一目惚れしたこの瞬間に、感謝と乾杯!!

人生長く生きていると種々雑多な事・物が頭に鬱積してすっごく重たい今日この頃です。今こそリフレッシュ!それでは、よろしく!

「ONIX DAC-25」の音の魅力は、ずばり、いつまでも聴いていたくなるような女性ボーカルの味わい!!

2011-09-16 | Weblog

こんにちは!

 9月も中旬と言うのに、毎日30度を超える蒸し暑い「残暑」に、「もう止めてくれ!」と言いたくなるような今日この頃ですね!(大汗かきなので、ダラダラ汗で困っています!)

 今回は、「オーディオ」のお話ですので、ご興味がない方はスルーしてくださいね!

 

 

 

ONIX DAC-25のアクリルを用いたブラックフェイスのフロント

 実は以前から気になっていたUSB入力のあるDACです。

2ヶ月ほど前にDTM用のプリメインアンプを、中古のONIX(オニックスではなく、オニキスと呼ぶそうです!)製「A-65」に交換してから、その音の魅力に取りつかれていて、その流れで、遂に同社製のD/Aコンバーターもゲットしてしまいました!

とは言え、こちらも中古です(汗)^^!

 

 「A-65」については、音作りが上手いと申しましょうか、音楽の空気感を上手に伝えるような、かつしなやかでなめらかな魅力的な音なんですね!ちょっと音のエッジが丸くなっているようでして、変な音や刺激臭い音は、一切スピーカーからは出ないです。特にエッジの鋭い硬質な感じのドラムなどのパーカッション類も、きつくなる寸前のギリギリの所に合わせて角を丸めているようで、非常に聴きやすい音になっています。これなら、何時間でも聴いていられますね!まったりと聴けるけれど、BGMライクでは無い、実は音のリアリズムで内側から聴き手を揺さぶって熱くしていく魅力的な音と申しましょうか?まぁ、価格がお安いですから、当然価格なりの音質ですが、このアンプでしか聴けない音であることも確かです!

 元を質せば、オーディオ雑誌の評論家の評価が、まさに間違いのないことが書いてあったために、苦労せずに辿り着けた、当方にとっては「くつろいで楽しくさせてくれる音」といえますね!そして、評判も上々のようですし、、、。程ほどにワイドレンジ、密度感があり、出力も8Ωで60+60Wとスピーカードライブ能力も長けていますし、、、。

 以前使っていた「Aura Design」と相通じるような、「デザイン」と「こだわりの音」と言う「個性的」なオーディオ機器と言えますね。ピュアオーディオの価格帯からすれば低価格商品と言えますが、コスト的に必要最低限の中での「音作り」に英国製としての美意識と精神性を感じさせます(ちょっと日本人の「箱庭」的心と言いましょうか、コンパクト&低価格でありながらも、欲張らないけれどベストを尽くした美徳精神と言えるでしょうか??)。

 特に、アクリル製のブラックなフロントパネルに金色のつまみ類(鏡面のようにぴかぴかな為下界のものがすべて映し出されます!撮影者も写っていたりして、、、?)を配しているデザインは、嫌いな人はまったく受け付けないでしょうが、当方みたいな「only one」を欲しがるオタク族?にとっては一つのステータスにもなり得るんですね!これだけで、本当にしびれます!!

 

入力切換とアップサンプリング切換

 昨日がDAC-25を運転した初日でした、、、。

音楽を聴き始めて最初の30-40分間ぐらいは、何が何だか分からないような、焦点の定まらない音がスピーカーから出てきて、目が点に・・・。

これは、ケーブル類を含むマイオーデイオシステムにこのDAC-25が慣れていない為の、いわば「慣らし運転」の時間でした。

 

 その後、突然、変化が、、、!!!

勿論192Khzにアップサンプリングしての音ですが、ちょうど、最近はまっている「NOON」のボーカルCDを鳴らし始めた頃に、変化が訪れました!

 

 以前から聴いているnoonより艶やかでして、中域の密度が増しているせいか、ブレスする様子などもハッキリ聞こえてきます。スムーズで滑らかな感触の声でして、なかなかの魅力!そして精彩感と言いましょうか、色彩感と言いましょうか(同じ表現か??)、よく楽器の実体を捉えた音ですね。これは、アンプと似ている部分もあるかなと思いました!

 それでいて、声だけがスピーカーの前の方にぐわーっと出てくると言うような音でもなく、ごく自然に、リラックスした感じの音になります。

 つまり、何かONIXの音には、繊細で様々なニュアンスを含んだボーカル(=声と言うことで、勿論いくら大声を出しても、人間様の出しているものですので角は丸くなりますよね!)に、良く合うのかも知れません!あるいは、そこら辺を加味して、意識して造ったのかも知れませんね!

 

 最初、低域、中低域が聞こえづらかったのですが、雑誌などの評によると、柔らかな音の出方のため、当方の耳が慣れていなかったせいか、聞こえにくかったようです。そう言われてみると、中域から高域も、ソフトな感じがします。また、多少ハイ上がりの音になりますが、これは、電源ケーブルやインシュレータでバランスを取れる範囲内のことと思われます。

 30-40分して、当方が慣れてきたことにもよる訳でして、こういう音ですので、ガチガチに締め上げた音で聴いている時とは違って、緊張感も少なく、リラックスして聴いていられると言うことのようです。

 オーラデザインの音を誰だったか「マシュマロの音」と言っていましたが、こちらは「外が柔らかく、中味が美味しいさ200%と濃いフルーティーな音」と申しましょうか、、、???

 

 まだ一日しか聴いていないので、今後の変化(マイシステムと当方の耳を含めての、、)が楽しみですね!

あとリアパネルにあるフューズを今流行りの「高音質フューズ」に交換したりすると、さらなる「リッチな音」に変貌するかも知れません!

 

 DAC-25には、バランス出力があるのですが、何故かアンプA-65にはバランス入力はありません。恐らく、このDACは自社製品をターゲットにしたものではなく、もっと汎用性のあるものにしたと言うことなのでしょうか?英国本国や海外での価格は$630と相当お安い価格設定ですので、もちろん評価は高いし、評判もよろしいようです。きっと販売量も多いのでしょう!もっと日本国内でも、見直されても良い製品だと思います。それに、ヘッドホン用出力(中央のつまみが音量調整用です)も立派に付いていますし(今回は、ヘッドホン出力については割愛しました)、、。本当は、C/Pが超高い製品なのかもしれませんね!?

 もう一つ、こういう繊細ながらも柔らかい音ですので、スピーカーとの相性は、案外問題となるかもしれません!ガチガチに締め上げたスピーカー(タイトな音)では、ケンカをしてしまって良い音が出ないかも知れませんのでご注意を!オーディオショップなどで、一度スピーカーと組み合わせて試聴された方がミステイクにならずに済むかも知れません!

 

 機会があったら、その後の感想などを書きたいと思います。(※Kripton製AB-G2500のオーディオボードに乗せて、電源ケーブルはaudioquest 旧NRG-5を使用しました。)

 

それでは、ご機嫌よう! 一目惚れでした!