騒動が

報ぜられていますが、大気もそうですが、海洋汚染についてのただしい予測見解も必要ですね。

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4420 首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:34:21 | 原発関連

 

資料a4420  首相官邸等への投稿メール原文

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 ~~~~~~

(N0.9

a4420

年齢 :

73

性別 :

住所 :

東京都

E-mail_address :

araaraiypol1a@nifty.com

テーマ : 福島原発の件~問題究明のポイントは なぜそこに水素があるかです。

 

ご意見・ご要望 :

 おはようございます。荒井康全(上席化学工学技士 1938生)です。毎日ご苦労様です。以下は私のメモです。====菅総理が昨日、一週間ぶりで記者会見しましたね。

かれは ともかく自分のあたまで考えた痕跡があるように思います。日経あたりの記事でも 「なまじ 科学知識があるためにぼろを出さないよう」ということ、「再臨界って、なに?」と聞き返し まわりを慌てさせたことがでています。「安全委員会」や「東電」以外の「セカンドオピニオン」がほしいとも言っています。記事は消極的イメージで書いていますが、記者もわかっていないようにおもいました。肝心なのは やはり なぜ そこに水素があるかということに 第一の疑問を見抜いているとおもいます。

それは、当初の報道では首相が 再臨界って?とあらためて聞き正していることで彼の関心のコアが

あるようにおもいました。 今回の福島原子炉事故に共通の機構の仮説を5つだしてみます。

仮説1.冷却水系の停止による燃料棒水面から上部への露出。~ 燃料からの熱流(熱フラックス)が燃料棒自体を熱溶解させてしまた。さらに炉系内に水蒸気を充満させ 系内全体の圧力を上昇させた。

仮説2.これによる水蒸気爆発。~水滴突沸で周囲近辺をさらに急上昇さえ、この高温・高圧状態による急膨張(建屋などの)暴発破裂をおこした。水自体の熱分解の連鎖伴うと云う説もあるが定説はないようだ。 

仮説3.被覆材の欠損による核燃焼の継続~物理的外力(地震)もしくは熱的欠損による燃料漏えいと溶出、それによる核分裂反応継続反応の継続もしくは再燃焼(つまり再臨界)。

仮説4.制御棒が亀裂、欠損してレールに相当するところでいわば脱線状態、~制御室では制御棒が所定で収まっているという信号をしているが、実は 誤った信号であった。そして状態が確認されていない、あるいはし得ないでいる。

仮説5.上記、冷却水系、被覆材系、制御棒系、の単独乃至は複合により生成水素と酸素の最反応による爆発。~局部異常高温と高圧により、近傍の局部が高温となり水の分解反応をおこす状態になり、これにより生成した水素と酸素により、燃焼反応で再爆発した。

仮説6.仮説5.での金属酸化反応と水分解反応では そもに吸熱反応(確かめる必要があるが)と思います。

~そうすると 原子炉系は 温度が一旦下がるのではないでしょうか。そして 水素生成爆発。つまり温度が下がったことが単純に安心できない。

目下は上記仮説1と3で燃料被覆材金属ジルカロイとの金属酸化反応から発した水素が共通見解でとおっているようです。

私の見解は、上記仮説1からい6までについて きちんと検討して 優先順位をつけた防災作戦を明らかにし、実施していくことが必要です。 これは実験次元を越えた作戦ですが、あくまでも科学実験的センスが必要であることは論を待ちません。

問題のカギは やはり 水素の生成根拠を究明することに尽きるとおもいます。さらにそれを決めるのは 局部が達したであろう極限温度と圧力の究明にあると考えます。

ここまで書いてきて、首相官邸が「再臨界ってなに?」という自問をされたことは

総理は本質を読んだとおもいました。以上。

 

~~~~~~~

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4430 首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:29:39 | 原発関連

資料a4430 首相官邸等への投稿メール原文

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

~~~~~

(No.10

a4430 首相官邸への手紙 110402

テーマ :

提言 マンモスタンカー級容量の水槽に事故原発を埋める

ご意見・ご要望 :

菅総理 毎日 ご苦労さまです。気合いの入ったお姿に応援をします。

荒井康全(上席化学工学技士)です。 福島原発はまだ収拾の余裕をみせないですね。

当初から「なぜそこに水素があるか」を考えることが原因と対策のすべての基本と

申し上げましたが、その筋から明かしてこないことがその場しのぎの印象を与え、問題をおおきしてしまったといえます。原子炉を構成している部分のどこで水素爆発があったのか幾つかの可能性があったはずではあるが、そのような事を分けての検討説明がなかったですね。どうも、このことが首相官邸と東電の思惑のギャップがあったのではないでしょうか。 ともかく発電装置を壊しても、災害をとめるということと、高価な発電装置をなるべく温存しつつ災害をとめるということの違いがあってこれが 海水などをはやい時期に使うという決断を遅らせたのではないかと悔みます。この辺のところが不透明であったことが 国民に不安を与え、海外諸外国に不信感を与えていたのではないかと思います。

最初は使い済み燃料棒のプールのことはあまり言っていなかですよね。

以下は 先回に触れたことと同じ視点ですが、内容を絞っています。

***水素発生の最初の出発は 燃料棒の表面がドライアップしてしまい、発生したという仮説から出発します。先回(3.27)の繰り返しになりますが、問題は、どこで、なぜ爆発したかです。仮定シナリオ1 水素発生は原子炉本体(圧力容器)内の燃料棒溶出の結果、発生しここで爆発した。

1爆発の結果 原子炉本体(圧力容器)が破損した。それを囲っている格納容器と「通々」になってしまった。2核燃料成分を溶出し、格納容器の下部の圧力抑制室に達した。3圧力制御室も 爆発の衝撃で容器の壁にきずができていて、そこから原子炉建屋下部の廃水溜め(トレンチと同一的に使われているようだが)にも核燃料成分が達した。つまり放射性成分が広がった。

問題点 ジルコニウムと水の反応からは水素のみの発生であり、酸素は存在しえないしたがって、仮説シナリオ1の可能性は低いと考える。

(原子炉本体、圧力制御室の本体の損傷の可能性は低いのでないかと考えます。)

(注) あるとすれば 水の熱分解による温度に達していて これで水素と酸素が発生し、なんらかの刺激によって燃焼反応(爆発)を起こす場合である。

局部の到達温度を推定し、この可能性の有無は検討するに値するのではないかとおもいます。

仮定シナリオ2 水素発生は冷却水がとまり、燃料棒からの熱反応の継続によって水素を含む高温、高圧の蒸気が発生した。   1 高温高圧蒸気は、原子炉(圧力容器)から発電系(蒸気配管系、タービン、復水器、凝縮水配管系、ポンプ)に「通通」であるから、この系に充満する。2 そのどこかの部分 たとえば 蒸気配管系の接合フランジなどが耐え切れず、水素と水蒸気が発電所建屋内に噴出する。3 水素は建屋内にある空気中の酸素と何らかの刺激で燃焼反応(爆発)を起こす。4.発電系の機器から特にヨウ素同位元素、やセシウム同位元素などが蒸気に同伴されて、建屋外また廃水溜め(トレンチ)に排出する。 所見 タービンや配管など発電系での損傷が原因での漏えいの可能性は高い。 

仮説シナリオ3 使用済み燃料棒のプールで 冷却能がとまり、水素が発生し、屋内の酸素と反応し爆発した。1 水素発生のメカニズムは 上述と同じで、燃料棒がドライアップ、ジルコニウムと水の反応で水素発生する。 所見 この可能性は高い。仮説シナリオ2よりも高いのではないかと考える。(当事者側の盲点でのあったのではないか)

全体に共通していえること

 

提案としては以下です。 

 *1再臨界状態をとめることを主目的とし、方策はとしては以下です。 

 1.水を循環充満させておくこと。

 2.一定の温度にたもつべく冷却しつづけること。

 3.放射能成分の測定は当然であるが、特に 炉を中心として系内の温度計測点を増やすことは重要である。注)核分裂による発熱反応(温度を上げる)とジルコニウムと水の反応による吸熱反応(温度を下げる)という温度的には複雑な動きをすると考えられる。これが安全管理に重要な情報を与えてくれるようにおもう。

 *2具体的には 以下を提言します。発電所全体を囲ってしまうコンクリートの厚い壁をもつ水のプールダム(マンモスタンカー級容積)で 囲ってしまうことです。

~~以上 このあとは マンモスタンカー作戦の提案になると思います。

 

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4440首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:23:14 | 原発関連

 

資料a4440首相官邸等への投稿メール原文

原発関連
 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

~~~~~~

a4440

(No.11

内閣官房、内閣府、国家公安委員会・警察庁、消費者庁、総務省、公害等調整委員会、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省への送信依頼を

受付ID:0000339425で受付ました。

 

a4440

(No.11

  首相官邸 110403

年齢 :

73

性別 :

住所 :

東京都

E-mail_address :

araraiypol1a@nifty.com

テーマ :

提案~津波災害地再建アイディア

ご意見・ご要望 :

荒井康全(上席化学工学技士)です。

小職が理事を務めるNPO法人人間環境活性化研究会(山内尚隆理事長)http://www.heart-no-kai.com/index.htmlの同僚である山本 出理事(東京農大名誉教授)から依頼があり、標記提案をお送り申し上げます。なお、提案図面2つは以下の「あらいやすまさ実験絵画工房」http://arai.art.coocan.jp/index.htm にてご覧ください。

津波災害地再建アイデア

2011.4.1

山本 出

序   10メートルの高さの堤防でも防げず、建物の3~4階に及ぶ津波による被害を防ぐ今後の再建プランをどうするの。従来式再建ではまた同じことの繰り返し、さて抜本的再建プランの提示、行政的基盤整備に早急に着手せねばならない。個々の再建努力が進行した後では実施困難となる。抜本的再建プランの提示は、地域再建に希望を与え、住民の協力が得られる。鉄は熱い内に打て、である。

基本方針

1. 中津波は防波堤で防ぐが、稀な巨大津波に巨大防波堤で対抗するのは、

非力あるいは非経済的である。

2.津波被害は住居、事業所、インフラの破壊、大量の廃棄物、救難アクセス

の困難、人命の喪失、生存者の移動、避難先の確保、家族のまとまり・

地域コミュ二ティーの破壊、教育、雇用等、様々な問題を引き起こしたが、

人命優先、人口集中すれば、問題の多くが解決できる。

3. 巨大津波に対し完ぺきな防止を期待しない。ある程度の損害は甘受するが、再建を容易にすることを考える。

アイデアの源

1.       木曽川などの下流域の輪中:洪水防止のため、村落・耕地を囲む人工堤防で囲まれた区域。

2.       中国の要塞村落:円周囲みの防壁内側を住居とし、中心部は広場。

3.       波浪に立ち向かう船舶の舳先

 

プラン

プランA:メガ高層ビルの建設(個人宅はできるだけ排除)

1.         海濱の漁港、関連施設に近接、職住近接、避難容易。

2.ビルは海岸線に対し、直角方向。

3.  ビルの海岸側、反対側は船の舳先状、波浪をかわす。

4. ビルの下層、20メートル高までは巨大津波に耐える頑丈な防壁。

 窓は無い。非常時に閉鎖できる出入ゲートのみ。

5. この約5階分の下層部分は、事業所、ショッピング街、避難場所、備蓄、

室内スポーツ用など、窓なしですむ施設用とする。

6. 高層部分は住居、行政・住民サービスセンター、学校(初等)、診療所、

保育所など。人口、施設を集中させる。

7. 給水,給電、排水.等は地下。

8.  外部からの給水,給電、排水ラインは地下構;電柱など地上部に作らない。

9.住居部分の中心域には、明りとりのため空間域を設ける。

利点

1.         住民は無事。

2.         職住接近で避難しやすい。

3.         避難場所確保;他地域への避難不要。

4. ライフラインの確保。

5. 広大な用地・農地が得られる:パーキング、公園、野外運動場、事業所等

 (巨大津波による破壊は甘受)。アクセス道路。

6. 家屋破壊等の廃棄物が激減;援助アクセスが容易。

7. 地域コミュ二ティ―の維持;行政の確保。

8. 災害地の再建容易。

9. 海岸に近く、陸地奥にくらべ津波高が低い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プランB メガ高層ビルを数棟に分割。その他はほぼ同じ。

利点

1.         明りとりのためビル中央空間域が不要になる。

2.         避難距離が短縮。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プランC 通常高層ビル、数棟(下層部分内部被害甘受を前提)

1.         プランBのビルの下層防壁を特に設けない。

2.         下層部分は日常活用する。

3.         下層から上層への避難路確保(舳先部分)。

4.         上層に避難場所確保。

5.         行政・住民サービスセンター、備蓄、学校(初等)、診療所、保育所、マーケット等は上層に置く。

6.         津波が下層の建築基本構造を損傷を与えないように工夫。

7.         下層部部分と上層部分のエレベーターは別系統とする。

利点・欠点

1.         通常のビルに近く、建築コスト減

2.         巨大津波に対し下層部分の災害甘受。

 以上

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4450 首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:16:54 | 原発関連

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

 資料a4450 首相官邸等への投稿メール原文

~~~~~~

(No.12)

 

森下直路氏 

 (略歴)

 現職: 芝浦工業大学特別講師

 職歴:シンガー社極東事務所支配人、三菱プレシジョン(株)取締役、 

     (株)富士ダイナミックス技術センター顧問、 三菱電機鎌倉製作所顧問

  (住所、電話番号、E-mail記述を削除した。2016・4・21荒井)

a4440

(No.12

 首相官邸への手紙として 2011/4/7付け

 森下様のご略歴と連絡先に続いて、「大災害に直面して」を送りました。字数の制限から 勝手ながら、具体的なご提案の第三から第七の5項目にまとめさせていただきましたのでご了承ください。(以下は原文のものです)

なお、「あらいやすまさ実験絵画工房」http://arai.art.coocan.jp/index.htm

 

 

 

  大災害に直面して              

森下 直路 

 

 先ずは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、罹災された方々に衷心からのお見舞いを申し上げると同時に、大被害を受けた福島第一原子力発電所の危機管理が上手く行くようにお祈り致します。 

さて、我が国はこの未曾有の大災害により大変な事態に巻き込まれ、何もかも失って途方に呉れた多数の方々が寒波と空腹に見舞われた様子をテレビで目の当りにして涙が止まりませんが、嘆いていても詮方ないので、度重なる余震や、計画停電に脅かされながら拙い筆をとりました。

第一に、82.75歳の非力な老人に何が出来るかを考えてみました。しかし、現地に出向いて罹災者救援のお手伝いをしようにも、かえって先方のあしでまどいになるので、義援金箱に貧者の一灯を入れると同時に、先ず自分自身が人様の迷惑にならないように、会合などに出かけるときは、携帯電話(これは使い物になりませんでしたね)、水、手ぬぐい、マスク、クラッカー、のど飴、医薬品、手回しの発電機付ラジオ・懐中電灯、折りたたみ式傘などをリュックに入れて両手をフリーにし、頭髪が薄いので防空頭巾(!?)を被って(まさか)“臨戦態勢”で歩く事にしました。

第二に、福島第一原子力発電所の危機回避が出来るまで、安物の焼酎での晩酌を絶つことにしました。

第三に、以前から考えていた“大地震発生予防法”(!?)をもう一度見直すことにしました。この方法は、我が国近海での重なり合ったプレート付近で地球深部探査船“ちきゅう”と、有人潜水調査船“しんかい6500”を使用して、TNT爆薬をプレートに仕掛けて時々爆発させ、溜まったエネルギーを少しずつ“ガス抜き”する案です。これに関しては、多方面から反対意見が出そうなので、現時点では差し控えております(!?)。

第四は、大津波撃退用防波堤の設計です。今までの防波堤は、港湾又は河口付近に垂直に立てられた構造でしたが、小生の考えているのは、沖合に向かって弓なりに曲がって建設される防波堤です。今回のように大地震が海中で起きて高さ10メートル以上の大津波が発生しても、水位が下がった海岸に迫ってくる大津波の最先端の波高は低く、この海水の先端部が弓なりに反った防波堤に駆け上って後から来る津波を直撃してそのエネルギーをある程度打ち消すかもしれない仕組みです。この案は、水槽実験をしてみれば分かる事ですが、まだ手をつけていません。

第五は、津波に強いエネルギー自立型洋上防災基地を我が国の沿岸に24基設置する提案です。この防災基地群の提案は、小生が4年前まで特別講師として芝浦工業大学の大宮キャンパスにあった工学部に勤務していた時に、同大學、足利工業大学、日本大学の先生達や、(独)港湾空港技術研究所の方々、そしてIHIなどの重工業関連のエンジ二ヤーと共に提案していたものです。これら大型洋上基地は、地震帯、沿岸航路、漁場、海流、水深、防衛、人口密度などを勘案して沖合に建設されるもので、食料、水、燃料、医薬品、大型ブルドーザー、無人大型放水車、その他の災害復興資材等を備蓄し、上陸用舟艇並みの緊急輸送手段を備えた洋上防災基地として利用されるのみならず、津波の監視、深層水利用の大型養殖場、海難救助の支援前進基地、海水・海底資源の開発や、水素を生産する宇宙エネルギー利用システム(SSPS)の洋上基地、沿岸警備や防空基地などに利用されるものです。しかし、この提案は残念ながら、今回の未曾有の大災害には間に合いませんでした。

第六は、“発表の技術に関する日本人の再教育”です。プロのアナウンサーはともかくとして、日本人の発表の技術は実に下手で、普段からもっと発表の技術に磨きをかけておくべきです。なにしろ重大発表をする時の素人の発言には、全く無意味な“エーアー”が多すぎます。恋をささやく時に恋人に対して“エーアー”はいわないと思いますがね。

第七は、戦時中唱えられた“贅沢は敵だ”の見直しです。この度の大災害が起きるまでは、無防備な国土に生活する我々日本人は極めて贅沢な生活に慣れすぎていました。デパ地下には、ありとあらゆる贅沢で雅やかな食べ物が並び、銀座のショーウインドウには、外国製の高価な衣服が陳列されているのに、一方では、生活苦に悩まされている多数の方がおられ、若者には職も無く、政治家は国会で足の引っ張り合いばかりしていましたが、ここにきて大自然から平和呆けしていた小生を含む日本人に警告が下され、御陰様で、お互いに助け会う気持ちになりつつありますので、この機会を捉えて、“夢”と“ゆとり”と“思い遣り”の精神を持って災害に見舞われた方々を支援すると共に、我が国の健全なる再構築方法を皆さんと共に考えたいと存じます。

 

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4460首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 14:09:35 | 原発関連

 

資料a4460首相官邸等への投稿メール原文

 
~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

~~~~~~

a4460 (No.13)(No.14)

 関係省庁への手紙

 内閣官房、消費者庁、総務省、公害等調整委員会、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省への送信依頼を

受付ID:0000341753

受付ID:0000341759で受付ました。

~~~~~

 

a4450

(No.13)(No.14)

 首相官邸送付 110409

 同時送付

(内閣官房、消費者庁、総務省、公害等調整委員会、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省)

 テーマ 福島原発事故は 昨年に すでに始まっていた。これからの取り組み姿勢へのお願い

<(前半)(字数制限があるので 本意見を2回に分けてお送り申し上げます。)>

菅直人総理殿  未曾有の国難に際して、毎日 昼夜分かたずのご奮闘に感謝と激励を送るものであります。

(投書者の氏名、住所、電話番号、E-mail記述を削除した。2016・4・21荒井)

 友人から 以下の経済産業省報道について「昨年、炉心溶融につながりかねない原発事故が起こっていたんですね。その時の保安院の文書は、」という手紙がありました。

(「東京電力(株)福島第一原子力発電所2号機の原子炉自動停止に関する調査結果を踏まえたリレー誤動作の周知について(注意喚起)」http://www.meti.go.jp/press/20100706003/20100706003.html )

そして、経済産業省の過去の報道を追いました。 いろいろなkeywordsが瞬間脳裏にめぐりましたが、この段階での私の捉え方は以下です。
1.この事態(6/17)は 定期検査(3/6~7/2)の期間中に起きている。経済産業省は報道(7/6)している。
1-1 事態は 冷却水喪失という点で、今回(2011/3/1)の原発事故とおなじ事態であったと考えられる。経済産業省の当局は 「注意喚起」の処置に留まっている。
1-2 炉の圧力安全弁から蒸気放出したにもかかわらず
放射能に問題なしとして、それ以上は言及していない。
1-3 誤操作の直接元が、協力企業の作業員であった。
これに関連しての管理の組織、機能について、何らかの基本的な見直しにも触れていない。
2.この事故の処理として、初歩的にして、致命的な誤りを犯していることを、東電も当局も見過ごしていた。
2-1 当該発電が装備している電源(ユーティリティ)に対して、緊急時バックアップしてくれる外からの電源の電源供給について、運転機能上および管理上に意味したことを的確にレビューした痕跡が見えない。
2-2 結果としては、外からの電源供給を遮断してしまった。当該発電所でのユーティリティは高い信頼性(安定安全稼働)のあるものとみなした。 そして、誤操作防止対策という次元から、切り替えボタン(リレー)を外してしまった。
2-3 経済産業省の当局は これを他の発電所へも 同じ行為を喚起した。 この行きつくところは、発電所相互間での緊急支援はなくなる。
以上のことから、一番重要なことは、電源供給のバックアップという緊急安全手段を破壊してしまったことである。

 

******<(後半)(字数制限があるので 本意見を2回に分けてお送り申し上げます。)>

 テーマ 福島原発事故は 昨年に すでに始まっていた。これからの取り組み姿勢へのお願い

菅直人総理殿  未曾有の国難に際して、毎日 昼夜分かたずのご奮闘に感謝と激励を送るものであります。

 (投書者の氏名、住所、電話番号、E-mail記述を削除した。2016・4・21荒井)

***
3.知識が不足して、見当はずれであることを祈りますが、津波浸水の想定外が事故の原因にあるにしても、原子力技術の典型問題である冷却水喪失からの災害は 防止できたのではないかと考えます。
4. 付け焼刃の知識で恐縮ですが、大学の図書館の書棚で、数少ない書籍のなかから、石川迪夫「原子炉の暴走」(2008 日刊工業新聞社)という丁寧に書かれた一般向けの本があります。
6.制御棒欠落と冷却水喪失は原子炉技術の基本課題で、その克服と信頼性がこの技術の歴史そのものでありました。日本はベトナム戦争にてこずるアメリカの後をうけてNSSR実験という膨大な実験をして、その成果である安全性指針が世界のテキストになってきたといいます。その日本で 起きた初歩的にして致命的なミスが、大人災になったということであります。
7.なにが足りないか、やはり戦略的な道筋で思考を組み立て 方針を示し、理解していく基本態度がいまほど必要なときはないと思います。
8.福島原発の処理も、まず、「制御棒欠落」と「冷却水喪失」の同時発生という、もっとも重い極限状態にあるとして捉えて、事態としてはいまどこにいるのか(複数の候補もあります)を明示しておくことが 結局、解決の早道と思います。ご参考までに このシナリオを 作りましたので 以下をご覧ください。

**

「あらいやすまさ実験絵画工房」 福島原発事態認識のためのシナリオ(荒井康全)(4月9日午後掲載予定)

以下にクリックすると グリル表に入れます。(2016/4/21荒井)

http://arai.art.coocan.jp/higashi-sagai-ronsetunewpage3.html

 

http://arai.art.coocan.jp/index.htm

(「技術調査」のアイコンからはりますが、見つけにくいですね。(2016/4/21荒井)
9.ひとつ、細かいことですが どうしても気になるのは
NSSR
の実験の教えるところによれば、水素爆発そのものでは燃料破損はあっても、溶解脱落はなく、そのあとの静かな放熱で収まるが、やみくもに低い温度の水を投入すると被覆材が脆性破壊し、水蒸気爆発し、燃料飛散・脱落するという実験結果です。 こうなると、もはや制御棒は話の外です。 これを当初から総理官邸と東電の間でとりあげられたのか。専門家の間では常識であったのかもしれません。やや悲しいことですが 指導的な原子力技術者の責任もこれから問われてくるとおもいます。
以上

 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4470首相官邸等への投稿メール原文

2016-04-19 13:57:20 | 原発関連
 

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 資料a4470首相官邸等への投稿メール原文

a4470(No.15

日本復興レジュメ案

  菅 直人総理殿

(投書者の氏名、住所、電話番号、E-mail記述を削除した。2016・4・21荒井) 

日夜のご奮闘感謝しています。今回の復興会議に期待しています。

以下は日本復興レジュメ案です。内容は進化しますが、基本は変わりません。その都度肉付けし、提言しますので ご参考にしてください。(なお 「あらいやすまさ実験絵画工房」http://arai.art.coocan.jp/index.htm にも掲載します)

****

< 私の提言レジュメ>

「復興プロジェクト 躍進日本」案(11・04・15版)
 1.新「復興プロジェクト 躍進、日本」案は 東日本大災害からの復興を実現する国民国家的運動として、プロジェクトのレジュメ案(以下「再建プロジェクト」とよぶ)として提出する。 

1-1(日本の3割の国土が 以降20年間人が住めない前提で考える。)

1-2(再建プロジェクトは これまで見過ごしてきたが、国家崩壊に直結する根本問題の解決を前提とする。)
1-3(太平洋戦争敗戦とおなじ重みで捉え、15年完成 3ラウンドの新5カ年計画)とする。)

1-4(つぎの四つの理念から学ぶ:明治維新、 東西ドイツ統一、 TVA計画 そして マーシャル計画)

1-5(第一の5年間に被災者の完全社会復帰達成を優先する。)

1-6(次世代の「債権者」である若い年齢層に、計画段階から参画してもらう。)

1-7(年度予算2倍規模(100兆円規模)の財政投融資計画をたてる。)

1-8(財源の一部として、「復興税」の導入もする。)

1-9(‘新ケインズ政策’として、復興財源向けの税収の自然増を主眼とする復興市場で景気刺激をする。 )

1-10(日本純粋主義を脱皮して、海外に経済市場をひらく。)
1-11(単なる経済投機や 主権侵犯なるものは排除する。)

2 再建プロジェクト

2-1候補

a(東京を中心とする首都圏など、都市の適正密度化への再配置転換)

 

b(臨海線産業構造、国土交通構造の再配置転換)

 

c(安全保障の再構築)

 

d(経済・環境・文化のグローバル化への再構築)

 

e (その他)・・・・

 

2-2 特定集中課題の設定

a(東日本大震災災害地の国土及び社会インフラの復興)

b(原子力を含むエネルギーと環境安全復興 )

c(復興内需型新ケインズ計画による経済活性化と復興財源化施策)

d (その他) ・・・・

2-2 参考になりそうなプロジェクト

(米国のこれまでの TVAなど、グランド系のプロジェクトが参考にならないか)

(東西ドイツ統一のときの手法が使えないか)

(マーシャルプランの手法が使えないか)
3.特定集中課題といてのエネルギー電力再建
3-1(現電力会社は 解体的な経営改革をすること。)
3-2(原子力は開発途上のものとして、国家管理の事業とする。(新動燃か))
3-3(既存のエネルギーは 独占企業ではなく、外資もふくめ、完全競争市場におく。)
3-4(原子力については 基本は(保有)とし、基本的な(再建ルール)をきめる。)
4.再建ルールの設定
4-1(健康・安全な力強い社会再建と地球環境貢献)とする。
4-2(危険率負担の平等主義)とし、その(合理的・科学的な基本尺度)を明確にして、これに徹する。
4-3(「万全を期す」、「100%安全」等 非定量的な基準を排除し、定量指標化した尺度を研究し、採用する。

(例 シックスシグマ法的な確率数学的な概念)

4-4( 国土全体視点からの資源供給の最適な配分供給方式の再評価と構築。)
以上

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料a4380 首相官邸等への投稿メール原文2011-3-16

2016-04-19 07:49:58 | 原発関連

原文

~~~~元表にもどる ↓

元表にもどる 

~~~~~~

a4380 (No.2

 東京電力への意見の送り先

エコー・ボックスへ

https://www4.tepco.co.jp/info/custom/service/echob_s-j.html

 

 

a4380

東京電力への提言 110316

 おはようございます。
きょうも 春らしい陽ざしですね。
**If the Japanese can’t, Who else could build a safe nuclear reactor?(日本ができないとすると どこの国が安全な原子炉を作ることができるのか?)
**これは昨日ご紹介したワシントンポスト紙の論説メンバーであるアン・アップルバウム女史ですが、 以下の礼状を送りました。(訳文もつくってあります。)
** アン・アップルバウム様 荒井康全(あらいやすまさ)、東京の化学工学技師です。
このたび、 ワシントンポスト紙掲載の貴女の論説 「もし日本人ができなければ世界でだれが安全な原子炉できるか?」を読む機会がありました。 これは
偉大な勇気づけをこの国のひとびとに与えてくれました。まさしくがれきに埋もれ荒廃した国土から、立ち上がろうとしています。実際、破滅的な状況で、絶望の淵におおくのひとがいます。貴女のメッセージは私のこころを打ちました。日本の同胞を代表して 貴女に感謝を申し上げます。今朝、総理大臣宛て、ならびに関係大臣、さらに東京電力宛てにあなたのメッセージを読むべきことを伝えました。本メールに以下の添付をします:
1.
和訳した貴女の論説。これは、われわれの社会に発信します。(以下省略)荒井康全 東京から。 2011/03/16
**原文をぜひお読みください。
**
「再臨界」のお話ですが、私の類推では 要は制御棒を入れてシャットダウンしたつもりですが、その棒じたいが損傷して何割かが機能していない、つまり「ガスがつけっぱなしのコンロ」になっているのではないかという危惧です。
燃料の被覆材であるジルコニウム金属合金は、Baker-Just
式というのがあって、ある温度になると急速に水と反応して
自体は酸化ジルコニウムとななり、水素ガスが発生します。
**
見かけは 再臨界と表現できるのでしょうが、ようは臨界状態がもともと続いていると類推します。
**
目下の対処策として
ともかく 燃料棒の溶けだしを止めるために冷却すること
制御棒の補助としてホウ酸のような減速材(原理的にはおなじですが、冷却材)を炉内にうまく注入することになります。(ここが、目下 苦闘されているところです。)
しかし今後の問題は 如何に核反応を暴走させないかに最大の焦点があります。外電がつたえるようにチェルノブイリレベルのひとつ下のレベル6にあるというのはそういう意味で
あろうと思います。
**
それをどうするか、冷却能力のなんらかのアップをする手段をとる。
**
制御棒と同じ機能(ホウ素とか炭素グラファイトなど)のものでしっかり(?)囲む。
さらに 核爆発に耐える厚さのコンクリート壁(石棺)で
囲む。(平成の仁徳稜といったのはそういう意味です)
**
つぎに、核爆発(暴走)の可能性、あるとすればその規模、
時期を予測して 方策をあらかじめ公表しておくべきです。
これがこの数日に仕込んだ知識からの提案となります。
**
ところで、絵描きのおとうとが、以下のようなのを探してくれました。
ドイツのメディアが放射線が風にのってどのように流れたかシミュレーションした動画です。
http://bit.ly/dHThDM


**
Thanks zephyr, you have carrying them to the ocean
safely and faraway.
西風なのがありがたいはなしです。
**
具体的なモデルで語るべきですが、これのままでは
「由紀夫」さんレベルで、却って未解決状態を増大するのでしょうか。枝野君なら かんばってくれるかな。

**徒然ごとでした。

~~~~~~

a4380  (No.2

総理官邸へのメール 110316

****

おはようございます。

きょうも 春らしい陽ざしですね。

荒井康全です。

**

「再臨界」のお話が新聞等でささやかれていますが、以下 私の見解と提案をします。

私の類推では 要は制御棒を入れてシャットダウンしたつもりですが、その棒じたいが損傷して何割かが機能していない、つまり「ガスがつけっぱなしのコンロ」になっているのではないかという危惧です。燃料の被覆材であるジルコニウム金属合金は、Baker-Just

式というのがあって、ある温度になると急速に水と反応して自体は酸化ジルコニウムとななり、水素ガスが発生します。

**見かけは 再臨界と表現できるのでしょうが、ようは臨界状態がもともと続いていると類推します。

**目下の対処策としてともかく 燃料棒の溶けだしを止めるために冷却すること制御棒の補助としてホウ酸のような減速材(原理的にはおなじですが、冷却材)を炉内にうまく注入することになります。(ここが、目下 苦闘されているところです。)

しかし今後の問題は 如何に核反応を暴走させないかに最大の焦点があります。外電がつたえるようにチェルノブイリレベルのひとつ下のレベル6にあるというのはそういう意味であろうと思います。

**それをどうするか、冷却能力のなんらかのアップをする手段をとる。

**制御棒と同じ機能(ホウ素とか炭素グラファイトなど)のものでしっかり(?)囲む。さらに 核爆発に耐える厚さのコンクリート壁(石棺)で囲む。(平成の仁徳稜といったのはそういう意味です)

**つぎに、核爆発(暴走)の可能性、あるとすればその規模、時期を予測して 方策をあらかじめ公表しておくべきです。

これが私の提案となります。

**

ところで、絵描きのおとうとが、以下のようなのを探してくれました。

ドイツのメディアが放射線が風にのってどのように流れたかシミュレーションした動画です。

 http://bit.ly/dHThDM

 

**

Thanks zephyr, you have carrying them to the ocean

safely and faraway.

西風なのがありがたいはなしです。

**

具体的なモデルで語るべきですが、これのままでは

「由紀夫」さんレベルで、却って未解決状態を増大するのでしょうが、対策方針をなるべく前倒しして、官民一緒に考えていく民主政治文化をつくるチャンスと思います。菅総理や枝野官房長官なら かんばってくれることを確信します。

 

**荒井康全

 

~~~~~~~

a4380  (No.1)(No.2)

 東電への提案 110316

受付番号 : 20110316104024

a4380  (No.1)(No.2)

  110316  首相官邸、内閣官房、経済産業省、農林水産省、国土交通省などへの意見送付

受付年月日:2011/3/16

受付ID:0000328175

宛先府省名:内閣官房、消費者庁、総務省、外務省、経済産業省、

国土交通省、環境省

 

電子政府の総合窓口(http://www.e-gov.go.jp/)です。

この度は、ご意見・ご要望をいただきありがとうございました。

 

(内容)

菅総理大臣殿 並びに 所管大臣殿
  上席化学工学技士・荒井康全です。福島原発事故の政府指示について、以下提案します。
***
放射能をもつ物質が、実際には どのようなものがどのくらい飛散、拡散するのか昨夜から調べています。
**
 核分裂によって さまざまな半減期をもつ200種くらいの放射性をもつ新元素物質ができるそうです。 多くは、ストロンチウムやバリウムなどの金属ですが、気体のクリプトンやキセノンもあります。常温での気体あるいは微小粒ですから、一般的には水の液体・蒸発に関係なく拡散します。
ただし、空気よりも重い分、拡散は、炭酸ガスなどの軽い気体にくらべて、距離とともに急激に小さくなります。
 **
問題は、どこにいるひとが どのくらい 被曝するかの見積もりがはやく明らかにされる必要があります。
**
1号炉でいうなら まず 
1.放射性物質の発生量を知ることです。
発電施設出口(格納庫)での放出水蒸気・空気量を物質量(排出量)、排出濃度の推定

2.つぎに、様々な風速があるがこの排出物質の大気移動、拡散過程での濃度の計算推定をする。

3.そして、この結果からの 地点での被曝限界の予測する。
以上のことは、これまでの大気環境の計算で十分に実績を持っていると考えます。
以上を政府は 緊急に発表し、明確な発表をすべきです。目下 半径30キロメートルを退避域にしたのならば その根拠を発表することがあとの混乱を避けることができます。
**
炉内での水素の発生原について、
原子力委員会の資料をみると、
1.燃料被覆材のジルカロイ(金属合金)がある温度 950前後で水と化学反応(金属酸化反応)を起こし、水の酸素は合金は酸化ジルコンになり、水素が出てくる。(Baker-Justの式として知られています)この現象を委員会は認めており、安全管理指針に指定しています。
2.したがって、水に熱分解がおきる2000℃説は 一端とりさげます。
3.水蒸気は充満しますから 水蒸気爆発は否定できないように思います。その過程で水の熱分解はあるいはあったかもしれません。(一般に、水蒸気爆発の機構はまだ十分に解明されていないとおもいます)
 この辺も、東電そして政府は わかっているもの、未解明であるもの、これまでのデータから判断したもの、その根拠をを明らかにすべきであるとおもいます。
**
マスコミも、理性的に問題の本質を究めるのではなく、感情的に非難だけをあらわにして、居丈高に論難しているのは、いかがかなものかと思います。 自分だけが いい子になっているすがたは見苦しくおもいました。 


元表にもどる 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする