一目惚れしたこの瞬間に、感謝と乾杯!!

人生長く生きていると種々雑多な事・物が頭に鬱積してすっごく重たい今日この頃です。今こそリフレッシュ!それでは、よろしく!

いざ暑い夏本番!汗との格闘の末、きれいなモデル写真を何枚撮れたかなぁ??!於'11葛西臨海公園撮影会

2011-07-18 | Weblog

葛西臨海公園の名物「花の大観覧車」

 日本もいよいよ夏本番となりました!皆様ご機嫌いかがでしょうか?当方は、やや夏ばて気味ではありますが、なんとかマイペースで、日々を生活している今日この頃です!暑い最中、色々と私事的所用があり、ブログの更新が延び延びととなってしまいましたが、今回もよろしくお願いいたします。

 2011年7月10日(日)に、東京・江戸川区臨海町にあります「葛西臨海公園」で開催されました、全東京写真連盟主催「2011年葛西臨海公園撮影会」の模様や当方の感想などを、「下手の横好きスナップ写真」を交えて綴っていきたいと思います。

 早くも昨年の夏を思い起こさせる「この暑さ」に、我らが全東の野外でのモデル撮影会は、色々な意味で過熱する一方ですね!一方、今年は待ち焦がれていた上野で例年開催されていた「納涼会」が連盟予算の「想定外の赤字!?」等々により、開催中止となりました。ここは、このブログを観覧されている本当に写真好きなカメラマンの皆様にも、是非是非一回でもご参加していただき、連盟を傾けないようなご助力をいただけますれば誠にありがたい所存でございます!

 ちょっと連盟役員でもないのに、余分なことを書いてしまって申し訳ありません!さてさて、今回の出演モデル名を記しましょうか?今回は11名が出演予定の所、麻絵さんがドタキャンしたため、モデル10名での撮影会となりました。

開会式のモデル紹介

  1. 高室 仁美(タカムロサトミ、2011年フォトジェニック)
  2. (イツキ、2011年準フォトジェニック)
  3. 優華(ユウカ、2011年契約更新モデル)
  4. 小宮 慶子(2011年契約更新モデル)
  5. 水嶋 夏月(ミズシマナツキ、2011年契約更新モデル)
  6. 宮沢 磨由(2011年契約更新モデル)
  7. 神崎 由莉(2011年契約更新モデル)
  8. 高橋 弓(タカハシユミ、2011年契約更新モデル)
  9. 橘 環(タチバナタマキ、2011年新人モデル)
  10. 夕紀(ユウキ、2011年新人モデル)

 今回も昨年と同様、芦ヶ池へと流れている小川を境として、午前中は陸側、午後からは浜辺側という撮影場所になりました。ここは結構園内が広く、林や森が多い為、モデル全員を写せるかなぁと思っていましたが、今回は幸い全員を撮ることに成功しました!当方も、「不断の行い」が良いせいなのでしょうか?

橘環さん

高室仁美さん

樹さん※その場その場の雰囲気を察して、ポーズや表情を作るのが上手い!乗っていますね!!

園内案内図

 ここは人の賑わう公園でして、若い女性がモデル撮影を見物していましたが、中には「フォトモデルをやりたい」という方もいるんじゃないでしょうか?「モデル募集のチラシ」などを差し上げると、全東の紹介にもなり、また全東のモデルへのきっかけともなります。「簡単なチラシ」を直ぐに配れると良いかもしれませんね!

優華さん※背が伸びたそうです!まだ学生ですし、色々と伸び盛りのようで??

宮沢磨由さん

小宮慶子さん

高橋弓さん※「ひねり」を効かせた衣装が、いつも素晴らしいですね!髪飾りの向日葵も、衣装の雰囲気にピッタリ!でも、ちょっと若杉??

 7月16日(土)は、久々に全東の写真コンクールに入選したので、台東区民会館まで出掛けてきました。年間総合優勝は、20年間?その位置を堅持している、内藤勝之さんが、今年も見事二位以下に大差をつけての優勝でした。インタビューで答えた内容に、「一つ目は、休まず参加すること」、「二つ目は、毎回賞に入るよう努力すること」だそうです。とは言っても、なかなか毎度コンクールに一番低い佳作として入賞すること自体が、そんなに簡単ではないのは事実ですね!何十年も全東などでモデル撮影をしている経験豊富な諸先輩がおられる全東ですから、2-3年のモデル撮影の経験では、「月とスッポン」以上の差はあろうかというもの!上位入賞は、まったく遠い夢かもしれません。それと、「撮影の才能」がおありかと思います。これについては、「無い物ねだり」のようですので、もうご勘弁を!?

 以前触れましたが、1年ぐらい前から参加し始めた女性カメラマンの菊池邦子さんが堂々の総合3位に入ったのは、本当にお見事でした!全東のカメラマンの中では大変な話題を呼んでいますね!まさに「道場破り」にも似た、あっぱれな作品に当方は拍手を贈りたいと思います。「女性の眼」と「女性の感性」とで、さらに高度なカメラ撮影技術を持ち合わせたら、(同姓の)モデル撮影についてはまったく男性は叶わないと、先輩カメラマンが申されていたのは、まったく同感ですね!今後のご発展を祈ります。

午後のモデル紹介

葛西渚橋を見る

夕紀さん※女性は髪型で大変身!すごくきれいなイメージがドドーンと湧いてきて、撮影枚数も増加!!

水嶋夏月さん※水嶋さんの持っている「清楚」&「清純」なイメージ?が見事に生きました!そんな雰囲気にぴったりのロケ場所と、もちろん彼女の衣装のセンスも断然光っていますよ!

神崎由莉さん※ちょっと大人っぽくなりましたか??いやいやまだまだまだ可愛いですよ???※ここに掲載したモデル写真は全て全東の「2011年葛西臨海公園撮影会」で当方が撮影したものです。モデルさんにも肖像権がありまして、故に二次使用は禁止です。

鳩が5羽横に並んでいたので、ちょっと撮影!

 葛西臨海公園では、モデルさんの更衣場所が遠くなる都合上、休憩所の側に仮設テントを作って更衣室にしています。ただ、夏場は蒸し暑いかも知れませんね!!帰り際に、近道にも当たる仮設テントの脇を通りかかったのですが、中を見ますと閉会式を終わって、もらい物の写真などを整理しているモデルさんを多数発見!テントも開けていると涼しいようですが、まったりお喋りという体のモデルさんのくつろいだ雰囲気は、撮影中とはまた違ったリラックスしたものがあり、これはこれでいいのでしょう!1枚記念撮影しておけば良かったと思いましたが、既にカメラはリュックの中で出せませんでした!一方テントの後方のちょっとした高台のベンチがある木陰では、何と今年の新人さん4人が、写真の整理などしつつ、こちらもまったりしているじゃありませんか?勘違いかもしれませんが、「年配モデルがテントの中で、新人は蚊帳の外」と言うのは、年功序列社会(野球や相撲社会ではありませんが、、、)の縮図がこ~んな所にも生きているのかなぁ??と思いました。

閉会式で談笑し合う橘さん、夕紀さんのお二人

閉会式は、横から失礼!!

それではご機嫌よう!

一目惚れでした! 


柳の下に二匹目のドジョウはいなかった?!「乙女の祈り」の作曲者、バダジェフスカのピアノ曲を上梓!!

2011-07-02 | Weblog

 おしゃれで、上品、そして乙女心を見事に表現したピアノ曲として、世界中で今現在でも頻繁に演奏されている作品の中に、テクラ・バダジェフスカの「乙女の祈り」があります。それほど技術的には難しくなく、程ほどに甘く、程ほどの長さ、そして左手のオクターブのメロディーで充分すぎるほどの演奏効果を上げていることでも超有名な曲ですね!ある意味、「カステラ」?感覚のように重すぎない小粋な作品ですね!

 今回彼女の「乙女の祈り」以外の曲にも注目!色々と作曲していまして、その中の2曲を「You Tube」に上梓いたしました。

乙女の祈りの楽譜を持つバダジェフスカ像

 テクラ・バダジェフスカ(Tekla Badarzewska-Baranowska ※ポーランド語に近い表記では、ボンダジェフスカまたはバダルジェフスカと言うようです!)は、ポーランド、ワルシャワに1834年に生まれ(1838年生の説有り)、結婚し5人の子供をもうけたましたが、病弱の為、1861年、27歳の若さで夭折しています。

 ご存知「乙女の祈り (La priere d'une vierge)」については、ネット情報の受け売りですが、1856年にワルシャワで出版され人気を呼んだため、1859年にパリの音楽雑誌の付録として楽譜が発表されると、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、オーストラリア、アメリカの80を超える出版社から次々と刊行され、また様々な編曲でも親しまれたそうで、つまり世界中で売れに売れたピアノ小品となりました!

 彼女は生前にこの手のサロン風ピアノ小品を35曲あまり作曲していますが、正式な音楽教育を受けなかったせいか、曲作りに素人臭さが残り、和声コードの進行なども単純で、音楽としての深みが少ないため、「乙女の祈り」一曲のみが、時代を超えて現在でも演奏されているようです。また日本ではピアノ学習者に人気があり、次のステップへの一つの目標にもなっているようですね!

 特にこの曲の最後の変奏部のメロディーに表れるマンドリンのトレモロを思わせる同音反復の華麗さは、現在でも我々の心を捉えて放さない大きな特徴となっています!18歳の時に作曲されたようで、これは本当に「傑作」と言える作品に仕上がっています。


  ところで、バダジェフスカを取り上げようと思い立ったのは、他でもない若手ピアニストの横内愛弓さんがYouTubeに演奏をアップしていることと、そして偶然「バダジェフスカ作品集」がキングレコードから発売されていることを知って、これを聴いたためです。収録曲のほとんどが初録音ということですね。聴いていて、ちょっと納得のいかない演奏とかがありまして、それで自分で演奏(生ピアノではなくて、パソコンのDTMで演奏する訳ですが)したくなったんですね!

 まぁ、若いプロのピアニスト(ユリヤ・チャプリーナというロシアの若手ピアニスト)が、素人っぽいピアノ作品を、延々17曲も料理するのはさすがにしんどいかなぁ、と思いました。ただし、出だしの一曲目の「乙女の祈り」は、まさにバダジェフスカの目に染みいる曲想を最大限に生かし切った、素晴らしい演奏だったことをお伝えしておきますね。それと、バダジェフスカの後期の作品の中には、間違いなく傑作といえる作品もあるようです。同国の音楽評論家?の方が解説しておられますが、結構バダジェフスカの生い立ちなどを調査されたようで詳しくて勉強にはなりました。※ご参考までに、下にCDのジャケットを掲載しました。こちらの方は、17-8才のお若い綺麗な方ですね(^^;

 

 

 かなえられた乙女の祈り-バダジェフスカ作品集 

 今回は、2曲Midi打ち込みをして、掲載しました。一つめは、「Vision」(幻影または夢)です。ちょっともの悲しげなメロディーから始まりまして、突然例のトレモノが長調で明るく現れ、その後鳥の冴えづり風なメロディーへと進み、最初のもの悲しいメロディーが繰り返されて、深い悲しみに包まれて終わります。「失恋の歌」と言うよりは、自然の中でのちょっとした「しんみりした歌」といえるかもしれません。

 2曲目は、主題と3つの変奏曲からなっていまして、こちらは結構明るく、まさにサロン的社交的な風景が見えてきます。もちろん三拍子ですね。舞踏会風なイントロから始まりまして、最後のクライマックスの第三変奏は、例のトレモロによる華麗なるメロディーへと変身して、静かに幕を下ろします。これは、彼女はとっておきのメロディーが閃いたのでしょうか?目に染みいる曲想と言いますか、素晴らしい出来映えです!当方は、これは「乙女のい、、」ぐらいのレベルには達していると思います。見直されて、もっともっと演奏されても良いのでは!と思いました。

 偶然ながら、2曲とも、バダジェフスカのトレードマークになっているトレモロが効果的に使われているのが、ほほえましいですね!それでは、どうぞお聴きください!

(1) Thekla Badarzewska "Vision(幻影または夢)"

 

(2) Thekla Badarzewska "Le reve d'un ange(天使の夢)"

 バダジェフスカは、「乙女の祈り」の版権とかで、結構なお金が入ったのでしょうか?二匹目のドジョウを狙ったのは当然でしょうが、そうは問屋が卸さないのは、どんな時代でも同じ様でして、、、?その後のピアノ曲のタイトルに、やたら「乙女」とか「祈り」という文字が入ってしまうのは、作曲家となった「人の性」なのでしょうか?「かなえられた祈り」、「乙女の夢」、「乙女の晩祷」、「孤児の祈り」、「母の祈り」、「水夫の祈り」、「乙女の感謝」などなどで、果ては「乙女の祈り第2番」などというタイトルも出現!!

 結局の所、最初に世に出した「乙女祈り」以上の、「傑作&超人気」作は残念ながら出せなかった様です。

ちょっとご興味を持った方への情報として、ラッキーなことにバダジェフスカのピアノ作品集の楽譜が、ヤマハから出版されていまして、全7曲入っています。7曲目の「かなえられた祈り」や6曲目の「森のこだま」などに注目ですね。この楽譜集に掲載の「森のこだま」や「希望」など聴きますと、バダジェフスカの新たな一面と、より進化した作曲技法と楽想の魅力を、新たに見つけ出せるかも知れませんね!

バダジェフスカ ピアノ作品集~乙女の祈り~

それでは!一目惚れでした!